ALSOK セキュリティコラム

しっかり備えて楽しい毎日を 簡単な女性一人暮らしの防犯対策

<2024年2月19日>

今回は「女性一人暮らしの防犯対策」についてのお話しです。女性の一人暮らしは心配な点も多くなりがちです。女性の皆さまが安全安心な一人暮らしを満喫されるためにも、是非この機会に、ご自分の身近な防犯対策に目を向けてみて下さい。女性が一人暮らしをするにあたり、空き巣などの侵入盗、ストーカー、暴行、性犯罪などの被害に遭わないようにするための対策を知っておきましょう。
本コラムでは、引越し前の物件選びの注意点や一人暮らしの女性が行うべき防犯対策についてまとめました。

物件探し~女性一人暮らしの防犯対策はここから始まります

女性が一人暮らしをする際には、防犯対策の充実したアパートやマンションを選びたいものです。実際に物件を選定する際のポイントについて解説しておりますので、ご参考にしてください。

住む街の選定

  • 住みたいエリアの犯罪状況を、各都道府県警察のHPで確認する。
  • 防犯に関する一般情報を、地方自治体(市区町村)のHPで入手する。
  • 帰宅経路に街路灯が設置され、夜間でも人の顔が判別できる明るさが保たれているかを確認する。
  • 帰宅経路は夜間でも人通りがあり、万が一の場合には付近の商店、コンビニ等に助けを求められるかを確認する。

Point!

防犯対策の第一歩として、住む街を適切に選定することが重要です。アパートやマンションだけの防犯対策でとどまらず、街全体で防犯対策が行われているようなところは、比較的治安の良い地域であることが多いものです。物件を探すにあたって、まずは、物件周辺の街がどのような状態なのかを確認することをおすすめします。
街灯がほとんど無く、夜間において暗闇となる場所は、暴行、性犯罪などのリスクが高くなると言われています。このため、駅から物件までの道のりを確認し、街灯が一定間隔で設けられているかどうか確認すると良いでしょう。
まずは、Googleストリートビューで周辺地域を確認することをおすすめします。検討が進んだ段階で、周辺地域を実地に歩いてチェックすると良いでしょう。

物件案内の記載事項のチェック

  • 建物の外周に侵入者の隠れ場所がなく、周囲から監視しやすい。
  • 建物の周りに足場となるような塀、樹木がない。
  • 出入口、廊下が明るく、見通しが良い。
  • オートロックシステムと連動したインターフォン設備が設置されている。
  • 防犯カメラが設置されている。
  • 清掃が行き届いており、清潔感がある。

Point!

物件案内(物件案内書、物件資料)には、所在地、建物の構造、面積など、対象となる物件に関するさまざまな情報が記載されています。まずは、所在地を確認し、Googleストリートビューで周辺の状況を調べると良いでしょう。
物件の周辺情報は、空き巣やストーカーの侵入経路を想定する際に必要となる情報です。

内見でのチェック

玄関扉

  • ドアとドア枠にすき間がない。
  • ドアスコープ、ドアチェーンが付いている。
  • 外部からサムターンが操作されにくい構造となっている。

  • ワンドア・ツーロックになっている。
  • ピッキングに強い錠が設置されている。

※ ディンプルキー(表面や側面にくぼみがある鍵)で開ける錠はピッキングに強い。

  • 格子やシャッターが備えられている。
  • 破壊に強いガラスが採用されている。

※ 合わせガラスや合わせ複層ガラスは防犯性が高い。CPマークがあるものがおすすめ。
※ 単なる複層ガラス、強化ガラス、網入りガラスは、防犯性は高くない。

部屋

  • 2階以上であること
  • TVモニター付きインターフォン(録画機能があるもの)
  • 防犯カメラやホームセキュリティなどの防犯設備
  • 外から見えないように洗濯物を乾かせるかどうか
  • 防犯面以外での確認事項
    • 部屋の広さ、間取り、日当たり、コンセントの位置、宅配ボックス
    • Wi-Fi環境、モバイル機器の電波状況

物件周辺

  • 夜間の人通りや街頭の明るさ
  • 落書きやゴミがそのままになっていないか
  • 掲示板がある場合、ネガティブな内容がないか

Point!

防犯性能の高い建物部品には「CPマーク」と呼ばれるシールが貼付されています。防犯性能をチェックする際の目安にしてみてはいかがでしょうか。
より安全・安心な防犯対策をご検討の場合はホームセキュリティサービスの導入がおすすめです。
ALSOKのホームセキュリティは、「セルフセキュリティ」「オンラインセキュリティ」の2つから選択できます。
セルフセキュリティでは、お手頃価格〔月額 990円(税込)から〕でホームセキュリティを実現でき、もしもの時にはガードマンの依頼駆けつけが利用可能です。オンラインセキュリティでは、異常発生時には自動でガードマンが駆けつけます。特別な訓練を積んだガードマンが、迅速かつ適切に対処し、お客様のご家族とお住まいを守ります。
ALSOKのホームセキュリティなら相談は無料、専門のアドバイザーがあなたのニーズにぴったりのプランをご提案いたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。

身につけたい女性一人暮らしの生活習慣上の防犯対策・注意点

続いて生活習慣上の防犯における留意点について考えてみましょう。普段のちょっとした気配りにより、犯罪被害に遭遇する機会を減らすことができます。

生活習慣(屋内・住居編)

  • 外出する際には戸締まり確認を忘れずに。
    →ゴミ出しや近所への買い物といった短い時間であっても、侵入されるケースがあります。家を留守にする際は、少しの時間でも必ず戸締まりをしましょう。
  • 女性用衣類の洗濯物を外に干さない。
    →犯人に「女性しかいない」と思われます。「浴室乾燥機」があると、室内で干すことができるため、浴室乾燥機が備わった物件がおすすめです。
  • お父さんの下着を一緒に干すのも防犯対策の一つ。
    →男性がいると思わせるだけで、侵入をあきらめる犯人は多いものです。
  • 長期間留守にする際には、郵便受けに新聞や郵便物を放置しない。
    →長期にわたって不在にしていると思われるため、ターゲットにされやすくなります。
  • 郵便受けや表札には名前を記載しない
    →苗字だけの名前表記で、女性が住んでいるだろうと推測されたケースもあります。近年、郵便受けや表札には名前は記載せず、部屋番号のみ記載するケースが増えています。防犯を高めるなら、名前は記載しないほうが良いでしょう。
  • エクステリア・インテリア共に、一見して女性の部屋だとわかるものは避ける。
    →「女性だけで住んでいる」ことが推測されないよう注意しましょう。
  • エレベーターに不審者が乗り込んできたら、勇気を持って自ら降りる。
    →エレベーターは密室であるため、暴行や窃盗の被害に遭っても逃げ場がありません。周囲を確認し、怪しい人がいたら一緒に乗らないようにしましょう。
  • 玄関扉を開ける際に、周囲に不審者がいないことを確認してから開錠する。
    →無理やり扉を開けられて、室内に侵入される可能性があります。必ず周囲を確認しましょう。
  • 訪問者には用件、身分を確認した上で、チェーンロックを付けたまま扉を開ける。
    →犯人が宅配業者を装っている可能性があります。
  • ホームセキュリティを導入する。
    →ALSOKのホームセキュリティは、「セルフセキュリティ」「オンラインセキュリティ」の2つから選択できます。セルフセキュリティでは、お手頃価格〔月額 990円(税込)から〕でホームセキュリティを実現でき、もしもの時にはガードマンの依頼駆けつけが利用可能です。オンラインセキュリティでは、異常発生時には自動でガードマンが駆けつけます。特別な訓練を積んだガードマンが、迅速かつ適切に対処し、お客様のご家族とお住まいを守ります。

生活習慣(屋外、外出編)

  • 見知らぬ人間に尾行されていると気づいたら、すぐ周囲に助けを求める。
    →誰かに電話をしたり、電話をしているフリをしたりするだけでも防犯対策になります。
  • ひったくりに遭わないよう、かばんは道路と反対側に持つ。
    →バイクや自転車に乗った犯人が、ひったくったあとにそのまま逃走する可能性があるため、道路側にはかばんを持たないようにしましょう。
  • 深夜の一人歩きは極力避ける。
    →やむを得ず夜に一人歩きしなければならない場合、人通りが多く明るい道を選びましょう。タクシーの利用も検討しましょう。
  • 複数名で行動する
    →複数名で行動しているとターゲットになりにくくなります。
  • 入居前の住民が使っていた錠・鍵をそのまま使わない
    →合いカギを作られている可能性があるため、入居時は鍵を変えてもらうようにしましょう。
  • ピッキングに強い錠に変える。
    →ドアの錠をピッキングに強い錠に変更すると安心です。
    ※ ディンプルキー(表面や側面にくぼみがある鍵)で開ける錠はピッキングに強いとされています。
  • 個人情報が記載されたはがきなどはシュレッダーで処分する。
    →集合住宅のゴミ置き場からゴミ袋を持ち去って、その中から個人情報が窃取されることも考えられます。個人情報はシュレッダー等で処分しましょう。
  • 万が一襲われたときにはすぐに鳴らせるように、防犯ブザーを持ち歩く。
    →大きな音を発すると多くの人から注目されるため、犯人が逃走する可能性が高くなります。

ALSOKおすすめの防犯グッズ

ここでは、ALSOKおすすめの防犯グッズをご紹介します。

夜道の一人歩きには防犯ブザー・緊急通報のできる「まもるっく」

「まもるっく」は、GPS機能が搭載されているモバイル端末を利用した見守りサービスです。まもるっくには、下記のような機能が搭載されています。夜道を歩くときには、まもるっくを携帯されることをおすすめします。

  • GPS機能を搭載しているので、居場所確認ができる。
  • ストラップを引くことで、ブザー鳴動+ALSOKに緊急通報。
  • 状況によっては110番・119番通報を行う。
  • 依頼によりガードマン駆け付けが利用できる。

外出先からスマホで映像を確認できる 家庭用防犯カメラ

外出中に、自宅の状況が気になる方は多いのではないでしょうか。そんなときは、お手持ちのスマートフォンと連携できる家庭用防犯カメラの設置がおすすめです。
屋外対応無線式カメラHOME ALSOK Connect Eyeは設置が簡単で、次のような特徴があります。

  • 人感センサー が作動して自動録画
  • 専用アプリでリアルタイムに映像確認
  • 「依頼駆け付けオプション」あり

空き巣に侵入をあきらめさせるための方法

空き巣に侵入をあきらめさせるための方法をまとめましたので、参考にしてください。

  • 防犯ガラス(合わせガラスや合わせ複層ガラス)に替える・防犯フィルムを貼る
  • 補助鍵を取り付ける(ワンドア・ツーロック)
  • サムターン防止カバーを取り付ける
  • ピッキングに強い錠(ディンプルキーで開ける錠など)にする
  • センサーライト、防犯カメラを設置する
  • 「女性が住んでいる」ということを推測されるようなカーテンの色・柄を避ける
  • ホームセキュリティを導入する

安全・安心な住環境のため、状況に合わせて適切な対策を検討すると良いでしょう。

安全・安心な暮らしのために是非ALSOKのホームセキュリティを

より安全・安心な防犯対策をご検討の場合はホームセキュリティサービスの導入がおすすめです。ALSOKのホームセキュリティは、「セルフセキュリティ」「オンラインセキュリティ」の2つから選択できます。セルフセキュリティでは、お手頃価格〔月額 990円(税込)から〕でホームセキュリティを実現でき、もしもの時にはガードマンの依頼駆けつけが利用可能です。オンラインセキュリティでは、異常発生時には自動でガードマンが駆けつけます。特別な訓練を積んだガードマンが、迅速かつ適切に対処し、お客様のご家族とお住まいを守ります。
ALSOKのホームセキュリティなら相談は無料、専門のアドバイザーがあなたのニーズにぴったりのプランをご提案いたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。