空き巣や泥棒に入られたら?警察への通報の仕方と取るべき行動を解説

防犯 2026.01.29更新(2020.3.27公開)
空き巣や泥棒に入られたら?警察への通報の仕方と取るべき行動を解説

家への侵入窃盗の手口で最も多いのは、留守中に侵入する「空き巣」です。そのほかにも、住人が在宅中に侵入する「居空き」や、就寝中に侵入してくる「忍び込み」など、在宅中に発生する侵入窃盗もあります。在宅中の侵入窃盗は、犯人と鉢合わせる可能性があり非常に危険です。顔を見られた犯人が暴力をふるうおそれも否定できません。また、空き巣が侵入している最中に帰宅した場合も、鉢合わせのリスクがあります。

本記事では、空き巣などの侵入窃盗被害に遭った際の適切な対処法について解説します。在宅中に侵入された場合の対応についても紹介していますので、万一の事態に備えてご確認ください。

目次

空き巣や泥棒に入られたときの対応

まずは、空き巣被害に遭ったときの対処法をご紹介します。

すぐ家の外に出て警察に通報する

帰宅したときに、部屋が乱れていたり、施錠していたはずの玄関が開いていたり、窓ガラスが割られているなど、空き巣が侵入した形跡がある場合は、すぐに外へ出て警察に通報しましょう。犯人がまだ室内に潜んでいる可能性もあるため、必ず屋外に避難してから通報してください。落ち着いて状況を説明し、警察の指示に従いましょう。

警察と一緒に家に入る

警察官が到着するまでは、現場を保全するため、室内の物には触れず、家の中に誰も入れないようにしましょう。
また、警察から「外で待機してください」などの指示があった場合は、必ず指示に従って行動してください。

被害状況を確認する

到着した警察は、被害状況の確認を行います。盗まれた物や破損した物の確認もこのタイミングで実施されます。
犯人の指紋や足跡が残っている可能性があるため、警察との確認が済むまでは、むやみに物に触れたり、室内を歩き回ったりしないでください。

盗難届・被害届を出す

盗難被害が判明したら、盗難届の提出が重要です。被害日時・被害場所などの必要事項を記入して提出します。提出時は身分証や印鑑を用意しておくとスムーズです。後日、警察署や最寄りの交番で提出することも可能です。

盗難が確認できない場合でも、ドアの破損や窓ガラスの破壊などの被害があれば、被害届を提出できます。なお、被害内容を口頭で説明し、警察官に代筆してもらうことも可能です(※)

※e-gov法令検索「犯罪捜査規範 第61条2項」より

盗難届・被害届が受理されると、警察は正式に事件として捜査を開始します。提出時には受理番号を必ず控えておきましょう。保険金請求の際に必要となります。

空き巣や泥棒被害のその後の対応

空き巣被害の直後は、被害の把握に漏れが生じやすいため、警察の現場確認が終わった後に再確認しましょう。

被害状況を再度チェック

盗まれやすい物品・金品は以下の通りです。これらが盗まれていないか1つずつ確認しましょう。

  • キャッシュカード
  • クレジットカード
  • 実印
  • 運転免許証
  • 保険証
  • パスポート
  • 現金
  • 預金通帳
  • 合鍵
  • 貴金属 など

各種手続きを行う

盗難品に応じて、関係先への手続きが必要です。以下を目安に進めてください。

盗まれた品目 必要な手続き
キャッシュカード、クレジットカードなど 銀行やカード会社へ連絡し、利用停止手続きを行う
実印、会社の代表印、通帳など 役所の印鑑登録窓口や金融機関へ紛失届を提出する
スマートフォンなどの通信端末 契約中の通信会社やショップへ連絡し、回線停止手続きを行う
パスポート、免許証、健康保険証、マイナンバーカードなど それぞれの管轄機関で再発行の手続きを行う
現金、貴金属などの金品 警察へ盗難届を出す
土地の権利証 法務局で不正登記防止申出、登記識別情報の失効手続きをする
自転車やバイクなどの乗り物 警察に車両専用の被害届を提出する

家の鍵を盗まれた場合は鍵交換を速やかに依頼し、割れた窓やドアは専門業者に依頼して、CPマーク付きなど防犯性能の高い製品に交換しましょう。
また、賃貸物件では管理会社や大家へ空き巣被害が発生したことを連絡するようにしましょう。

保険会社への連絡、確定申告を行う

明示的な盗難保険に加入していなくても、火災保険や家財保険で補償される場合があります。加入先(保険会社・代理店)に連絡し、盗難届の受理番号を手元に手続きを進めましょう。保険でカバーできない場合や被害額が保険金を上回る場合は、雑損控除として確定申告できるケースもあります。被害が大きい場合は検討してください。

再発防止のため、防犯対策を強化・見直す

一度侵入されると「侵入しやすい住宅」と見なされ、再犯のリスクが高まります。被害後は必ず防犯対策の強化・見直しを行いましょう。ホームセキュリティや防犯カメラの導入は有効です。

居空きや忍び込みにも注意

侵入窃盗の手口別認知件数の割合

出典:警察庁「令和6年の刑法犯に関する統計資料」

警察庁の「令和6年の刑法犯に関する統計資料」によると、令和6年の侵入窃盗の手口別被害では空き巣が最多です。
一方で、在宅中に侵入する居空きや忍び込みも看過できません。手口別認知件数では両者合計が4,952件(全体の約12%)に上ります。

在宅中にも侵入が発生する背景には、施錠の甘さ(窓・玄関の無施錠)や、室内に財布・バッグが無造作に置かれているなど、油断が生じやすい環境があります。居空きや忍び込みは住人と対面する危険を伴うため、特に警戒が必要です。

在宅中に泥棒の気配を感じたら

在宅中に泥棒の気配を感じた場合はどのように行動すれば良いのでしょうか。第一優先は身の安全です。

すぐに家の外に出る

室内に侵入者の気配を感じたら、まず屋外へ避難し安全を確保してください。万一、犯人と鉢合わせた場合は、とにかく逃げることを最優先にしましょう。屋外に出られたら、大声で助けを求めるのも有効です。
犯人の捜索や様子見は厳禁です。対峙すると居直り強盗へ発展するおそれがあります。
もし接触してしまった場合でも、説得や撃退を試みるのは危険です。凶器を所持している可能性もあるため、近くの物を投げるなどして距離を取り、その隙に逃げる行動を優先してください。

警察に通報する

安全な場所へ移動後、周囲に注意しながら110番通報してください。警察官の質問に落ち着いて答え、以後の行動について指示を仰ぎましょう。
スマートフォンを持ち出せなかった場合は、公衆電話や近隣への依頼で通報します。

空き巣や泥棒に入られやすい家の特徴

空き巣などの泥棒は、下見をしながら侵入しやすい住宅を探していることがあります。ここでは、被害に遭いやすい家に共通する特徴について解説します。

人通りが少ない

人目が少ない立地では、接近・侵入・逃走が気づかれにくく、狙われやすくなります。

防犯対策をまったく行っていない

防犯カメラや補助錠などの防犯対策を行っていない家は、心理的ハードルが低く、短時間で侵入されやすい傾向があります。

周囲からの見通しが悪い家

高い塀や茂った植栽で死角が多い家は、ガラス破りやピッキング等が人目を避けて実行されやすくなります。

外から不在であることが分かる家

夜になっても照明が消えたまま、洗濯物の干しっぱなしなど、不在が明確な家は、侵入時や逃走時に住人に見つかるリスクが低いと判断され狙われやすくなります。

ご近所付き合いが少ない

地域とのつながりが薄い場合、見慣れない人物が住宅周辺を歩いていても、不審に思われにくくなります。地域での見守りが弱いエリアは、不審者が侵入や下見しやすい環境になりがちです。

家の庭や周囲の手入れが行き届いていない

庭の雑草や散乱物は管理の甘さ=防犯意識の低さの印象を与えてしまいます。管理が行き届いていないことで留守が多い家だと判断されやすく、空き巣に狙われる要因となります。

空き巣や泥棒被害を未然に防ぐための防犯対策

空き巣などの泥棒被害を未然に防ぐためには、住宅の防犯対策が必要です。

施錠を徹底する

空き巣などの泥棒は、無締りの玄関ドアや窓から侵入するケースが多いことが分かっています。ごみ捨てなどの短時間の外出中でも必ず施錠するようにしましょう。また、居空き・忍び込み対策として、在宅中の施錠習慣も重要です。

出典:警察庁「住まいる110番」

窓や玄関ドアに補助錠を設置する

侵入に5分以上かかると、多くの犯人は諦めるとされています。鍵が1つの場合は補助錠を追加し、ワンドア・ツーロックを実現しましょう。

窓ガラスに防犯フィルムを貼る

空き巣は窓を割って侵入するケースも多いため、窓ガラスに防犯フィルムを貼るのも有効です。防犯フィルムを貼ると複数回の強打が必要になり、時間と音が増えるため、抑止効果が期待できます。補助錠との併用でさらに窓の防犯性を強化します。

人感・開閉センサーや窓用防犯ブザー(アラーム)を設置する

  • 人感センサー:人の動きを検知し、ライト点灯や音声通知を行う装置
  • 開閉センサー:玄関・窓の開閉を検知し、ライト点灯や音声通知を行う装置
  • 窓用防犯ブザー:窓の開閉やガラス破壊時の振動を検知し、警告音を発する(センサー一体型も多数)

これらは音と光で不審者を威嚇し、侵入を躊躇させます。防犯グッズを設置している住宅は防犯意識が高いと判断されやすく、狙われにくい傾向があります。侵入の検知により、鉢合わせの回避にも役立ちます。

ご近所と良い関係を築いておく

日頃の挨拶・声掛けは、地域の見守り力を高めます。見慣れない人物の早期発見にも有効です。

防犯カメラを設置する

HOME ALSOK Connect Eye

防犯カメラは抑止力と証拠保全の双方に有効です。

ALSOKの屋外対応無線式カメラ「HOME ALSOK Connect Eye」は、工事不要で設置でき、人感センサーで自動録画、遠隔映像確認にも対応。LEDライト点灯で夜間の視認性も向上します。
緊急時の駆けつけ依頼(オプション)にも対応し、導入のハードルが低いのが特長です。

ホームセキュリティを導入する

HOME ALSOK Connect

さらに住宅の防犯性を高めるなら、ホームセキュリティの導入がおすすめです。
ALSOKのホームセキュリティは、「セルフセキュリティ」「オンラインセキュリティ」の2種類から選べます。
セルフセキュリティは、お手頃価格でホームセキュリティを実現でき、もしものときにはALSOKの駆けつけを依頼できます。
オンラインセキュリティは、異常発生時にALSOKが駆けつけ、適切に対処します。また、スマートフォンを持っているだけで警備を解除し、警備開始もワンタッチでできる機能があり、外出時や帰宅時にもスムーズに警備を操作できます。

在宅中も警備セットが可能なため、就寝時や単独在宅時でも安心です。

空き巣などの被害が心配という方は、ぜひこの機会にホームセキュリティの導入を検討してみてください。ALSOKのホームセキュリティならニーズに合わせてさまざまな料金プランをご提案します。相談は無料、お気軽にお問い合わせください。

執筆:ALSOK株式会社

「安全・安心」を皆様にお届けするため、セキュリティのプロフェッショナルであるALSOKが編集しています。日常生活に潜む危険から身を守るための防犯対策、突然の災害に備える防災情報、ご高齢者やお子さまのみまもりまで、暮らしに役立つ確かな情報を分かりやすく発信しています。

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