上棟式はする？しない？上棟式の意義や準備するものについて

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上棟式とは、家を建てる際に棟上げまで完成した時点で行う儀式のことです。また、工事関係者の方との交流を深められる貴重な場にもなっています。最近では上棟式をしない、もしくは簡略化されたケースが増えてきており、何をするのか、行うべきなのか悩む方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、上棟式の意義や当日の流れ、必要な準備についてご紹介します。

上棟式とは？

上棟式当日の流れ

上棟式は棟上げの作業が終了した後に行うので、一般的に午後からの開催になります。
今回は、略式上棟式の当日の流れをご紹介します。

上棟式の当日の流れ
棟梁が棟木や祭壇に飾り物をつける
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棟梁が家の四隅に酒、米、塩をまいて清める
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祈願・二礼二拍手一礼する
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施主が挨拶して乾杯する
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棟梁や関係者の挨拶
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手締めで終了
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施主から関係者へご祝儀や引き出物を渡す

上棟式は地域の風習によって内容が異なる場合もあるので、当日の流れは事前に確認しておきましょう。

上棟式にかかる費用は？

上棟式では以下のものに費用がかかります。

• 上棟式の儀式で使うもの
• お弁当、飲み物など
• 引き出物（職人さんに渡す手土産）
• ご祝儀

上棟式の儀式で使うものやお供え物の費用は1～2万円が目安です。職人さんへのお弁当や飲み物、引き出物は当日集まる人数を事前に確認し、人数分用意しておく必要があります。ご祝儀の相場は棟梁や現場監督が1～3万円、その他の職人さんが5000～1万円ほどです。

上棟式でかかる費用は職人の人数などで変動するため、総額で10万円前後を想定しておくと良いです。餅まきなどをする場合は、30万円ほど費用がかかる場合もあります。

上棟式に向けてどんな準備が必要？

上棟式に向けて必要な準備や、事前に用意しておくものをご紹介します。

参加人数を把握する

上棟式ではご祝儀やお弁当、お酒、引き出物などを用意するために人数を把握しておく必要があります。事前に当日作業に関わってくれる方の人数を確認しておきましょう。

上棟式で使うものを準備する

上棟式で使う神酒、粗塩、洗米などは施主が用意します。
棟札（むなふだ）は、施工会社やハウスメーカーが準備してくれることが多いようですが、自分で用意する場合は神社に依頼しましょう。棟札とは、建築の記録として棟木や梁に打ち付けておく木札のことです。
餅まきや銭まきをする場合はお餅、お菓子、お金などをまくため、必要な場合は準備しておきましょう。その他、神酒を飲むときのために必要な紙コップも忘れずに準備しておくと当日慌てずに済みます。

おもてなしの品を準備する

休憩時間の職人さんのお弁当や飲み物などは施主が用意します。
季節に応じた飲み物、個別包装になっているお菓子、お弁当は何種類か用意しておくなどの配慮があると良いでしょう。
上棟式終了後に職人さんへ手渡すご祝儀や引き出物も準備します。これはあくまで施主の気持ちなので渡さなくても問題ありませんが、棟上げのために集まってくれた職人さんへの労いとして渡すと喜んでもらえますよ。

施主挨拶を考えておく

上棟式では施主からの挨拶をする場があります。
挨拶で何を言うか悩むかもしれませんが、短い文で大丈夫です。工事関係者の方への感謝の気持ちと完成までの安全を願う気持ちを伝えましょう。

上棟式は職人さんたちと絆を深める良い機会

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まとめ

今回は、家を建てるときに行う上棟式についてご紹介しました。最近では上棟式をしないご家庭も増えていますが、家づくりをお任せする職人さんとの交流を深める貴重な場です。これから新築を建てる予定がある方はぜひ上棟式を経験してみてください。