窓用防犯ブザーの効果とは?窓におすすめな防犯グッズも紹介
本記事では、窓用防犯ブザーの効果や空き巣の侵入手口、窓の防犯に役立つ防犯グッズをご紹介します。
空き巣などの侵入窃盗による被害が後を絶ちません。そのため、自宅の防犯対策を強化しようと考えている方も多いのではないでしょうか。
防犯対策を始めるなら、侵入口になりやすい「窓」から取り組むのがおすすめです。窓からの侵入にはいくつかの手口があるため、それぞれに合わせた対策が必要です。
【この記事で分かること】
- 窓用防犯ブザーで期待できる効果
- 窓用防犯ブザーの選び方のポイント
- 防犯ブザー以外に窓対策で併用したい防犯グッズ
- 窓の防犯を強化するホームセキュリティの考え方
目次
窓用防犯ブザーの効果とは?
窓は空き巣の侵入経路として狙われやすいため、防犯対策が欠かせません。なかでも窓用防犯ブザーは、工事不要で貼るだけで手軽に設置でき、コストも抑えられることから取り入れやすい防犯アイテムです。さらに、補助錠やホームセキュリティと組み合わせることで防犯性が向上します。
防犯ブザー(アラーム)の設置で期待できる効果
- 侵入者への威嚇
- 家族や近隣への異常通知
窓用防犯ブザー(アラーム)は、窓の開閉やガラスへの衝撃に反応して大きな警報音を鳴らします。空き巣は警報音などで周囲の注目を集めることや目立つ行動を避ける傾向があるため、窓用防犯ブザーを設置しているだけでも、侵入をためらわせる効果が期待できます。
万が一警報音が鳴った場合は、侵入を諦める可能性が高まります。また、大きな音が鳴ることで近隣住民や家族が異変に気づきやすくなり、迅速な対応につながります。
窓用防犯ブザー(アラーム)はどこに付ける?
- 窓の上部・下部
- クレセント錠(鍵)の近く
窓用防犯ブザーは、外から届きにくい窓の上部や下部が適しています。また、空き巣が狙うとされているクレセント錠(鍵)付近に設置するのもおすすめです。1階の窓だけでなく、ベランダやカーポートなどを足場に侵入できる2階の窓にも設置すると安心です。
窓用防犯ブザー(アラーム)の選び方
窓用防犯ブザー(アラーム)を選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。
- 検知方式で選ぶ(開放検知型・衝撃検知型)
- 音量で選ぶ(90dB以上が目安)
- 設置しやすく落下しにくいこと
- 電池の持ちや警備ステッカーの活用
- 賃貸住宅でも取り付けやすいタイプ
検知方式で選ぶ
窓用防犯ブザー(アラーム)には、窓が開いた瞬間に警報音が鳴る開放検知型や、窓の振動に反応して大きな音が鳴る衝撃検知型があります。引き違い窓には開放検知型が適しており、衝撃検知型は開き窓と相性がよく、誤作動も起こりにくいといわれています。
また、両方に対応したタイプもあり、侵入手口に関係なく犯行を検知しやすくなります。
音量で選ぶ
窓用防犯ブザー(アラーム)を取り付ける際は、大きな音が鳴るものを選びましょう。防犯ブザーとして十分な大音量の90dB以上の音が出るタイプであれば、威嚇効果効果が期待できます。音量が大きいほど侵入者への威嚇効果や近隣・家族への異常通知効果が高まります。
設置のしやすさ
簡単に設置できることも大切なポイントです。自分で手軽に取り付けることができれば、防犯対策のハードルを大きく下げられます。薄型タイプであれば、窓の開閉を妨げにくく、頻繁に開閉する窓にも設置できます。
一方で、少しの衝撃で落下してしまうようでは、十分な効果が得られません。しっかりと固定でき、落下しにくい製品を選びましょう。
電池の持ち・警備ステッカーの併用
窓用防犯ブザーは、電池で稼働します。電池寿命は製品によって異なりますが、目安は半年~1年程度です。電池交換のしやすさも、チェックしておきたいポイントです。さらに、警備ステッカーを貼ることで侵入を抑止できる可能性が高まります。
賃貸住宅でも設置しやすいタイプ
賃貸住宅の場合は、両面テープで取り付けられる工事不要のタイプが良いでしょう。引き違い窓の開閉を妨げにくい薄型設計の製品もあります。
ALSOKの「どろぼーセンサーⅡ」は、窓と玄関ドアどちらにも利用できる防犯ブザー(アラーム)です。窓やドアの開閉、窓ガラスの破壊(振動)に反応し、90dBの大きな音が鳴ります。薄型で目立ちにくく、落下しにくい安心設計のため、手軽に窓の防犯性を高めたい方におすすめの防犯グッズです。
犯罪者が選ぶ侵入口のトップは「窓」
出典:警察庁「令和6年の犯罪」
警察庁によると、一戸建て住宅での侵入口として、もっとも多いのが「窓」です。3階建て以下、4階建て以上の共同住宅でも窓が2番目に多くなっています。そのため、一戸建て・マンションを問わず、まず窓の防犯対策をすることが重要です。
侵入口に選ばれやすい窓とは?
侵入者が侵入口として狙う窓には、いくつかの特徴があります。一般的には、雨戸やシャッター、面格子がない窓が侵入されやすいといわれています。また、周囲から見通しが悪い場所にある窓や、近くに足場となるものがある窓も侵入口になり得ます。特に、無防備になりやすいテラスの窓や、足場が安定している2階のベランダの窓などは注意が必要です。
一方で、侵入に5分かかると約7割の侵入者が犯行を諦めるといわれています。窓の防犯対策は必ずしも大がかりなことをする必要はなく、防犯グッズの設置などによって、侵入にかかる時間を少し長くするだけでも高い効果が期待できます。
出典:警察庁「住まいる防犯110番 侵入者プロファイリング~心理と行動3」
空き巣が窓から侵入する際の主な手口
- 無締り
- こじ破り
- 焼き破り
- 打ち破り
- 突き破り
空き巣は、さまざまな方法で窓から侵入します。ここでは、窓から侵入する場合の空き巣の手口について詳しく解説します。
無締り
警察庁の「令和6年の刑法犯に関する統計資料」によると、住宅を対象とする空き巣の侵入手口の39.1%は「無締り」とされています。つまり、不審者の4割近くが施錠されていない窓や玄関などを狙って侵入しているということです。
ゴミ出しや郵便ポストの確認など、鍵をかけずにほんの少しの時間家を空けた隙に侵入されるケースもあります。短時間の外出、在宅中を問わず、窓や玄関ドアは必ず施錠するようにしましょう。
こじ破り
こじ破りとは、ガラスと窓枠の間にあるゴム部分にマイナスドライバーなどを差し込み、こじるようにしてガラスを割る方法です。窓のクレセント錠付近に小さな穴を開け、そこから指を入れ解錠して侵入します。三角割りとも呼ばれる手口で、ガラスを割る際に大きな音がしないことと、短時間で侵入できてしまう点が特徴です。
焼き破り
焼き破りとは、窓ガラスにバーナーやターボライターなどの熱を当ててガラスを割る方法です。熱を当てた後に水をかけ、急激な温度変化によりひびが入ったところを割る方法もあります。短時間で窓を割れるうえに、音も小さく周囲に気づかれにくい点が特徴です。特別な技術も必要としないため、近年ではこの焼き破りによる侵入が増加しています。
打ち破り
打ち破りはもっとも大胆な手口で、バールなどを打ちつけて窓ガラスを破壊し、住宅に侵入する方法です。ガラスを割るときに大きな音が発生するため、侵入する住居が線路付近や工業地域など音が目立ちにくい場所にある場合によく使われる手口です。大きな音がしますが、短時間で侵入ができ、技術を必要としないといった特徴があります。
突き破り
突き破りは、アイスピックなどの先端が細い工具を窓ガラスに突き刺し、小さな穴を開けて、そこからクレセント錠を回して解錠する手口です。ガラスへの傷が小さく目立ちにくいため、侵入の発覚が遅れやすいといわれています。
窓からの侵入を防ぐその他の防犯グッズ
- 補助錠
- 防犯ガラス・防犯フィルム
- 雨戸・シャッター
- 面格子
窓の防犯対策は、防犯ブザー(アラーム)だけでも一定の防犯効果があるものの、他の防犯グッズと組み合わせることで、より高い防犯効果が期待できます。ここでは、防犯ブザー(アラーム)以外に取り入れたい窓の防犯グッズをご紹介します。
補助錠
補助錠は、既存の鍵に加えて取り付ける補助的な鍵のことです。万が一、ガラス破りによりクレセント錠が解錠されたとしても、補助錠があることで簡単に窓を開けられなくなり、侵入に時間がかかることから、不審者が犯行を諦める可能性があります。
ALSOKでは、貼るだけで簡単に取り付けができる「ALSOKロック」をご用意しています。ALSOKロックは窓用の補助錠で、外からALSOKマークが見えるため、犯行の抑止につながります。窓の補助錠には「ALSOKロック」をご利用ください。
防犯ガラス・防犯フィルム
窓からの侵入を防ぐには、防犯ガラスや防犯フィルムの活用もおすすめです。防犯ガラスは、特殊な中間膜を挟んだ合わせガラスで、割れにくい構造になっています。設置には現在の窓ガラスを取り替える必要があります。一方、防犯フィルムは既存の窓ガラスに貼るだけで、ガラスの強度を高められる手軽な対策です。防犯ガラスや防犯フィルムを利用することで、窓の破壊に手間がかかるようになり、侵入者に「突破しにくい窓」という印象を与えられます。侵入に手間取ると発見される可能性も高まるため、犯行自体を断念させる効果が期待できます。
なお、防犯ガラスや防犯フィルムを選ぶ際は、防犯性能が一定基準を満たした製品を表す「CPマーク」が付いたものを選ぶと安心です。
雨戸・シャッター
物理的に窓を覆う雨戸やシャッターがあると、窓ガラスを破壊して侵入することが難しくなるため、防犯対策として有効です。雨戸やシャッターは、近年では後付けが可能な製品も増えており、既存の住まいでも設置を検討しやすくなっています。
ただし、防犯目的であっても、昼間から雨戸やシャッターが閉まっていると不在とみなされ、不審者に狙われるおそれがあります。また、長期間閉まったままの状態は、留守が続いていることを周囲に知らせるサインにもなり得ます。
雨戸やシャッターを後付けする場合は、防犯性能の高いタイプを選びつつ、防犯ブザー(アラーム)や補助錠など、他の対策も同時に行うことが大切です。
面格子
面格子は、窓の外側に取り付ける金属製の格子で、空き巣による侵入を物理的に防ぐ防犯設備です。特に、トイレや浴室のように人目につきにくい場所にある小窓に効果的で、後付けも可能なため、既存の住宅でも導入しやすいという特徴があります。
ただし、形状や材質によっては工具で簡単に取り外されたり壊されたりするリスクもあります。面格子を設置する際は、耐久性に優れたステンレス製を選ぶと安心です。また、格子の隙間が狭く、こじ開けに強い井桁や菱クロス型のデザインを選ぶことで、より防犯性を高められます。
窓の防犯強化にはホームセキュリティとの組み合わせがおすすめ
窓から侵入する手口は複数あるため、窓の種類や周囲の環境を踏まえて適切な対策を行う必要があります。窓用の防犯ブザー(アラーム)や補助錠などの設置、防犯ガラス・防犯フィルムの活用などを行い、防犯性を高めていくと良いでしょう。さらに、より防犯を強化し、安全安心な住まいを実現するにはホームセキュリティを導入することをおすすめします。
ALSOKのホームセキュリティは、「セルフセキュリティ」「オンラインセキュリティ」の2種類から選べます。セルフセキュリティでは、お手頃価格でホームセキュリティを実現でき、もしものときにはALSOKの依頼駆けつけが利用可能です。オンラインセキュリティでは、不審者の侵入や火災などの異常発生時にALSOKが駆けつけて対応します。
また、スマートフォンを持って玄関などにあるホームセキュリティ機器本体に近づくだけで警備を解除し、警備開始もワンタッチでできる機能があるため、外出時や帰宅時にスムーズに警備を設定・解除することができます。
ALSOKのホームセキュリティは、在宅中も警備をセットできるので、就寝中や一人での在宅時にも安心です。リーズナブルな価格で利用できるので、賃貸物件での一人暮らしにも最適です。ホームセキュリティの導入を検討している方は、ぜひALSOKにご相談ください。
窓の防犯対策に関するよくある質問
Q:窓用防犯ブザーだけで防犯対策は十分ですか?
A:窓用防犯ブザーは、侵入の検知や威嚇に効果的な防犯グッズですが、単独では物理的な侵入防止対策として十分とはいえません。防犯フィルムや補助錠、ホームセキュリティなどと組み合わせることで、より高い防犯効果が期待できます。
Q:賃貸住宅でも窓用防犯ブザーは使えますか?
A:両面テープで貼るタイプが多く、工事不要で設置できるため、賃貸でも利用しやすい防犯グッズです。ただし、退去時の原状回復に影響しないか、管理会社や賃貸借契約書の内容を確認しておくと安心です。
Q:2階の窓にも防犯対策は必要ですか?
A:2階でも防犯対策は必要です。ベランダやカーポートなど足場になるものがある場合は、2階でも侵入されるおそれがあります。1階と同様に、窓用防犯ブザーや補助錠などの防犯対策を取り入れましょう。
まとめ
窓用防犯ブザー(アラーム)は、侵入を検知して大きな警報音で威嚇できる手軽な防犯グッズです。さらに防犯対策の効果を高めるには、窓用防犯ブザーだけでなく、補助錠や防犯フィルム、防犯ガラスなどを組み合わせることが重要です。より安心感を高めるなら、ホームセキュリティの導入も検討すると良いでしょう。





















