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家の中で不審者と鉢合わせをしたら、半数以上の56.0%が「とっさに逃げる」と判断x

空き巣に入られることは怖いことだが、もっと恐ろしいのは犯人と対面してしまった時じゃ。そこで今回のアンケートでは、家の中で犯人と遭遇した時のことを想定してもらい、どんな行動をするか、聞いてみた。結果、半数以上の56.0%の人が「とっさに逃げる」という答えに。お見事!正しい判断ができておるな。金品を盗まれるのは悔しいが、自分の身を守ることが最優先じゃからな。続く「近くにあるものを投げつける」と「大声を出して、助けを求める」は、同数の12.0%だった。そして、「その他」が20.0%という結果に。その他の行動とは、「警察を呼ぶ」、「防犯セキュリティの非常ボタンを押す」、「ホイッスルで助けを呼ぶ」などだ。遭遇した時は、誰もがパニックになりがち。正しい行動を知って、いざという時に備えるようにするのじゃぞ。

住居侵入で最も多いのは、家人が外出している間に金品を盗む空き巣。だが、あえて在宅中を狙った居空きや忍び込みも起きているんじゃ。居空きとは、家人が昼寝をしたり、テレビを見たり、洗濯物を干している間などに、家の中に侵入をして金品を盗むこと。そして、忍び込みとは就寝中に侵入して金品を盗んでいくことだ。在宅中はセキュリティシステムを解除していたり、鍵を開けていたりと、人がいるからと油断しておる者が多いからな。警視庁の『平成23年中の侵入窃盗(空き巣)の傾向』によると、都内における侵入窃盗の認知件数は8,042件で、前年に比べて1,373件減少し、そのうち空き巣については前年に比べて1,158件減少している。ところが、居空きと忍び込みはわずかだが増えている。居空きと忍び込みの恐ろしい点は、犯人と対面してしまうリスクが高いことだ。そして、対面した時は犯人もパニックになり、強盗になって危害を加えることもある。そこで、空き巣犯と鉢合わせをしたり、居空きや忍び込みに気が付いた時の対処法をアドバイスするので、しっかり覚えるのじゃぞ。

家に入った瞬間に普段と違うと感じたら、一人では入らならない

空き巣の場合は、鉢合わせをしないようにするのが一番。ゴミ出しや買い物に行った時など、鍵をかけずにちょっと外出をした時は要注意。さらに、鍵をかけて外出したにもかかわらず玄関の鍵が開いていた時は家に入らず中の様子を必ず確認すること。靴が散乱しているなどちょっとでも普段と違う気配や異常を感じたら、管理人や近所の人、もしくは警察に事情を話して一緒に入ってもらうようにするのじゃ。決して一人で入っていくでないぞ。
居空きや忍び込みの手口は、施錠していない玄関や窓から侵入してくるケースが多い。在宅中でも、子どもが外出から帰ってくる時のためにと玄関の鍵を開けていたり、部屋の換気や就寝中などに窓を開けっ放しにしている時に狙われるのじゃ。犯人は、下見をしながらその家の生活パターンを把握して、いつ犯行に及ぶのか計画を立てている。その証拠に、玄関のドアやポスト周辺に落書のように記号やアルファベット、数字が書かれているを見たことはないか?それは、“空き巣チェックマーク”と呼ばれる下見のサイン。空き巣同士の暗号として、その家の家族構成や帰宅時間などの情報交換を行っている印の可能性がある。もし見つけたらすぐに消すのじゃぞ。

犯人と対面したときは、自分で解決しようとしない! 外に出て大声で助けを呼ぶこと

もし、犯人と遭遇してしまった場合は、大きな声で助けを呼ぶこと。ホームセキュリティを契約している場合は、非常ボタンを押してすぐに外に飛び出すのじゃ。家人は自分の家から犯人に出て行ってもらいたいという心理が働いて追い出そうとするのだが、自分で説得をしたり、闘おうとするのは非常に危険な行為だ。自分の身を守ることを最優先にして、犯人と直接接触をしないこと。密室の中で、襲われて危害を加えられるなど、手遅れになることも。特に女性は犯人に狙われやすく、強姦の危険もあることを認識しておくのじゃぞ。犯人が凶器などを振りかざしてきたら、素手で対抗するのは無理だ。近くにある物を投げつけて犯人がひるんだ隙に逃げること。最後に、万が一、犯人と接近してしまった時の護身術を教えておこう。それは、急所を攻撃する技。自分の足のスネを相手の急所(股間)に向かって、思いっきり振り子のように振り上げて急所を蹴り上げるのじゃ。

犯人は、侵入に成功をした家は、何度もターゲットにすると言われている。すなわち、狙われやすい家というのがあるんじゃ。空き巣に入られないように万全の防犯体制をしておくのはもちろん、万が一犯人と対面してしまった時のこともイメージしておくことが大切じゃ。

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