家の中でムカデが出た!駆除方法と室内に入れないための対策を解説

お役立ち情報 2026.04.24更新(2024.05.30公開)
虫を駆除する女性と子ども

本記事では、ムカデを室内で発見した場合の駆除方法やムカデを室内に入れないための対策、咬まれたときの応急処置などについて解説します。

ムカデは、梅雨の時期から暖かい季節にかけて動きが活発になる虫です。毒を持っており、咬まれてしまうと腫れやアナフィラキシーショックなどの症状を引き起こす可能性があります。家のわずかな隙間からでも侵入してくるため、室内で見つけたらすぐに駆除を行うことが大切です。発見したときに慌てず対処できるよう、あらかじめ正しい知識を身につけておきましょう。

【この記事で分かること】

  • ムカデの危険性と駆除方法
  • ムカデに咬まれた場合の応急処置
  • ムカデが侵入しにくい環境の作り方

目次

ムカデはどんな虫?

ムカデ

ムカデは、細長い体と数多くの体節、脚の数の多さが特徴的な虫です。体長は種類によって異なりますが、国内でよく見られるのは約7~13cm程度です。
ムカデは、肉食で、ゴキブリやクモなどの生きた昆虫を捕食します。ムカデは視力が悪いため、動いているものにすばやく反応するという特徴があります。

湿気が多くて暗い場所に出没する

ムカデは暖かくて湿気が多く、暗い場所を好む傾向にあります。梅雨の時期に繁殖すると、5月~10月頃まで活動し、冬の間は冬眠します。ムカデは夜行性のため、日中は石やレンガ、落ち葉の下などでじっとしており、夜になるとエサを探して活発に動き回ります。わずかな隙間から室内に侵入してくることがあり、湿気の多い排水溝によく出現するため、浴室や流し台の下には特に注意が必要です。

有毒で人を咬むことがある

ムカデは有毒で、人を咬むことがあります。刺激に反応して牙で咬みつくことがあり、咬まれると毒が体内に入り赤みや腫れ、強い痛みを引き起こします。
ムカデに咬まれると、アナフィラキシーショックになる可能性もあるため、室内に侵入させないよう対策が必要です。また、ムカデは成虫だけでなく幼虫であっても毒を持っているため、注意しましょう。

ヤスデやゲジとの違い

ムカデとよく似た見た目の生き物に「ヤスデ」や「ゲジ(ゲジゲジ)」がいますが、それぞれ見た目の特徴が異なります。

  • ヤスデ:1つの体節から二対の脚が生えており、ムカデよりやや丸みのある体つき
  • ゲジ:ムカデよりも体が小さく、細長い体に対して手足が長いのが特徴

また、危険性の面にも違いがあります。ヤスデやゲジは人を咬むことは少ないですが、ムカデは咬みつくことがあり、毒による痛みや腫れなどを引き起こす可能性があります。そのため、ムカデはヤスデやゲジと比べて危険性が高く、見つけた場合は適切に対処することが重要です。

ムカデを発見したときの駆除方法は?

ムカデの駆除方法
目の前にムカデがいる場合 殺虫剤を利用する
捕獲して熱湯につける
スリッパなどで頭を叩く
家のどこかに潜んでいる場合 ムカデ用の罠を仕掛ける
くん煙剤を使用する

ムカデを発見したときは、殺虫剤の使用が効果的です。手元に殺虫剤がない場合は、熱湯やスリッパを利用して駆除を試みましょう。また、ムカデを見失ってしまった場合は、罠やくん煙剤を使うのがおすすめです。
ムカデは有毒であることから、咬まれる前に駆除することが大切です。ここでは、ムカデを発見したときの駆除方法について詳しく解説します。

殺虫剤を噴射する

ムカデを発見したときは、殺虫剤をムカデに噴射するのが簡単な駆除方法です。一度の噴射では退治できないことがあるので、その場合は数秒間ムカデに殺虫剤を噴射し続けましょう。殺虫剤によっては対象となる害虫が異なることがあるため、ムカデ専用のものを使用することが大切です。ただし、小さな子どもやペットがいる場合は、殺虫成分の入っていない冷凍スプレーの使用をおすすめします。

捕獲して熱湯につける

ムカデは熱に弱いため、捕獲して熱湯につけることでも弱らせることができます。トングやガムテープなどでムカデを捕獲し、バケツに入れ熱湯をかけましょう。50℃以上のお湯をかけることで、ムカデの動きを弱らせることが可能です。熱湯をかける際は、やけどをしないように注意してください。

スリッパなどで頭を叩く

ムカデは直接触れると危険なため、スリッパなどを使って叩いて駆除する方法もあります。ムカデは頭部が弱点とされているため、頭を狙って叩くと効果的です。叩くことに抵抗がある場合は、殺虫剤や熱湯を使って対処するのが安心です。

ムカデ用の罠を仕掛ける

ムカデ用の罠を仕掛けるのも効果的です。ムカデが好む香りや習性を利用し、容器に誘い込んで駆除するタイプや、粘着シートで捕獲するタイプなどがあり、いずれもホームセンターなどで購入できます。室内への侵入を未然に防ぐほか、室内で発見したが見失ってしまった場合に役立ちます。
室内に潜んでいるムカデを放置しておくと、就寝時に咬まれる可能性があるため、罠を仕掛けておびき寄せ、早めに駆除しましょう。

くん煙剤を使用する

くん煙剤を使用すると部屋の隅々まで殺虫成分を行き渡らせることができます。ムカデを発見したが見失ってしまった場合におすすめの方法です。ムカデだけでなく、ほかに潜んでいる害虫も殺虫することが可能です。くん煙剤を使用する際は、家電製品などに煙が触れたり、火災報知器が反応しないようにカバーで覆ったりする必要があるため、事前にしっかりと準備しておきましょう。

ムカデの駆除や暮らしのお困りごとがあれば、ALSOKのハウスサポートにご相談ください。

ムカデに咬まれたときの応急処置

ムカデは毒を持っており、咬まれると激しい痛みのほか、患部が赤く腫れてきます。一般的に痛みは数時間ほどで引いてきますが、翌日以降にさらに腫れたり、かゆみや赤みが生じたりすることがあります。血圧の低下や意識障害など、アナフィラキシーショックと思われる症状が見られる場合は、すぐに救急車を手配してください。

ムカデに咬まれてしまったときは、まず流水で患部を洗い流しましょう。流水でよく流した後、ステロイド剤を患部に塗ります。腫れが引かない場合は病院を受診し、治療を受けてください。小さい子どもや赤ちゃんがムカデに咬まれてしまった場合、大人に比べて症状が強く出る傾向にあるため、すぐに病院を受診し、医師の診断と治療を受けましょう。

ムカデの侵入経路は?

サッシ

ムカデは、次のような場所から住まいの中へ侵入してくる可能性があります。


網戸
サッシの隙間
排水溝
換気扇・換気口
エアコンのダクト部分

中でもムカデは湿気が多い場所を好むことから、排水溝から侵入するケースが多く見られます。床板と排水管の小さな隙間を通り排水溝に潜み、室内に侵入してきます。
また、排水溝やエアコンのダクト部分などは、ムカデのエサとなるゴキブリやクモなどの虫も潜んでいる可能性があるため、特に注意が必要です。
ほかにも、外壁のひび割れや床材の隙間、窓のサッシなどあらゆる隙間から侵入してくるおそれがあるため、家の中だけでなく外まわりも含めて確認しておきましょう。

ムカデの赤ちゃんを見つけたらどうする?

ムカデの赤ちゃんは、成虫と同じように平たい体をしており、2本の長い触角を持ちます。サイズが小さくても、成虫と同様に毒を持っているため注意が必要です。そのまま放置すると成虫になり産卵し、急速に繁殖するおそれもあるため、見つけた時点で速やかに駆除しましょう。
また、ムカデの赤ちゃんがいる場合は、近くに成虫が潜んでいる可能性もあります。成虫も一緒に駆除できるよう、ムカデ用の罠やくん煙剤の使用がおすすめです。

ムカデが出る家の特徴

ムカデが出やすい家には、次のような特徴があります。

  • 築年数が経過している家
  • 1階や2階などの低層階
  • 清掃が行き届いていない家

築年数が経過している住宅は、外壁や建具まわりに小さな隙間ができやすく、ムカデが入り込みやすくなる傾向があります。
また、1階や2階などの低層階は地面に近く、屋外から侵入されやすいため注意が必要です。加えて、掃除が行き届いていない家では、ムカデそのものだけでなく、エサになる害虫も発生しやすくなります。ムカデの侵入を防ぐには、隙間対策とあわせて、家の中を清潔に保つことも大切です。

ムカデを室内に侵入させないための対策

ムカデの室内への侵入を防ぐには、以下のような対策が効果的です。

  • ドアや窓、排水溝などの侵入経路をふさぐ
  • 湿気がこもらないようにして、ムカデが好む環境を作らない
  • エサになる害虫を減らすため、こまめに掃除する
  • 忌避剤や苦手な香りを活用して寄せ付けにくくする
  • 家の周辺に駆除剤を使い、屋外からの侵入を防ぐ

ムカデ対策で大切なのは、「入れない」「寄せ付けない」ことです。家の隙間をふさぐだけでなく、湿気や害虫を減らして、ムカデが嫌がる環境を作りましょう。ここでは、今日から始めやすいムカデ対策をご紹介します。

侵入経路をふさぐ

ムカデを室内に侵入させないためには、まず侵入経路をふさぐことが重要です。ドアや窓を開けっぱなしにしないようにし、網戸も隙間が開いていないか確認しましょう。浴室や洗面所を使用していないときは排水溝の蓋を閉める、換気口や通気口の隙間には防虫フィルターを設置するなど、ムカデが入り込みやすい場所を1つずつ対策することが大切です。
また、家の周囲の落ち葉や草を掃除して、ムカデが隠れる場所をなくすのも効果的です。

湿気を残さない

ムカデは湿気の多い場所を好むため、室内に湿気を溜め込まないことも大切です。お風呂の使用後は窓やドアを開けて風通しを良くしたり、湿気が溜まりやすい場所には除湿剤や除湿機を使用したりしましょう。こまめに換気を行ったり、部屋干しを控えたりすることでも、室内の湿度を下げることが可能です。
特に、水回りが濡れたままになっていると、ムカデが寄り付きやすくなります。浴室や洗面所、キッチンのシンク周辺は、使用後に水分をふき取る習慣をつけると、ムカデが嫌がる環境を保ちやすくなります。

ゴキブリやダニなどを発生させないようにこまめに掃除する

ムカデは、ゴキブリやクモ、ダニなどをエサにしているため、好物となる害虫を寄せ付けないよう、こまめに掃除して清潔にすることも重要です。
また、獲物である害虫がいなくても、人間の食べ物に反応して寄ってくることもあります。そのため、洗面所や浴室の清掃、食べ物、ゴミの管理をしっかりと行うことが大切です。

ムカデの苦手な香りのものをおく

ムカデは、小さな隙間があればどこからでも侵入してきます。そのため、侵入経路や家の周りに、ムカデの苦手な香りや成分を放つ忌避剤をまくことや、ハッカやヒノキの香りを使用する方法も効果的です。網戸とサッシの隙間や玄関ドアの隙間など、ムカデが入り込みやすい場所にあらかじめ設置しておくことで、侵入予防につながります。

家の周辺に駆除剤を使用する

屋外からの侵入を防ぐには、駆除剤の使用も効果的です。市販の駆除剤を家の周辺に設置・散布することで、ムカデが近づきにくくなります。駆除剤には、設置型のエサ剤や地面にまく粉剤などの種類があります。設置場所や使用方法を守って活用しましょう。近隣住宅との距離が近い場合は、においや駆除剤の飛散に配慮して使用することが大切です。

暮らしの安心を支えるALSOKのサービス

ムカデの駆除や対策をご自分で行うことが難しい場合には、プロへの依頼もおすすめです。ALSOKでは、害虫駆除をご依頼いただける「HOME ALSOK ハウスサポート」をご提供しています。ムカデやゴキブリ、シロアリ、ネズミなどの害虫・害獣を駆除し、予防管理までをサポート。そのほか、水まわりのトラブル解決や家事全般のお手伝いもご依頼可能です。

また、安全・安心な暮らしを守るには日頃の防犯対策も大切です。留守中の空き巣対策や在宅時の防犯には、ホームセキュリティの導入がおすすめです。

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まとめ

ムカデは、暖かく湿った場所を好み、ドアや窓の隙間、排水溝などの侵入経路を通って室内に侵入してきます。毒を持っているため、咬まれると強い痛みや腫れが生じることがあり、場合によっては重い症状につながるおそれもあります。
ムカデ対策では、侵入経路をふさぐことに加え、湿気を溜めないことやエサになる害虫を寄せ付けにくい環境を作ることが大切です。もし、室内でムカデを発見したら、殺虫剤やムカデ用の罠などを使用して早めに駆除するようにしましょう。

執筆:ALSOK株式会社

「安全・安心」を皆様にお届けするため、セキュリティのプロフェッショナルであるALSOKが編集しています。日常生活に潜む危険から身を守るための防犯対策、突然の災害に備える防災情報、ご高齢者やお子さまのみまもりまで、暮らしに役立つ確かな情報を分かりやすく発信しています。

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