センサーライトが防犯に逆効果となるケースは?正しい設置場所を解説

防犯 2026.01.29更新(2020.10.01公開)
センサーライトが防犯に逆効果となるケースは?正しい設置場所を解説

センサーライトは、空き巣や窃盗といった侵入犯罪の防止に役立つ防犯アイテムの一つです。適切な方法で利用すれば、侵入者を威嚇し、犯行を断念させる効果が期待できます。
しかし、設置の仕方を誤ると逆効果となってしまうため、センサーライトの導入を検討する際は正しい設置の仕方もチェックしておきましょう。
本記事では、センサーライトの防犯効果や設置が逆効果となってしまうケース、正しい設置場所について解説します。

目次

センサーライトのメリットとその効果

センサーライトの効果

センサーライトは、人の体温(赤外線)による温度変化を感知すると自動的に点灯し、周囲を照らしてくれる防犯アイテムです。常に点灯している一般的なライトとは異なり、センサーライトには人の動きや熱を感知する人感センサーが搭載されており、侵入者を感知すると自動で点灯する仕組みになっています。センサーライトを自宅周辺に取り付けると、以下のような効果・メリットが期待できます。

侵入者に心理的なプレッシャーを与える

窃盗を目的とした侵入者は人目につくことを嫌うため、夜間はなるべく明かりの少ない家を狙います。明かりがなく侵入に気付かれにくいと思って近づいてきたところを、センサーライトで照らすことで、侵入者に「見られているかもしれない」という心理的なプレッシャーを与えられます。

実際、侵入犯罪の統計においても、センサーライトの存在が犯行をあきらめる要因になることが証明されています。

出典:警察庁「住まいる防犯110番 侵入者プロファイリング~心理と行動3」

侵入者の存在に気付くきっかけになる

センサーライトは動きや熱に反応して作動する仕組みになっているため、夜間に突然点灯した場合、何者かが敷地内に侵入してきた可能性が高いと考えられます。

夜間にライトが自動で点灯することで異変にも気付きやすく、必要に応じて通報するなど、安全を確保する行動を取りやすくなります。自宅が留守の場合でも、近隣住民がセンサーライトの点灯に気付く可能性があるため、周囲の目を嫌って侵入者が犯行を断念する可能性もあります。

夜間の照明代わりになる

センサーライトはもともと明かりのない場所や、見通しの悪い場所に設置するため、防犯だけでなく、日常の明かりとしても役立ちます。

例えば、夜間に帰宅した際、玄関の軒先に取り付けたセンサーライトが点灯すれば、門から玄関に入るまでの足元の安全を確認できます。また、センサーライトはセンサーによって点灯し、一定時間を過ぎると自動的に消灯するため、スイッチでのオン・オフをする必要がありません。

センサーライトの主な種類

センサーライトは、電源のタイプによって大きく3つの種類に分類されます。

コンセントタイプ

コンセントタイプは、屋外や屋内のコンセントから電力を供給して使用するセンサーライトです。常に電力が供給されるため、電池切れを心配する必要がなく、長時間使用できます。

一方で、配線が必要になるため、設置場所によってはコードが目立ち、見た目が気になることがあります。また、屋外にコンセントがない場合は、別途電源を引くか、延長コードなどを使わなければならないところも難点です。

乾電池タイプ

乾電池タイプは、ライト本体に直接乾電池をはめ込んで使用するタイプです。配線が不要なため、場所を問わず簡単に取り付けられます。

ただし、電池交換の手間がかかるほか、定期的にライトの点灯チェックを行わないと、電池切れに気付かない可能性もあります。

ソーラーパネルタイプ

ソーラーパネルタイプは、太陽光によって発電するタイプのセンサーライトです。自然エネルギーを使って蓄電するため、光熱費がかからず、配線も電池交換も不要で長く使えるなどのメリットがあります。

ただし、十分な日射量を確保できない場所では蓄電量が不足するため、設置場所が限定されるところが難点です。

近年は、24時間安心して使えるよう、電池交換の必要がないコンセントタイプやソーラーパネルタイプが主流です。日当たりの良い場所に設置できるのであればソーラーパネルタイプがおすすめですが、天候に左右されやすいため、より安定した動作を求める場合はコンセントタイプを選んだほうが良いでしょう。

センサーライトが防犯に逆効果となるケース

センサーライトは正しく設置・運用すれば防犯に役立つ一方で、使い方を誤ると期待した効果が得られないだけでなく、かえって不審者の侵入を助けてしまうケースもあります。
ここでは、センサーライトが防犯に逆効果となりやすい代表的な例を確認しておきましょう。

侵入者の経路を照らしている

センサーライトを設置していても、光が玄関や窓、勝手口といった侵入口に向いていない場合、敷地内の通行路だけを照らしてしまうことがあります。その結果、本来照らすべき侵入口周辺や死角は暗いままとなり、侵入されやすい状態が続いてしまいます。
さらに、通り道だけが明るくなることで、侵入者にとっては「侵入口までのルートが分かりやすくなる」という逆効果を招くおそれもあります。センサーライトを設置する際は、光を当てる方向と設置場所に注意が必要です。

電池切れで放置されている

センサーライトが設置されていても、電池切れや故障によって点灯しない状態が続いていると、防犯効果はほとんど期待できません。それどころか、防犯意識の低い家と判断され、侵入者に狙われやすくなる可能性があります。
防犯目的でセンサーライトを使用する場合は、定期的なメンテナンスが大切です。
電池が切れていないかの確認に加え、ほこりやくもの巣などでセンサーの感度が低下していないかもあわせてチェックしましょう。

その他の防犯対策を全くしていない

センサーライトは、あくまで屋外における防犯対策の一つであるため、室内の防犯対策は別途行う必要があります。例えば、補助錠の設置や防犯フィルムの貼付、ホームセキュリティの導入など、複数の対策を組み合わせることで防犯効果はより高まります。自宅のセキュリティの強化は、屋外・屋内の両面で防犯対策を検討することが大切です。

センサーライトの正しい設置場所と注意点

センサーライトを設置するときの注意点

センサーライトは空き巣・窃盗対策に効果的なアイテムですが、取り付け場所を誤ると効果が失われたり、誤作動や故障の原因になったりします。センサーライトを安全かつ効果的に使用するために、ライトを設置する際は以下の点に注意しましょう。

強い揺れが起こらない場所に設置する

人感センサー付きのセンサーライトは、人の動きだけでなく揺れなどにも反応します。そのため、設置場所が揺れやすいと誤作動を起こす原因になります。

ポールなど風の影響を受けやすい場所や、地震による揺れの大きい場所などに設置するのは控えましょう。また、センサーライト自体が揺れていなくても、植木の葉や枝の揺れにも反応するため、周囲の環境を考慮して設置しましょう。

熱の影響を受けやすい場所への設置は避ける

人感センサーは人の体温(赤外線)や動きによる温度変化などを感知して作動します。そのため、熱の影響を受けやすい場所にセンサーライトを設置すると、センサーが誤作動を起こして点灯・消灯を繰り返し、防犯効果が薄れるほか故障の原因となる可能性があります。エアコンの室外機や換気扇の近くなど、熱を発する場所や温度変化が大きい場所への設置は避けましょう。

自宅が歩道や車道に面している場合は設置場所に注意

センサーライトは車や自転車、バイクなどにも反応する場合があります。そのため、道路に向けて設置すると通行人や車両が通るたびに点灯してしまいます。防犯効果が薄れるだけでなく、場合によってはご近所トラブルにもなり得るため、歩道や車道に面した場所に設置する場合は、感知範囲を考慮して設置することが大切です。また、木々の揺れや小動物(鳥・犬・猫)による誤作動も起きやすいため、あらかじめ対策を取っておくか、設置後に角度を調整する必要があります。

さらに、防犯面では通行路だけを照らしてしまうと逆に侵入しやすくなってしまうため、玄関や窓などの侵入口や死角を照らす位置に設置するのがポイントです。

周囲に可燃性のものがないかどうか確認する

コンセントタイプのセンサーライトには配線が必要となるため、長年屋外に設置していると、経年劣化や台風や地震などの影響で断線し、漏電する可能性があります。万が一漏電した際に、周辺に可燃性のものがあると、火災が発生する原因になりますので非常に危険です。設置する前に木製の物置や棚、紙や布製品など、燃えやすいものが周辺にないかどうかチェックしておきましょう。

また、取り付けの際は配線やコンセントが水に濡れると漏電するおそれがあるため、工夫が必要です。近くに可燃性のものがある場合や、雨水を避けられない場所に設置する場合は、乾電池タイプやソーラーパネルタイプのセンサーライトを設置したほうが安心です。

センサーライトの取り付け位置に注意

センサーライトは、ドライバーなどの工具で比較的簡単に取り付け・取り外しが可能です。そのため、手の届きやすい位置に設置すると、空き巣を行う前の下見段階で侵入者に取り外されるおそれがあります。一方、あまり高い位置に設置すると、センサーの感度が悪くなり、不審者が侵入してもライトが点灯しない可能性があります。

防犯効果を最大限に発揮させるためにも、センサーライトを設置する際はセンサーの感知範囲をチェックしたうえで、適切な高さに設置するようにしましょう。また、センサーを取り付けた周辺には足場となるものは置かないようにしてください。

外から見えにくい場所に設置する

センサーライトは侵入者の不意を狙って照射し、相手を威嚇するアイテムです。急にライトが点いて明るくなると姿があらわになるため、侵入を阻止する効果が期待できます。

しかし、センサーライトが分かりやすい場所に設置されていると、下見の段階で照射範囲や角度を把握され、防犯効果が薄れてしまいます。なるべく外から分かりづらい場所に設置すると良いでしょう。

また、死角が生じないように防犯カメラと組み合わせるなど、複数の防犯対策を併用することでより高い防犯効果が期待できます。

侵入犯罪の防止にはホームセキュリティの導入がおすすめ

センサーライトは、侵入者に心理的なプレッシャーを与え、家族や周囲に異変を知らせる防犯アイテムです。

ただし、侵入犯のなかにはあらかじめ下見を行い、センサーライトの位置や感知範囲を把握したうえで犯行に及ぶ者もいます。特に、留守中や室内の防犯対策はセンサーライトだけでは不十分です。より高い安全性を求めるならホームセキュリティの導入をおすすめします。

HOME ALSOK Connect

ALSOKのホームセキュリティは、「セルフセキュリティ」「オンラインセキュリティ」の2種類から選べます。
セルフセキュリティは、お手頃価格でホームセキュリティを実現でき、もしものときにはALSOKの駆けつけを依頼できます。オンラインセキュリティは、異常発生時にALSOKが駆けつけ、適切に対処します。また、スマートフォンを持っているだけで警備を解除し、警備開始もワンタッチでできる「スマホゲート機能」があるため、外出時や帰宅時にもスムーズに警備をセットできます。
ALSOKのホームセキュリティは、在宅中も警備をセットできるので、就寝中や一人での在宅時にも安心です。
ぜひ、ご家族とご自宅を守るホームセキュリティの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

センサーライトが一体になった防犯カメラで防犯効果的アップ

HOME ALSOK Connect Eye

ALSOKの屋外対応無線式カメラ「HOME ALSOK Connect Eye」は、防犯カメラとセンサーライトが一体となった便利なモデルです。夜間は人感センサーが人の動きを検知すると、LEDライトが点灯し威嚇効果を高めてくれます。
電源工事が不要で、手軽に設置できるのも大きな特長。さらに、スマホアプリを使えば外出先からでも自宅の映像をリアルタイムで確認でき、離れていても安心です。
万が一の際には、オプションでALSOKの駆けつけサービスを利用することも可能なため、日常の見守りから緊急対応まで、安心をしっかりサポートしてくれる防犯カメラです。

執筆:ALSOK株式会社

「安全・安心」を皆様にお届けするため、セキュリティのプロフェッショナルであるALSOKが編集しています。日常生活に潜む危険から身を守るための防犯対策、突然の災害に備える防災情報、ご高齢者やお子さまのみまもりまで、暮らしに役立つ確かな情報を分かりやすく発信しています。

この記事に関連する商品

HOME ALSOK Connect
お買い上げプラン
月額費用4,070円(税込)
  • スマホで簡単に警備操作
  • 24時間365日の徹底警備。緊急時にはガードマンが現場に急行
  • お手頃価格で家計も警備も安心
HOME ALSOK アルボeye
カメラ稼働式
月額費用2,750円(税込)
  • 自宅内に設置したカメラの映像をスマホでいつでも確認!
  • もしもの際はメールで異常を通知+ガードマンが駆けつけ
  • ご高齢者様の見守りなどの利用にも