環境課題への取り組み

気候変動への対応

気候変動への対応

カーボンニュートラルに向けた取り組み

ALSOKグループのCO₂削減目標

 ALSOKグループでは、CO₂排出量(Scope1+2)を2030年度までに2013年度比で46%削減し、2050年度までにカーボンニュートラルを目指します。

短期目標

 ALSOKグループでは、年度ごとにCO₂排出量に関する目標を設定し、削減に取り組んでいます。

 2025年度は「ALSOKグループ全体におけるCO₂排出総量の前年比8.62%削減」および「ALSOKグループ全体におけるCO₂排出量(売上高原単位)の前年比15.2%削減」を目標としています。

前年度における目標と実績
2024年度目標 実績
ALSOKグループ全体におけるCO₂排出量の売上高原単位を前年度比9.96%削減 CO₂排出量の売上高原単位 0.155t-CO₂/百万円(前年比▲4.52%)
→目標未達成

中・長期目標

 これまで、中期目標「2031年3月期のCO₂排出量を26%削減(2013年度比)」および長期目標「2050年までに80%削減」を掲げてきましたが、政府目標との整合性を図るべくこれらの見直しを行い、2023年に新たな目標を設定しました。

中期目標 長期目標
①2030年度までにALSOKグループ全体でCO₂排出総量を2013年度比46%削減
②2025年度までにCO₂排出量(売上高原単位)を2013年度比57.2%削減
2050年度までにALSOKグループ全体のスコープ1+2でカーボンニュートラル達成

 短期目標および中・長期目標の達成に向けて、社内で制定している車両買替基準に基づく環境対応車両(EV、HV)へ買い替えや、自社施設のLED化、導入後10年を経過した空調設備のリニューアル、OA機器の買い替え等を推進してまいります。

  1. ALSOKグループの中期目標の再設定にあたり、2022年7月のグループ会社買収によって生じた構造的変化を加味し、基準年度排出量の再計算を行いました。

使用エネルギーの削減に向けた取り組み

 ALSOKは、全国に数多くの事業所・施設と業務用車両を保有していることから、電力使用量および車両運行に関する燃料使用量の削減に全社を挙げて取り組んでいます。2022年3月期も、社員それぞれに定着した節電意識に加え、機械警備業務における車両待機方式の見直し、低燃費車や電動バイクなどの積極的導入、さらには営業員の折衝先訪問ルートの効率化や技術員の夜間配置人数の削減による車両走行距離の短縮に取り組みました。また、ALSOKは、気候変動に関連する法規制である省エネ法を支持し、年1回、行政へエネルギー使用量を報告しています。

  1. ALSOKでは、サービス提供に用いる車両運行に必要な車両燃料を「原材料」と認識し、大気汚染防止や資源保護の観点から、無駄な使用が無いよう努めています。

燃料使用量の推移(車両・グループ)

電力使用量の推移(千kWh・グループ)

M&Aにより電気使用量増加

車両燃料の削減

 CO₂排出量削減目標の達成に向けて、照明や空調設備のリニューアルを推進しているほか、節電やエコドライブなどの取り組みも行っています。

 ガードマンが車両で現場に駆け付けるという業務の特性上、車両の使用機会が多いため、環境に配慮した電気自動車やハイブリッド車への積極的な買い替えを行い、CO₂排出量の削減に努めています。

 また、2022年より都市圏などの密集エリアにおける警備員の駆けつけに使用する三輪バイクを、「電動三輪バイク」へ置き換える取り組みを開始しました。さらに、燃費性能などを分析し、東京都以外の都市への導入も検討していきます。2023年12月末現在、首都圏を中心に94台の電動バイクを導入しており、2027年度には約200台まで拡大させる予定です。

電動バイク ジャイロキャノピーe

 また、ALSOK本社やグループ会社のALSOK福島では、水素で走る燃料電池車も導入しています。

 ALSOK福島においては、復興加速に向けた福島県の活動に賛同し、風評払拭および風化防止につなげるためのスローガンステッカーを業務車両に貼ることで、復興の後押しだけでなく、脱炭素社会の実現も呼び掛けています。

 従来、現金などの貴重品輸送に用いる車両が抱えていた、積荷やそのセキュリティ対策の影響での車両の重量増加と、それに伴う燃費の悪化という課題を、車両の軽量化によりクリアしたことに加え、2024年10月、ALSOKは日本で初めてとなるEV現金輸送車を導入しました。EV車は走行によるCO₂排出がゼロであることに加え、静かで振動も少ないため、早朝夜間の走行においても周辺環境に対する影響が少ない次世代の現金輸送車です。EV現金輸送車の導入にあたっては充電が課題となっていましたが、緻密な運行スケジュール管理により課題をクリアしました。ALSOKでは今後も引き続きEV現金輸送車の導入を進めていきます。

シェアサイクルの導入

 静岡支社では、環境面から社会課題に取り組みSDGs達成に貢献することを目指して、2021年に静岡市のシェアサイクル事業「PULCLE(パルクル)」のステーション設置を開始しました。PULCLEとは、静岡市内の複数のサイクルポートに設置された、いつでも、どこのポートでも貸出・返却できる電動アシスト自転車です。PULCLEは、主に市内における近距離での営業活動に活用されており、営業員・総務員からも「ステーションへの乗り捨てが可能なため、駅周辺での行動範囲が広がり非常に便利」と好評です。さらに自転車の活用とエコドライブなどの努力により、営業車の台数削減や1台当たりの燃料使用量削減が促進され、環境負荷軽減への貢献度を向上させることができています。

静岡支社に設置されたPULCLEステーション

太陽光発電およびLED照明の導入推進

 自社施設および一棟借り施設への太陽光発電やLED照明の導入を推進しています。2024年度は綜警新横浜ビルと綜警大宮ビルに太陽光発電設備を設置し、ALSOK四万十ビルとALSOK静岡ビルにLED照明を導入しました。

綜警大宮ビル