孤独死の実態として、自宅で亡くなっている65歳以上の一人暮らしの高齢者は東京23区だけでも3000人を超えており、この傾向は年々増加しているという現実があります。単身で暮らす高齢者を将来の孤独死リスクから救うためには、家族、地域、自治体といった範囲での見守り対策が必要となるでしょう。
もっとも身近な家族での見守りが可能であればそれに越したことはありませんが、遠方にいるなどの場合にはそれも難しいでしょう。地域の人と交流を深めたり、またはお住まいの地域の民生委員に相談するのもひとつの方法ですが、どうしても近所の人に遠慮をしてしまう人もいるでしょう。このような場合におすすめしたいのが、ALSOKの「HOME ALSOKみまもりサポート」です。

みまもりサポートって、どんなことをするの？　面倒じゃないの？と疑問をいだくこともあるかもしれません。でも、ALSOKのみまもりサポートはカンタンに操作ができて、たいへん便利で安心です。では、そのメリットを紹介しましょう。

その1：ボタンひとつでカンタン操作

みまもりサービスに使うコントローラーは、大きな文字・聞き取りやすい音声・警報音など、高齢者が操作しやすいユニバーサルデザインになっていて、操作もボタンひとつでできます。据え置き設置ができるので、テーブルの上やテレビのそばなど、身近な場所に置いて使うことができます。

その2：24時間365日の安心対応

ボタンを押すだけで、全国の待機所から最も早く到着できるガードマンが、24時間365日、迅速に駆けつけます。体調が悪くなったときや、高齢者に多い自宅での怪我など、万が一の場合に備えます。

その3：いつでも相談できるヘルスケアセンター

相談ボタンを押すだけで、24時間ALSOKヘルスケアセンターとつながります。ヘルスケアセンターには看護師が常駐していますので、少しでも気になることがあれば、いつでも相談ができます。ヘルスケアセンターでは、健康・介護に関する相談、医療機関・介護施設の情報に関する相談、介護福祉関連施設への取り次ぎ、介護事業者の紹介、疾病予防・健康管理に関する施設紹介などをしています。

その4：設置もカンタン

みまもりサポートの導入には、インターネット回線等は必要ありません。固定電話回線と電源があれば利用ができます。

その5：緊急情報登録で、もしものときにも安心

予め持病やかかりつけの病院などの情報を登録していただくと、救急車による搬送が必要になった場合に、駆けつけた救急隊員への引き継ぎに役立ちます。

その6：オプションサービスのいろいろ

オプションサービスは、キッチンやトイレなどの生活の導線上にセンサーを設置したり身につけたりすることで高齢者の生活をみまもるサービスのことで、次のような種類があります。

• ペンダント型緊急ボタン
  ペンダント型緊急ボタンは首から下げるタイプで、コントローラーまで歩けないような緊急時にも、すぐに通報することができます。
• 火災感知
  火災感知は、キッチンや天井に火災センサーを設置して火災や煙を感知すると、すぐにALSOKが駆けつけます。
• ガス漏れ感知
  ガス漏れ感知は、キッチン等にガスセンサーを設置してガス漏れを感知するとALSOKが駆けつけます。
• ライフリズム
  ライフリズムは、離れて暮らすご家族を見守るサービス。日常的に利用するトイレのドアなどにセンサーを設置して一定時間ドアが開閉されなければ、異常と判断してガードマンが駆けつけます。
• みまもり情報配信サービス
  天井や壁に人の動きを感知するセンサーを設置して高齢者をみまもり、家族に生活リズムの正常・異常をメールでお知らせするサービスです。

このようにALSOKのみまもりサポートは、近くに頼りにできる人がいない場合でも、さまざまな角度から頼りにしていただけるサービスです。

ALSOKのみまもりサポートを検討したいと思ったら、一度、居住している自治体にサービスの有無を確認することをおすすめします。また、市町村などの自治体がサービスの利用について費用補助を導入している場合もありますので、問い合わせをしてみてください。
みまもりサポートの詳細については、ALSOKのホームページで確認ができます。

出典：内閣府「第1章　高齢化の状況（第2節 高齢期の暮らしの動向（4）」