七五三はいつ祝う?年齢やお参りの時期について

七五三はいつ祝う?年齢やお参りの時期について

子ども 2021.06.10
七五三はいつ祝う?年齢やお参りの時期について

子どもの健やかな成長を祝う「七五三」。はじめてお子さんを迎えた方は、いつ七五三を行うべきなのか?決まりはあるのか?など疑問も多いのではないでしょうか。そこで今回は、七五三のお祝い時期や年齢についてご紹介します。

そもそも七五三の由来とは?

七五三は、平安時代に行われていた儀式からきているといわれています。

七五三の由来となった記念行事

七五三の由来となった記念行事は、3歳「髪置の儀」5歳「袴着の儀」7歳「帯解の儀」です。この行事について詳しく見ていきましょう。

髪置の儀(かみおきのぎ)

髪置の儀は、髪を伸ばし始める3歳に行われていた行事です。糸で作った綿白髪を頭に乗せて長寿を祈願していました。これは、髪に白髪が生えるまで生きてほしいという親の願いでもあったそうです。
平安時代は、3歳までの子どもは頭を坊主にする習慣があったため、髪を伸ばし始めるということはここまで無事に成長できた証でもありました。

袴着の儀(はかまぎのぎ)

袴着の儀は、子どもがはじめて袴を着る行事で、着袴(ちゃっこ)とも呼ばれていました。男女に関係なく5~7歳までの子どもに行っていましたが、江戸時代以降は男の子だけに執り行われるようになったのです。天下取りの意味を持つ基盤の上に立って吉方に向き、縁起の良いとされていた左足から袴を履く儀式を行っていました。

帯解の儀(おびときのぎ)

鎌倉時代に行われていた、紐で着付けていた子どもがはじめて帯を締める成長の儀が、室町時代に帯解の儀として制定されました。当時は、9歳の男女に行われていたそうです。
そして、江戸時代に5歳の男の子は「袴着の儀」を、7歳の女の子は「帯解の儀」を行う形になりました。この帯解を経て大人の女性へ歩み始めると考えられていたようです。

七五三のお祝いをする年齢はいつ?

七五三のお祝いをする年齢はいつ?

七五三は、男女でお祝いをする年齢が違います。男の子と女の子に分けて、七五三をお祝いする年齢をあらためてご紹介します。

男の子の場合

男の子の場合は、3歳と5歳のときに七五三のお祝いをします。髪置の儀で祝うのは3歳の男女、袴着の儀は5歳の男の子だったことから、3歳と5歳のときに七五三を行うのが一般的です。
ただし、地域や家庭によっては3歳のお祝いは行わず、5歳のみの場合もあります。

女の子の場合

女の子の場合も男の子と同様に3歳のときに七五三を行います。そして、男の子と異なるのが女の子の場合、3歳の次は7歳と4年ほど間があくこと。これは、女の子が7歳のときに行われる「帯解の儀」から来ています。

早生まれの場合

1月1日~4月1日に生まれた早生まれの子の場合、いつ七五三のお祝いをすれば良いのか?と迷うかもしれません。特に決まりはないため、年齢・学年どちらでお祝いしてもOKです。
学年に合わせてお祝いすると和装や神社での儀式中待ち時間に耐えられなかったり、トイレトレーニング中でトイレに不安があったりするかもしれません。そのため、七五三はお子さんの成長に合わせて行うことをおすすめします。

2021年~2024年の七五三年齢早見表

3歳(数え年) 3歳(満年齢) 5歳(数え年) 5歳(満年齢) 7歳(数え年) 7歳(満年齢)
2021年
(令和3年)
2019年
(元令和元年)
2018年
(平成30年)
2017年
(平成29年)
2016年
(平成28年)
2015年
(平成27年)
2014年
(平成26年)
2022年
(令和4年)
2020年
(元令和2年)
2019年
(元令和元年)
2018年
(平成30年)
2017年
(平成29年)
2016年
(平成28年)
2015年
(平成27年)
2023年
(令和5年)
2021年
(元令和3年)
2020年
(元令和2年)
2019年
(元令和元年)
2018年
(平成30年)
2017年
(平成29年)
2016年
(平成28年)
2024年
(令和6年)
2022年
(元令和4年)
2021年
(元令和3年)
2020年
(元令和2年)
2019年
(元令和元年)
2018年
(平成30年)
2017年
(平成29年)

満年齢・数え年とは?

年の数え方には、満年齢と数え年があります。満年齢と数え年は聞いたことがあるけど、実際にはどのように数えるのか分からない…という方もいるでしょう。

誕生日で加齢するのが満年齢

生まれたときは0歳として、誕生日を迎えるごとに1つ年をとるという数え方です。3歳であれば、誕生日の前日までは2歳、誕生日を迎えると3歳になります。
現在では、満年齢での年の数え方が一般的なため、なじみのある数え方です。

暦年の個数で加齢するのが数え年

生まれた瞬間から1歳として、年を越した1月1日を迎えると1つ年をとるという数え方です。例えば、2020年4月に生まれた子の場合、生まれた時点で1歳とし、2022年1月になると3歳と数えるということです。数え年は、「現在の西暦-生まれた年の西暦+1」で算出することができます。

昔は満年齢ではなく、この数え年で年齢を数えるのが一般的でした。そのため、数え年で七五三をしたほうが良いのでは?と思うかもしれません。
しかし、数え年で祝う場合、生まれた時期によっては満年齢2歳のときに七五三をすることになります。七五三をする年齢に決まりはないため、子どもの成長や体調に合わせてお参りをしましょう。

おすすめのお参り時期はいつ?

おすすめのお参り時期はいつ?

七五三の日は、「11月15日」です。そのため、この日にお祝いするのが一般的。しかし、平日であったり、当日は混雑していたりするため、日付をずらしてお参りする方も多くいます。
11月15日前後でお参りする日を決めると良いでしょう。
また、七五三のお参りを行う日として、「六曜」を参考にして決める方も多くいます。
六曜とは、その日の吉凶や運勢を表す暦注のこと。「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つあります。中でも「大安」は1日中「吉」とされ縁起が良いため、お祝いごとに向いている日とされています。他の日も、時間帯によっては吉の場合もあります。

多様化する七五三の祝い方

近年、七五三のお祝いは多様化しています。これは、家庭の事情がさまざまであることや、年齢などに絶対的な決まりがないため。さらに、感染症対策として混雑を避けるといった理由も加味され、昔ながらの行事である七五三も変わってきているようです。

兄弟・姉妹で一緒にまとめてお祝いする

兄弟・姉妹がいる場合は、同時に行う方もいます。満年齢では2歳だけど、7歳のお姉ちゃんがいる、5歳のお兄ちゃんがいる関係で一緒に七五三のお祝いをするといったケースです。

写真は前撮り

昔であれば、お祝い事の際はお参りの当日に記念撮影することがほとんどでした。しかし、着付け、お参り、写真撮影、食事会と当日は忙しくなるため、子どもが集中できなかったり、疲れてぐずったりする可能性があります。撮影とお参りは分けて写真は前撮りにすることで、余裕のあるスケジュールを立てることができます。
混雑を避け平日に前撮りをするのも感染症対策としておすすめです。

お参りの時期をずらす

昨今気になるのが、大勢の人が集まることです。感染症拡大のリスクがあるため、混雑するような場所は避けたいのが本音という方は多いでしょう。その場合、11月ではなくその前後の10月や12月にお参りの時期をずらす、ご祈祷をする場合は事前予約をして行くといった対策ができます。

子どもの成長とともに防犯対策もしよう

七五三は、子どもの成長を祝う節目の時期です。特に7歳の時期は、小学校に入学している年齢です。共働きのご家庭であれば、子どもが留守番をする機会が多くなるでしょう。子どもに留守番をさせる不安とともに家の防犯が気になるという方も多いのではないでしょうか。
こうした節目の時期に、防犯対策についてもしっかりと考えていきませんか?ALSOKでは、家の防犯対策や子どもを見守るサービスを提供しています。
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まとめ

今回は、七五三のお祝いをする年齢やお参り時期についてご紹介しました。
男の子は3歳と5歳のとき、女の子は3歳と7歳のときに七五三のお祝いをするのが一般的です。しかし、地域や家庭の事情によって異なることもあります。決まりはないため、子どもの成長や体調に合わせて決めると良いでしょう。

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