合鍵を勝手に作られたかも?勝手な侵入を防ぐ対策方法を解説
「合鍵を勝手に作られたかもしれない」と感じたとき、明確な証拠がなくても強い不安を覚える方は少なくありません。鍵が不正に複製されていた場合、ストーカーなどの不法侵入や空き巣被害につながるおそれもあります。
この記事では、合鍵を作られる主な手口や不法侵入を防ぐための対策、合鍵を勝手に作られたと感じたときの対処法を分かりやすく解説します。
目次
合鍵による不法侵入被害は発生している
令和6年の侵入窃盗の侵入手口は「無締り」がもっとも多いですが、「合鍵」で侵入しているケースも多くなっています。
一戸建て住宅の場合は、合鍵を使用しての侵入は全体の2.5%ですが、3階建以下の共同住宅の場合は12.3%、4階建以上の場合は24.9%と、マンションやアパートなどの集合住宅になると割合が多くなっています。特に4階建以上のマンションの場合、無締りの次に合鍵での侵入が多いことが分かります。
不正に複製された合鍵は、侵入窃盗だけではなくストーカー犯罪に利用されるおそれもあるため、注意が必要です。
合鍵を勝手に作られる場合の手口
合鍵は、鍵を貸したときやなくしたとき、または鍵番号を盗み見られた場合に、勝手に作られるケースがあります。
鍵を貸していた間や紛失時に合鍵を作られる
合鍵のトラブルで多いのが、元パートナーや知人に鍵を貸していたケースです。短時間であっても鍵を預けている間に、無断で複製されているおそれがあります。
また、カバンを預ける場所や一部の業者に鍵を預けた際に、無断で合鍵を作られている可能性も否定できません。
さらに注意したいのが、鍵の紛失です。一度紛失し、手元に戻ってきたとしても、紛失していた間に第三者が合鍵を作っている可能性があります。
鍵番号を見られて合鍵を作られる
鍵のメーカー名と、鍵本体に刻印されている「鍵番号」が分かれば、実物がなくても鍵の複製ができます。
たとえ鍵を直接貸していなくても、SNSに投稿した写真に鍵が写り込んでいたり、飲食店のテーブルに無防備に置いたりした一瞬の隙に、番号を盗み見て、複製しているケースもあります。鍵番号は重要な情報となるため、適切な管理が必要です。
合鍵が作られているかどうかは確認できない
一般的な鍵は、合鍵を作成した履歴が残る仕組みになっていません。そのため、純正キーが手元にあっても「過去に複製されたかどうか」を後から確認することは不可能です。見た目や使用感に異常がなくても、自分の知らないところで合鍵が作られている可能性も否定できないのが現実です。
もし「合鍵を作られたかもしれない」と少しでも心当たりがあるのなら、被害に遭う前に早急に防犯対策を講じることが重要です。
合鍵を勝手に作られたかもしれないときの対処法
合鍵を勝手に作られたかもしれないときの具体的な対処法は、以下の3つです。
- シリンダー(鍵穴)ごと鍵を交換する
- 電子錠に交換する
- 警察へ相談する
シリンダー(鍵穴)ごと鍵を交換する
もっとも確実な対策は、シリンダー(鍵穴)ごと交換する方法です。
シリンダー自体を新しくすることで、それまでの古い鍵は一切使えなくなるため、不正に作られた合鍵を利用しての侵入を防ぐことができます。
元パートナーに合鍵を返してもらえない場合や、鍵を紛失した場合は、トラブルを未然に防ぐためにシリンダーの交換を検討しましょう。
交換にかかる費用相場は鍵の種類にもよりますが、1万5,000円~3万円ほどです。防犯性を重視するなら、構造が複雑でピッキングに強いディンプルキーへの交換を推奨します。
共同住宅の場合は、管理会社に必ず相談してから交換するようにしましょう。
電子錠に交換する
物理的な鍵を使わない「電子錠(スマートロック)」への切り替えも非常に有効です。電子錠は、暗証番号や指紋、スマートフォンアプリで解錠する仕組みのため、鍵を預けたり鍵番号を盗み見られたりするリスクを減らせます。
また、スマートフォンで施錠・解錠の履歴をリアルタイムで確認できるため、不在時の不正な出入りをチェックできる点も大きなメリットです。万が一不安を感じた際も、すぐに暗証番号を変更できる柔軟さがあり、常に高い防犯性能を維持できます。
電子錠(スマートロック)ならオートロック機能とハンズフリー機能が備わった「SADIOT LOCK2」がおすすめです。機器はスマートフォンだけではなくスマートウォッチや専用リモコンなどライフスタイルに合わせてお選びいただけます。オプションとして遠隔での操作やリアルタイムでの施錠・解錠確認ができます。
警察へ相談する
心当たりのない合鍵の利用や、住宅に侵入された形跡がある場合は、すみやかに警察に相談してください。
施錠したはずの玄関ドアが開いている、部屋を荒らされているなどの状況では、まだ室内に犯人がいる可能性もあります。部屋の奥へは入らずに外に出て通報しましょう。安全が確認できたら、同時に鍵交換も検討してください。
勝手な合鍵作成を予防するには
合鍵を不正に作られる不安を防ぐためには、日頃からの予防策が重要です。小さな油断が合鍵の不正作成につながるケースもあるため、普段の鍵の扱い方や管理方法を見直しておくと良いでしょう。
- キーカバーやキーケース、セキュリティーシールを利用して、鍵番号を隠す
- 鍵を他人に渡さない、在宅時、外出時も置きっぱなしにしないなど、管理体制を強化する
- SNSに鍵番号の写った写真を投稿しない
- 必要がない限り、鍵を安易に貸さない
- 鍵を交換する際に、勝手に複製ができない登録制シリンダーに交換する
これらの予防策を習慣化することで、合鍵トラブルのリスクを大きく下げることができます。
不法侵入を防止するための対策
合鍵を勝手に作られた可能性がある場合、鍵交換だけでは不安が完全に解消されないこともあるでしょう。不法侵入を防止するには、複数の防犯対策を組み合わせ、侵入しにくい環境を整えることが大切です。
補助錠を設置する
玄関ドアに元々ついている鍵とは別に、「補助錠」があると安心です。主錠に加えて補助錠があることで、解錠に時間がかかります。多くの不審者は短時間で侵入できない場合、犯行を諦める傾向があることから、犯罪抑止につながります。
また、侵入経路は玄関だけではありません。窓から侵入されるケースもあるため、掃き出し窓や人目につきにくい窓にも補助錠を設置し、防犯性をより高めることが大切です。
防犯カメラやセンサーライトを設置する
防犯カメラも不法侵入を防止するための対策として有効です。
防犯カメラを設置することで「見られている」というプレッシャーを与えられ、侵入を思いとどまらせる抑止効果に期待できます。
万が一実際に侵入された場合でも、映像が記録されていれば状況確認や証拠として役立ちます。
また、防犯カメラと一緒にセンサーライトを設置するのもおすすめです。センサーライトは人の動きを感知して自動でライトが点灯することから、夜間の侵入対策として効果が期待できます。突然明るく照らされることで、侵入者に強い警戒心を与え、周囲も訪問者に気づくことができます。
ホームセキュリティを導入する
より高い安心感を求める場合は、ホームセキュリティの導入もおすすめです。ホームセキュリティを導入すると、不審者の侵入を感知し必要に応じて、警備員が駆けつけてくれます。
また、警備会社のステッカーを玄関などに貼ることで侵入抑止効果も期待できます。合鍵を使用した不法侵入や、強盗、空き巣などの不安がある際におすすめの防犯対策です。
ご自宅の安全を守るALSOKのサービス
ALSOKでは、ご自宅の安全を守るホームセキュリティや防犯カメラをご用意しています。一戸建て住宅だけではなく、集合住宅に対応した製品もご用意しているため、ぜひお気軽に相談ください。
屋外対応無線式カメラ「HOME ALSOK Connect Eye」
ALSOKの屋外用カメラは、工事不要で設置できるほか、人感センサーによる自動録画やオプションの駆けつけサービスにも対応しています。人の動きを検知するとLEDライトが点灯するため、夜間や暗い時間帯でも状況を把握しやすく、安心感を高めてくれます。防犯性能を重視しつつ、導入のハードルを下げたい方に適した防犯カメラです。
ホームセキュリティ「HOME ALSOK Connect」
ALSOKのホームセキュリティは、「セルフセキュリティ」「オンラインセキュリティ」の2種類から選べます。セルフセキュリティでは、お手頃価格でホームセキュリティを実現でき、もしものときにはALSOKの依頼駆けつけが利用可能です。
オンラインセキュリティは、不審者の侵入や火災などの異常発生時にALSOKが駆けつけます。また、身に危険を感じた際には非常ボタンを押すだけで通報できます。
スマートフォンから警備操作が可能で、帰宅時はスマートフォンを持っているだけで警備を自動解除でき、外出時にはワンタッチで警備を開始できる便利な機能も活用いただけます。
また、ALSOKのホームセキュリティは在宅中でも警備をセットできることから、就寝中や一人での在宅時にも安心です。
まとめ
合鍵を勝手に作られた可能性がある場合、シリンダーの交換等を行い、大きなトラブルにつながる前に警察に相談するようにしましょう。鍵を貸していた間や紛失時に合鍵を作られるだけではなく、SNSやバッグに入っていた鍵番号を盗み見て鍵を複製されるといったケースもあるため、日頃から鍵の管理を心掛けることが重要です。
さらに、不審者に侵入させないための対策として、補助錠や防犯カメラの設置、ホームセキュリティの導入をおすすめします。





















