離乳食の準備に必要なもの一覧|いつから準備を始めるべき?

子ども 2024.07.22更新(2021.10.04公開)
離乳食のイメージ

生後4か月頃を過ぎると赤ちゃんは徐々に首がすわり始め、手足だけでなく体全体を活発に動かしたり、お座りができるようになったりします。生後5か月頃になると、ママやパパが食事をしていると赤ちゃんが口元を見つめたり、口を動かしたりするようになります。このようなサインが見られたら、離乳食を開始する目安といわれています。

初めての育児だと、「離乳食に向けて何を準備すれば良いのかわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか。この記事では、離乳食に必要なものや、いつから準備するべきなのかについて解説します。

目次

離乳食開始時期に必要なもの

離乳食を食べる赤ちゃんのイメージ

離乳食初期は食材をペースト状にして与える必要があるため、おかゆや野菜などをすりつぶす道具が必要です。そのほかにも食器や赤ちゃん用の椅子なども用意する必要があります。

食事のときに必要な道具

離乳食が始まるときは、以下の道具をそろえておきましょう。

赤ちゃん用スプーン

離乳食初期は、赤ちゃんの口元を見やすく、抱っこしていても食べさせやすい柄の長いスプーンを使いましょう。
母乳やミルクに慣れている赤ちゃんは、スプーンが唇に触れたときに抵抗を感じる場合があるので、初めのうちは滑らかなシリコン製のものがおすすめです。また、口を閉じる力が弱い赤ちゃんが離乳食を取り込みやすいように、スプーンの幅は赤ちゃんの口より小さく、ある程度浅めのタイプを選びましょう。
赤ちゃんの様子や離乳食の進み具合に合わせてスプーンを使い分けると良いでしょう。

ベビーチェア

赤ちゃんがお座りできるようになるとベビーチェアを使用するか悩む方も多いでしょう。
ベビーチェアは赤ちゃんの安全性を考慮して設計されているものがほとんどです。食事をするときに「座って食べる習慣」を身につけることができ、床や足置きに足をつけて踏ん張ることができるので、食事の姿勢が安定し噛む力を育てることにもつながります。
大人の椅子では落下や指を挟んでしまう可能性もあるため、赤ちゃんの視点で作られたベビーチェアを選ぶことをおすすめします。

エプロン(スタイ)

離乳食を始めたばかりの赤ちゃんはまだ口の機能が十分に発達していないため、うまく食材を取り込めず、こぼしてしまうことがあります。食べこぼしや汚れを防ぐためにエプロンは必須アイテムです。毎日使用するものなので、洗いやすく衛生的で、食べこぼしをしっかり受け止めてくれるポケット付きのものを選ぶと良いでしょう。

離乳食食器やベビー食器

離乳食用の食器は木製やプラスチック製といった、割れにくい素材の食器を選びましょう。好奇心旺盛な赤ちゃんは、お皿をひっくり返したり、落としたり投げたりすることがあります。そのため、割れにくい食器は安全面でもお手入れ面でもおすすめです。
また、離乳食を温めるために電子レンジを使用する場合もあるので、電子レンジ対応の食器を選ぶと便利です。

離乳食作りに必要なもの

離乳食初期は、赤ちゃんが飲み込みやすいようにおかゆをすりつぶす、野菜を滑らかなペースト状にする必要があり手間がかかります。離乳食作りを効率的に進めるために、以下の調理器具を用意しておくと便利です。

作業工程 調理器具
計る 計量スプーン、量り
蒸す 蒸し器、鍋、圧力鍋 など
すりおろす おろし金、ブレンダー など
すりつぶす すり鉢とすりこ木、ブレンダー
裏ごし 裏ごし網、茶こし など

離乳食作りをスムーズに進めるために特に役立つアイテムをご紹介します。

すり鉢とすりこ木・ブレンダー

離乳食では食材を滑らかなペースト状にすることが多いため、すり鉢とすりこ木・ブレンダーのいずれかがあると便利です。ブレンダーはすりおろす・すりつぶすなどの作業が簡単にでき、ストックも含めて一度に大量の離乳食を作ることができるため、時間短縮にもなります。すり鉢の場合はひとつの食材をペースト状にするのに適しています。
すり鉢やブレンダーがない場合は、ミルサーでも代用することができます。

茶こし・粉ふるい

茶こしや粉ふるいは、食材を裏ごしして滑らかなペースト状にする際に使います。持ち手が付いているものであれば、もう片方の手でスプーンを使ってペースト状にできるため、効率良く調理することができます。

フリージングトレー

フリージングトレーは本来氷を作るための道具ですが、離乳食作りにも活用できます。離乳食を1食分ずつ小分けにして冷凍できるので、ストックしておく際にとても便利です。また、汁気の多いものでも安心して保存が可能です。最近は離乳食用の冷凍容器も販売されており、大きさや素材など、さまざまな種類があります。

離乳食本

離乳食本には、赤ちゃんが食べても大丈夫な食材や避けたい食材、月齢に合わせた献立例、食材ごとの調理方法など、さまざまな情報が掲載されています。特に、はじめての離乳食作りに挑戦するママ・パパにとって強い味方となるでしょう。
月齢別のレシピが掲載されているもの、作り置きや冷凍保存のレシピが豊富なものなど、多数の離乳食本があります。ご自身のニーズに合ったものを選ぶのがおすすめです。

離乳食中期以降に必要になる道具

飲み物を飲む赤ちゃん

一般的に、7~8か月頃が離乳食中期といわれています。離乳食中期以降は口や舌をコントロールし、飲み込む力や吸い上げる力もついてくるため、ストロー飲みの練習などを始めます。離乳食中期以降は、以下のものを用意しましょう。

  • マグ
  • ストロー
  • 子ども用のスプーンやフォーク
  • マグ
  • ストロー
  • 子ども用のスプーンやフォーク

離乳食中期以降に必要なものを選ぶ際の注意点として、子どもが自分で使うことを考えておくことが重要です。離乳食初期はママやパパが食べさせていたと思いますが、中期以降は子ども自分で食べたがるようになることが増えてきます。
スプーンやフォークを使うことも教育の一環なので、ママ・パパの使いやすさだけでなく子どもの使いやすさや持ちやすさ、好みも考えて選ぶと良いでしょう。

以下のコラムでは、生後100日目の赤ちゃんをお祝いする「お食い初め」の際に必要なものを解説していますので、ぜひご覧ください。

離乳食の準備はいつから?

生後5~6か月になったら離乳食を始める目安と言われていますが、赤ちゃんの発達には個人差があるため、赤ちゃんのペースに合わせてあげることも大切です。「首がすわりお座りができる」「親が食べるところを見て口をあける」「食べ物に興味を示す」などを目安に進めていくと良いでしょう。
離乳食に必要な道具は、離乳食を始める1か月前から揃え始めると良いでしょう。

離乳食の開始時期やスケジュールに関しては以下のコラムで詳しくご紹介していますので、合わせてご覧ください。

その他、離乳食準備にあると便利なもの

以下は必ずしも必要なものではありませんが、用意しておくとさまざまなシーンで役に立ちます。

離乳食用のはさみ

離乳食をあげる場所は自宅だけではなく、お出かけ先も考えられます。
離乳食後期や完了期には大人のご飯を取り分けたり柔らかい麺類などをあげたりできますが、お出かけ先では細かく切ることが難しく、赤ちゃんが食べ物を喉に詰まらせるリスクが高くなります。そのような場合を考慮して、お出かけグッズのなかに離乳食用のはさみを用意しておくと便利です。
箸やフォークでは切りにくいものも離乳食用のはさみを使えば簡単にカットすることができます。お出かけだけでなく普段の離乳食でも活躍してくれるでしょう。

ミルクパン

離乳食を作る際、レトルトを温める・少量の食材を茹でるなど、「鍋を使うほどの量ではないけど、ちょっとだけお湯が欲しい」という時があります。ミルクパンは、小ぶりな鍋の形状をしていることから、少量の調理に最適です。火加減の調整も容易で焦げつきにくいため、離乳食作りに重宝するでしょう。

ベビーフード

育児中のママ・パパにとって、毎日離乳食を手作りするのは大変な作業です。体調が悪い時や帰宅が遅くなった時など、手作りすることが難しい場面もあるでしょう。そのような時に役立つのが赤ちゃんの栄養補給を考えて作られたベビーフードです。本来は赤ちゃんの離乳を助ける目的で販売されていますが、上記のような場面でママ・パパの負担を軽減し、赤ちゃんの栄養補給をサポートしてくれるでしょう。
ただし、ベビーフードを購入する際には、赤ちゃんの月齢に合った商品を選ぶことはもちろん、アレルゲン食材や添加物、塩分などの成分をしっかり確認しておくことが大切です。

離乳食グッズ選びのポイント

離乳食グッズを選ぶときは次の3つのポイントに注意しましょう。

  • 安全面に配慮されている
  • 衛生面に優れている
  • 成長しても使える

・安全面に配慮されている

赤ちゃんの食事に使用するため、安全面に配慮されているものを選ぶことがとても大切です。BPAフリーや食品衛生法に適合した素材で作られているもの、鋭利な部分がないものなどを選びましょう。

・衛生面に優れている

免疫力がまだ十分ではない赤ちゃんにとって、衛生面も重要なポイントです。洗いやすく乾燥しやすい形状のもの、消毒が可能なものなどを選びましょう。

・成長しても使える

離乳食初期から後期、さらには幼児期まで、赤ちゃんが成長しても使えるものなどを選びましょう。

なお、調理器具はご家庭のニーズに合わせて準備しましょう。離乳食作りはママだけの役割ではありません。パパも積極的に参加することで、ママの負担を軽減することができます。便利な調理器具を活用することで、手間をかけずに離乳食を作ることができ、離乳食作りが楽しくなるでしょう。

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必要なものを揃えて離乳食の準備を進めよう

今回は、離乳食の準備についてご紹介しました。離乳食は赤ちゃんにとって大事な乳汁栄養から幼児食に移行する期間です。万全な状態で進めたいものですよね。ただし、離乳食は手間をかければ良いというものでもありません。自身やお子さまに必要なものを揃え、楽しく離乳食を始められるようにすることが大切です。毎日の笑顔を維持するためにも、家事・育児を頑張っているママ・パパは、便利な家事代行サービスを利用して息抜きしてくださいね。

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