一戸建てのポスト・郵便受けの防犯対策!郵便物の抜き取りや盗難を防ぐ!

新築 2026.03.24更新(2019.08.09公開)
一戸建てのポスト・郵便受けの防犯対策!郵便物の抜き取りや盗難を防ぐ!

ポスト・郵便受けから郵便物が盗まれる被害は、決して珍しくありません。郵便物には宛名などの個人情報や生活状況が推測できる情報が含まれているため、ポスト・郵便受けについても適切な防犯対策を講じることが重要です。
一戸建てにポスト・郵便受けを設置する場合、さまざまなタイプから選ぶことが可能です。外見はおしゃれな一方で、防犯上リスクのあるポストもあります。設置場所をどこにするかも重要です。

【この記事で分かること】

  • 郵便物から個人情報が得られ、郵便物やチラシの溜まり具合で留守かどうかが分かるため、泥棒にポスト・郵便受けが狙われやすい。
  • ポスト・郵便受けの防犯対策を怠ると、郵便物や荷物の盗難だけでなく、空き巣や特殊詐欺の被害に遭うおそれがある。
  • ポスト・郵便受けは、種類や素材、サイズ、設置場所を適切に選ぶことで防犯性を高めることができる。
  • さらに、鍵をかける、郵便物をこまめに取り出す、目隠しを設置するなどの基本的な対策に加え、センサーライトや防犯カメラを設置することで、防犯効果をより一層強化できる。

本記事では、大切な郵便物を安全に受け取るための、一戸建てのポストの選び方と防犯対策をご紹介します。

目次

ポスト・郵便受けの被害事例

ポスト・郵便受けの防犯対策を怠ると、さまざまな犯罪被害に遭うおそれがあります。具体的には、郵便物や荷物の抜き取り、ゴミの投げ入れといったいたずらのほか、室内ののぞき見やサムターン回しへの悪用、さらには特殊詐欺被害につながるケースも考えられます。
郵便物や荷物を抜き取られると、商品の盗難にとどまらず、宛名や請求書などから個人情報が流出する可能性があります。こうした情報が犯罪グループの手に渡ることで、特殊詐欺の標的にされるリスクも高まります。また、ドアポストがある場合は、そこから手や器具を差し入れてサムターンを回し、住宅に侵入される危険性も否定できません。

ポスト・郵便受けが泥棒や不審者に狙われやすい理由

泥棒は、ポスト・郵便受けに溜まった郵便物やチラシの状況から、留守かどうかを判断するといわれています。郵便物が放置されたままのポストは、在宅状況や生活リズムを推測される手がかりとなるため、注意が必要です。

ポストが泥棒や不審者に狙われやすい理由は、

  • 郵便物などから個人情報を得られる
  • 在宅状況を把握しやすい
  • 近隣住民から怪しまれにくい

などが挙げられます。

郵便物などから個人情報を得られる

泥棒や不審者は個人情報を盗むためにポストを狙うことがあります。郵便物や通販で購入した商品には、氏名や電話番号、メールアドレスなどの個人情報が記載されています。それらの情報をポストから盗み出し、特殊詐欺などの別の犯罪に悪用するケースも見られるため注意が必要です。

在宅状況を把握しやすい

ポストは生活の痕跡が外部から分かりやすく、在宅状況や生活リズム、さらには家族構成まで推測されてしまうおそれがあります。郵便物の溜まり具合から留守や不在が判断され、回収のタイミングから日々の生活リズムを読まれることもあります。さらに、投函されている郵便物の内容によっては、家族構成や世帯の状況まで推測される可能性があります。

近隣住民から怪しまれにくい

ポストは郵便物の配達だけでなく、チラシの投函なども行われるため、第三者がポストの前に立っていても不自然に見えにくいという特徴があります。そのため、不審者に狙われやすい要因の一つとなっています。特に人目につきにくい場所に設置されている場合は、周囲に気付かれにくいため、注意が必要です。

また、その家の不在状況などを暗号のようにして、ドア付近やポスト、水道メーター、室外機などにメモする「マーキング」を残すこともあります。例えば、「M」は「男性」、「W」は「女性」を表し、「W8-20(ル)」という文字列の場合は「平日8時から20時まで留守」を意味するとされています。もしマーキングを見つけた場合は、写真を撮ってすぐに消し、警察に相談するようにしましょう。

ポスト・郵便受けの選び方

一戸建てに設置するポストは、独立式・埋め込み式・壁掛けなどの種類があります。また、単にデザインだけで選ぶのではなく、耐久性や郵便物の量、外構(エクステリア)とのバランスを考慮することが大切です。

ポスト・郵便受けの種類(独立式・埋め込み式・壁掛け)

独立式ポスト(置き型ポスト)

独立式ポスト(置き型ポスト)は、地面に埋め込まれたポールやスタンドにポストを固定するタイプです。郵便受けだけのシンプルな形からインターフォンや表札が一体になったものなどもあり、サイズもさまざまです。ポスト全体が独立しているため、施錠していない場合や目の届きにくい場所にある場合には郵便物が盗難に遭う可能性があることにも留意しましょう。

埋め込み式ポスト

埋め込み式ポストは、建物の外壁や門柱に埋め込むタイプのポストです。ポスト本体をそのまま壁の中に埋め込んだタイプや、投函口(口金部分)だけが表に出たタイプなどさまざまな種類があります。建物の外壁に設置した埋め込み式のポストは、自宅内から郵便物を取り出すので、郵便物が盗まれるリスクが低いといえますが、投函口の形によっては家の中が外からのぞかれてしまうリスクがあるため、設置前に必ず確認しましょう。門柱に取り付けた場合には施錠を怠ると抜き取られる可能性もあるため、日頃から施錠を心がけましょう。

壁掛けポスト

壁掛けポストは、建物の壁に直接設置するタイプで、奥行きが浅いのが特徴です。ポストをそのまま壁に取り付けるので工事も簡単に済み、玄関近くの壁に設置することができるため、郵便物を取り出しやすいのが特徴です。また、外に設置するため、施錠されていないと郵便物が抜き取られてしまう可能性があり、注意が必要です。

防水性・耐久性のある素材

雨風にさらされる場所や日差しが強い場所に設置する場合、郵便物・宅配物を雨風や紫外線などから守るため、防水性・耐久性のある素材を選ぶとよいでしょう。
耐久性の高いスチール製のポストやさびにくいステンレス製のポストがおすすめです。

サイズ・容量

ポストのサイズは、「普段ポストに投函される郵便物や新聞の量や大きさ」など、家庭の事情にあわせて選ぶとよいでしょう。たとえば、A4サイズの郵便物を受け取ることが多い場合や回覧板のやり取りをポストで行う場合は、大きめのサイズのポストが適しています。

取り出し方法

取り出し方法は、「前出し」または「後ろ出し」が一般的です。前出しは、壁掛け型のポストに多く、帰宅時などにまとめて郵便物を取り出すのに便利です。ただし、雨の日は郵便物が濡れてしまうことがデメリットです。
後ろ出しタイプのポストは、独立式や埋め込み式に多いです。建物の外壁に埋め込んだポストの場合は、敷地内から郵便物を取り出せるため、生活動線がスムーズで外に出ずに郵便物を回収できるメリットがあります。

値段

ポストの価格は、種類や素材、設置場所によって異なります。耐久性に優れたものや、設置に工事が必要なタイプは、その分費用が高くなる傾向があります。
ポストの耐用年数は、一般的に10~15年程度が目安とされています。買い替えの際は、既存ポストの撤去費用に加え、選ぶポストの種類によっては新たに工事費が発生する場合もあるため、本体価格だけでなく総額を見据えて検討することが大切です。

外構(エクステリア)とのバランスも考える

ポストを新しく設置する場合は、外構とのバランスも考えて選ぶようにしましょう。ポストは門柱や玄関扉などと同じく目に入りやすいため、デザインや色合いが異なるとちぐはぐに見えてしまうことがあります。また、使い勝手や動線を考慮して使いやすい場所に設置することも重要です。

郵便ポストを設置する際は、それぞれの特性を踏まえ種類や設置場所を検討することが大切です。

ポスト・郵便受けの設置場所の注意点

ポスト・郵便受けの設置場所は、防犯面を考慮して選ぶことが重要です。

道路付近と玄関付近

ポストの設置場所は、大きく分けて「道路付近」と「玄関付近」の2カ所が挙げられます。
道路付近に設置するポストの種類には、独立式ポストや門柱に埋め込むポストがあります。独立式ポストや門柱に埋め込むポストは設置場所の自由度が高く、配達員が敷地内に深く入ってこないため、プライバシーや防犯の面で優れています。一方で、郵便物を取り出す際には外に出るため、雨の日は郵便物が雨に濡れる点がデメリットといえるでしょう。
一方、壁掛けポストや外壁にポストを埋め込む場合は、一般的に玄関付近に設置されます。郵便物を取り出す際の移動距離が最小限に抑えられること、天気にかかわらず郵便物を取り出しやすいことが特徴です。ただし、配達員が敷地内に深く入ることがあるため、プライバシーや防犯に配慮する必要があります。

郵便物が取り出しやすい場所・高さに設置する

家族構成や郵便物の量、生活動線にあわせて、使いやすい位置や高さに設置することが大切です。取り出しが不便だと、郵便物を回収する頻度が下がってしまい、不在だと判断されやすくなるため注意しましょう。

照明の明かりが届く場所に設置する

周囲が暗い場所に設置されていると、不審者が近づきやすくなり、郵便物の盗難に遭う可能性が高まります。玄関灯やセンサーライトなどの明かりが届く場所にポストを設置することで、不審者に心理的なプレッシャーを与える効果が期待できます。

ポスト・郵便受けの防犯対策

では、ポスト・郵便受けにはどのような防犯対策を講じればよいのでしょうか。
今すぐできる対策としては、ポストに鍵をかける、郵便物をこまめに取り出す、目隠しを設置するなどが挙げられます。さらに、防犯性を高める方法として、宅配ボックスの活用やセンサーライト・防犯カメラの設置、ホームセキュリティの導入を検討するのも有効です。

鍵をかける

ポストを誰でも開けられる状態にしておくと、郵便物の盗難に遭うリスクが高くなります。ポストを開けて郵便物を取り出したら、必ず施錠するように心がけましょう。備え付けの鍵がない場合は、外付けの鍵を設置するのがおすすめです。鍵の設置は手軽にできるので、ポストを交換することなく防犯対策を行うことができます。

郵便物はこまめに取り出す

郵便が溜まったままだと、盗難などの被害に遭うリスクが高まるだけでなく、留守であると判断され侵入被害に遭う可能性があります。そのため、帰宅時は、毎回ポストの中を確認するようにしましょう。もし旅行等で長期間家を空ける場合は、信頼できる人に郵便物やチラシの整理を頼んでおくとよいでしょう。

郵便物の回収を頼める人がいない場合は、専門のサービスを利用するのもおすすめです。ALSOKでは、長期不在の住宅向けに、建物の異常箇所がないか確認、ポストの整理や換気を行う「HOME ALSOKるすたくサービス」を提供しています。ALSOKのるすたくサービスは、空き家の定期的な見回りや郵便物の回収・整理を代行するため、ポストに郵便物が溜まる心配がありません。またオプションのセンサーを設置すれば、センサーが異常を感知するとALSOKがご自宅へ駆けつけ、状況を確認します。ご自宅だけでなく別荘やご家族の空き家などでも対応可能なので、ぜひご活用ください。

目隠しを設置して郵便物の抜き取りを防止する

郵便物の盗難を防止するには、ポストの中が見えないようにすることが大切です。専用の目隠しガードを使って投函口を目隠しすることで、見えにくくなり手も入れづらくなるため、一定の抑止効果があります。テープで貼って隠す手段もありますが、郵便物の出し入れができなくなるためやめましょう。

宅配ボックスの設置・防犯対策を行う

共働き世帯など、自宅を留守にすることが多い場合は、宅配ボックスの設置も検討するとよいでしょう。宅配ボックスがあれば、不在時も宅配便などの荷物を受け取ることができます。
また、在宅時も宅配ボックスに配達してもらえるため、生活リズムにあわせて荷物を受け取れる、配達員を装った不審者との接触を避けられるといったメリットもあります。
宅配ボックスを設置する場合は、宅配ボックスの防犯対策も重要です。スマートフォンやICカードで解錠するセキュリティ性の高い施錠形式を採用したり、防犯カメラを取り付けるなどの防犯対策を行いましょう。

センサーライトを設置する

センサーライトは、人の動きなどを感知して自動で点灯する照明です。暗い場所で突然ライトが点灯することで不審者に心理的なプレッシャーを与え、犯罪の抑止効果が期待できます。
ポスト・郵便受けの周辺にセンサーライトを設置しておくと、近づいた際に周囲が明るく照らされ、不審な行動を取りにくくなります。特に、玄関まわりや門柱、ポスト付近など人目につきにくい場所に設置すると、より高い防犯効果を発揮します。

防犯カメラを設置する

防犯カメラを設置しておくことで、いつ誰が訪問したのかを映像として記録でき、万が一被害に遭った場合でも証拠を残すことができます。実際に、カメラ映像を手がかりに犯人の特定や検挙につながった事例も少なくありません。
また、防犯カメラの存在自体が「防犯意識の高い家」という印象を与え、犯行を思いとどまらせる抑止効果も期待できます。証拠を残すだけでなく、犯罪を未然に防ぐ効果もあるため、有効な防犯対策の一つといえるでしょう。

ALSOKでは、屋外に簡単に取り付けられる無線式カメラ「HOME ALSOK Connect Eye」をご用意しています。工事や難しい設定が不要で、簡単に防犯カメラを取り付けることが可能です。
人感センサーによる自動録画に対応しており、センサーライトが付いているため、人の動きを検知すると録画開始と同時にライトも点灯します。カメラの映像はスマートフォンから確認でき、もしものときはALSOKの駆けつけを依頼することもできます。日常の見守りから緊急対応まで、安心をしっかりサポートしてくれる防犯カメラです。防犯カメラの設置を考えている方は、ぜひ「HOME ALSOK Connect Eye」の導入を検討してみてください。

ホームセキュリティを導入する

ポスト・郵便受けから郵便物や宅配物が盗難に遭い、個人情報や在宅状況を知られてしまうと、不審者に侵入されるおそれがあります。そのため、ご自宅の防犯対策としてホームセキュリティの導入をおすすめします。
ALSOKのホームセキュリティ「HOME ALSOK Connect」は、「セルフセキュリティ」と「オンラインセキュリティ」の2種類から選べます。セルフセキュリティは、お手頃価格でホームセキュリティを導入でき、もしものときはALSOKへ駆けつけを依頼することができます。
オンラインセキュリティは、不審者の侵入などの異常発生時にはALSOKが駆けつけて適切に対処します。
また、スマートフォンで簡単に警備操作が可能で、スマートフォンを持っているだけで警備を自動で解除し、外出時はワンタッチで警備を開始できる便利な機能もご利用いただけます。
ALSOKのホームセキュリティは在宅時も警備をセットできるので、就寝中や一人での在宅時にも安心です。緊急時には、非常ボタンを押すだけでALSOKが駆けつけることも可能です。ご自宅全体の防犯強化をお考えの場合は、ぜひ導入をご検討ください。

まとめ

ポスト・郵便受けは、郵便物の盗難のほか、郵便物から個人情報や生活状況が知られてしまい、空き巣や特殊詐欺などの被害に遭う可能性もあるため防犯対策が欠かせません。
たかがポスト……とは思わず、小さなことでもしっかりと対策するのが「安全・安心」への一番の近道です。ぜひ今回ご紹介したポスト・郵便受けへの防犯対策をご自宅で取り入れてみてはいかがでしょうか。

執筆:ALSOK株式会社

「安全・安心」を皆様にお届けするため、セキュリティのプロフェッショナルであるALSOKが編集しています。日常生活に潜む危険から身を守るための防犯対策、突然の災害に備える防災情報、ご高齢者やお子さまのみまもりまで、暮らしに役立つ確かな情報を分かりやすく発信しています。

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