新築住宅への入居前にやることは?事前準備や手続き、あると良いグッズをリストで解説

新築 2025.05.30
新築住宅への入居前にやることは?事前準備や手続き、あると良いグッズをリストで解説

新築住宅で新しい生活をスムーズに始めるためには、入居前にいくつかの準備や手続きが必要となります。荷物を運び入れる前に行っておくべき掃除や確認事項、準備が必要な各種手続きなど、事前に計画を立てて進めることが重要です。

本記事では、新築住宅に入居する前に行うべき準備や手続き、あると便利なグッズをリストにしてご紹介します。新生活を気持ちよくスタートするための参考にしてください。

目次

新築住宅への入居前にやることリスト

新築住宅に入居する前に行っておくべきことをリストアップしました。各項目について詳しく解説します。

【新築住宅への入居前にやることリスト】

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壁・床の掃除

新築住宅であっても、建築時の細かなホコリや塵が残っていることがあります。入居前に掃除機やモップ、ワイパーなどで壁や床を掃除しておくと良いでしょう。また、ベランダや玄関も建築から入居までに時間が空いていると汚れがたまるため、掃き掃除をしておきましょう。

設備の動作確認

設備の動作確認

新築住宅ではすべての設備が新品ですが、それでも初期不良や動作不良が発生する可能性があります。入居前に設備の動作確認を行うことをおすすめします。

  • ドアの開閉の確認
  • 給湯器やエアコンの動作確認
  • 照明の点灯確認
  • コンセントの通電確認
  • 水道の蛇口やシャワーの水漏れチェック
  • トイレの排水状況

問題がある場合は、入居前に施工会社や管理会社に連絡して修理してもらいましょう。入居後に発覚すると対応が遅れることがあります。

家具・家電の配置決め

引っ越し当日にスムーズに荷物を運び入れるためには、事前に家具や家電の配置を決めておくことが重要です。間取り図を見ながら、どの部屋にどの家具を置くか計画しましょう。

配置を決める際には、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。

  • 生活導線を確保する(通路に物を置かない)
  • コンセントの位置と電化製品の配置を合わせる
  • 窓や換気口を家具で塞がない
  • 収納スペースを効率的に活用する

事前に配置を決めておくことで、引っ越し業者への指示もスムーズになります。

また、家具を設置する予定の場所には保護マットを敷いておくと、床の傷防止になります。特にフローリングは傷がつきやすいため、重量のある家具の脚部分には注意が必要です。

水回りの汚れ防止、害虫対策

水回りはもっとも汚れやすく、カビが発生しやすい場所です。入居前にコーティング剤で保護しておくと、日々の掃除が楽になるためおすすめです。浴室、洗面台、トイレなどに専用のコーティング剤を塗布しておきましょう。

また、害虫対策も重要です。新築住宅であっても、建材の中に害虫が潜んでいる可能性があります。煙タイプの殺虫剤は効果的ですが、使用する際は家具を保護する必要があるため、入居前に行っておくと良いでしょう。

排水口にはネットを設置し、エアコンの排水ホースにはキャップを取り付けるなど、害虫の侵入経路を塞いでおくことも大切です。

新築住宅に入居する前の準備をするメリット

新築住宅への入居が決まったら、できるだけ早く準備を始めることをおすすめします。入居前の準備には多くのメリットがあります。

引っ越し後の掃除や片付けがスムーズになる

入居前に基本的な掃除を済ませておくと、引っ越し後の片付けや荷解きがスムーズに進みます。家具や荷物で部屋が埋まってからでは掃除がしづらくなるため、空の状態で清掃しておくことは非常に効率的です。

荷物を運搬する際の傷や汚れを防げる

新築住宅は壁や床が新しい状態です。荷物の搬入時に家具や家電が壁や床にぶつかると、傷や汚れの原因となってしまいます。事前に養生テープなどで保護しておくことで、運搬時のトラブルを減らせます。特に大型家具や重量のある電化製品の搬入時には注意が必要です。

余裕を持って引っ越し前後の手続きができる

住所変更や電気・ガスなどのインフラの切り替え手続きには時間がかかることがあります。計画的に準備を進めることで、余裕を持って手続きを行えます。特に仕事や育児で忙しい方は、早めに手続きを始めることで、引っ越し直前の慌ただしさを軽減できます。

賃貸の場合には原状回復証明になる

賃貸住宅の場合、入居前に室内の状態を写真に撮っておくことが重要です。退去時の原状回復を行う際に、入居時の状態を証明する資料として活用できます。特に新築物件は傷や汚れが目立ちやすいため、細部まで記録しておくことをおすすめします。

新築住宅への入居前に必要な手続きリスト

入居前にはさまざまな手続きが必要です。期限を確認し、計画的に進めましょう。

【新築住宅への入居前後に必要な手続きリスト】
項目 期限 内容

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【転居が決まったらすぐ】転校手続き

子どもがいる家庭では、転校手続きを早めに行う必要があります。各自治体によって手続き方法が異なるため、事前に調べておきましょう。一般的には以下の流れになります。

  1. 現在通っている学校に転校の旨を伝える
  2. 在学証明書や教科書給与証明書などの必要書類を受け取る
  3. 転居先の教育委員会に連絡して、転校先の学校を確認する
  4. 転居先の市役所に転入届を提出し、入学通知書を受け取る
  5. 転校先の学校へ必要書類を提出する

書類の手続きには時間がかかることがあるため、転居が決まったらなるべく早く学校に連絡しましょう。

【入居1カ月前まで】住宅の解約

現在の住宅が賃貸の場合は、契約に定められた解約通知の期限に沿って手続きを進める必要があります。多くの賃貸契約では、退去の1〜2カ月前までに解約の通知が必要です。期限を過ぎると余分な家賃を支払うことになるため注意しましょう。

解約の際には、不動産会社や管理会社に連絡し、必要な書類を提出します。また、退去時の立ち会い日程も調整しておくと良いでしょう。

【入居の1カ月前~1週間前まで】ライフラインの変更

新居での生活を始めるためには、以下のライフラインの開通手続きが必要です。

  • 電気:現在契約している電力会社に連絡
  • ガス:ガス会社に連絡し、開栓の立ち会い日を決める
  • 水道:市区町村の水道局に使用停止・開始の届出
  • 固定電話・インターネット:現在の契約会社に解約の連絡、契約会社を変える場合は新たに契約し開通工事を予約する

ガスは開栓時のみ立ち会いが必要です。物件や契約内容によっては電気や水道も立ち会いが必要になることもあるため、早めに手続きをしましょう。

特にインターネット回線の開通工事は、申し込みから開通まで1〜2カ月かかる場合があるため、早めに申し込むことをおすすめします。

【入居の1週間前まで】郵便物の転送

郵便局で転居届を提出すると、旧住所宛の郵便物を新住所に転送してもらえます。郵便物の転送は最長1年間利用できるサービスです。転送開始日を指定できるので、引っ越し日に合わせて設定しましょう。

郵便局の窓口で手続きする方法のほか、インターネットからも申し込みが可能です。本人確認書類が必要となるため、準備しておきましょう。

【入居から2週間以内】住民票の移動

【入居から2週間以内】住民票の移動

新居に引っ越したら、14日以内に住民票の移動手続きを行う必要があります。住所地の市区町村が変わる場合は「転出届」と「転入届」の提出が必要です。同じ市区町村内での引っ越しの場合は「転居届」のみで済みます。

転出届は引っ越しの2週間前から提出が可能で、自治体によってはオンラインで手続きできる場合もあります。マイナンバーカードをお持ちの方は、住所変更の手続きも忘れずに行いましょう。

また、児童手当を受給している場合は、まず旧住所の市区町村で「児童手当受給事由消滅届」を提出します。その後、転出先の市区町村で転出予定日の翌日から15日以内に「児童手当認定請求書」を申請する必要があります。

【入居後すみやかに】住所変更

金融機関や保険、クレジットカードの住所変更も必要です。基本的に、手続きには住民票の変更後速やかに行うことが推奨されています。オンラインで完了する場合もありますが、必要書類として新住所に書き換え済みの本人確認書類が必要な場合も多いため確認しましょう。

また、NHKの受信料支払いに伴う住所変更も行いましょう。転居前月から手続きが可能で、入居翌々月の末日までに対応する必要があります。

免許証の住所変更と車庫証明は、転居先の警察署での手続きとなります。車庫証明は転居から15日以内に変更が必要です。

また、自転車を所有している場合は防犯登録の住所変更も必要です。転居によって都道府県が変わる場合は、転居前の住所で防犯登録を抹消し、転居先で新たに登録しなければなりません。

犬を飼っている方は、犬の住所変更も必須です。転居後30日以内に、新住所の市区町村に届け出を提出しましょう。

新築住宅への入居前に用意すると良いグッズリスト

新築住宅への入居前に準備しておくと便利なグッズをご紹介します。

【新築住宅への入居前に用意すると良いグッズリスト】

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マスキングテープ

マスキングテープは粘着力が適度で、剥がした後に跡が残りにくいテープです。家の細かな場所を一時的に保護するのに役立ちます。例えば、壁に絵を飾る位置を決める際の目印や、塗装やDIYをする際のマスキングなどに使用できます。

シール剥がし剤

新築住宅の設備や家電には、説明シールが貼られていることが多いです。壁や家具・家電に貼られているシールを綺麗に剥がすには、専用の剥がし剤が便利です。シール跡が残ると見た目が悪くなるだけでなく、ホコリが付着しやすくなるため、きれいに除去しましょう。

養生テープ(保護テープ)

養生テープは家具や荷物の搬入時に、壁や床を保護するために使用します。特に曲がり角など、傷がつきやすい場所に貼っておくと安心です。また、大型家具の脚部分にフェルトパッドを貼っておくことで、床の傷防止になります。

隙間ガード

トイレの便座と床の隙間や、洗面台と壁の間などに、小さな隙間があることがあります。隙間ガードを使用することで、隙間にホコリや汚れがたまるのを防げます。水回りは特に汚れやすいため、掃除がしやすくなるよう工夫しておくと良いでしょう。

コーティング剤・ワックス

フローリングには専用のワックスを塗布することで、傷や汚れから床を守ることができます。また、水回りにはコーティング剤を使用すると、水垢や石鹸カスが付着しにくくなります。特に浴室、洗面台、トイレなどは使用前にコーティングしておくと日々の掃除が楽になるでしょう。

ワイパー

床や窓ガラスの掃除には、ワイパーがあると便利です。特に広い面積のフローリングや大きな窓がある住宅では、効率よく掃除ができます。マイクロファイバークロス付きのものを選ぶと、ホコリや汚れをしっかり拭き取れます。

エアコン排水ホース用のキャップ

エアコンの排水ホースは害虫の侵入経路となりやすいため、専用のキャップを取り付けておきましょう。特に夏場は虫が増えるため、事前に対策しておくと安心です。キャップには防虫効果のあるものを選ぶと良いでしょう。

ゴミ袋・ビニールひも

引っ越しの際はゴミが多く出るため、ゴミ袋も準備しておきましょう。地域によっては自治体指定袋の可能性があるため、確認が必要です。

ビニールひもは、引っ越し用の段ボールをしばってまとめるのに使用します。

工具

家具の組み立てや家電製品の設置に工具を準備しておきましょう。ドライバーや六角レンチがあると便利です。

新築住宅に住む際は防犯・防災対策も入念に行おう

新しい住宅に引っ越す際には、防犯対策も重要な準備の一つです。新築住宅は空き巣や強盗のターゲットになりやすいため、以下のような対策を検討しましょう。

  • 玄関や窓に補助錠を取り付ける
  • 窓ガラスに防犯フィルムを貼る
  • センサーライトを設置する
  • 防犯カメラを設置する

また、転居に伴い居住地が大きく変わる場合は、ハザードマップの確認を行い災害時の避難場所についても把握しておく必要があります。災害備蓄品も必要に応じて整備しておきましょう。

さらに、ご自宅を守るための防犯対策としてホームセキュリティの導入をおすすめします。

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まとめ

新築住宅へ入居する際には、掃除や設備の動作確認、家具の配置決めなどを事前に行っておくと良いでしょう。また、転校手続きやライフラインの変更は特に早めに行いましょう。防犯対策についても、入居前から検討しておくことをおすすめします。

新築住宅への入居前は、さまざまな準備や手続きを計画的に進めることで、新生活をスムーズにスタートさせましょう。

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