トラブル増加中?子どものSNS利用時の注意点とトラブル対処法

トラブル増加中?子どものSNS利用時の注意点とトラブル対処法

子ども 2021.12.09
トラブル増加中?子どものSNS利用時の注意点とトラブル対処法

SNSの普及によりさまざまな情報が簡単に手に入るようになりました。しかし、ネットに関する知識が未熟な子どもたちは、犯罪に巻き込まれることが増えてきている状況です。自分の子どもは大丈夫と思うかもしれませんが、誰でも気軽に利用できるSNSはどなたでもトラブルに遭う可能性があります。
そこで今回は、SNS利用時の注意点とトラブル対処法についてご紹介します。

SNSに起因する子どものトラブルが増加中

SNSに起因する事犯の被害者児童数の推移(合計)

警察庁のデータによると、SNSに起因する事犯の被害児童数(18歳未満)の合計は年々右肩上がりになっており、SNSによる事件が増えていることが分かります。なお、罪種は下記の通りです。

平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 平成30年 令和元年 令和2年
児童福祉法 38 32 22 54 48 43 33 27 28 31
青少年保護育成条例 637 596 678 711 699 662 702 749 844 738
児童買春 176 182 226 260 359 425 447 399 428 311
児童ポルノ 217 242 341 358 507 563 570 545 671 597
殺人 0 0 0 1 1 0 0 3 1 2
強盗 0 2 1 0 1 0 0 2 0 1
放火 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
強制性交等 9 14 18 23 19 13 24 32 49 45
略取誘拐 1 2 3 3 9 20 21 42 46 75
人事売買 - - - - - 0 0 0 0 0
強制わいせつ 7 6 4 11 9 10 16 12 15 19
逮捕監禁 - - - - - 0 0 0 0 0
合計 1085 1076 1293 1421 1652 1736 1813 1811 2082 1819

児童買春や児童ポルノ、誘拐、殺人など、SNSを通してさまざまな犯罪に巻き込まれる可能性があります。
参照:令和2年における少年非行、児童虐待及び子供の性被害の状況(警察庁生活安全局少年課)
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/R2.pdf

SNSを利用する際の注意点

SNSを利用する際の注意点

SNSの特徴のひとつが、多くの人と気軽にコミュニケーションを取れることです。しかし、気軽に人と繋がってしまうことから、トラブルに発展することも多くなっています。

友達とのコミュニケーション

例えば、友達同士でコミュニケーションを取るときに「?」をつけ忘れたり、言葉足らずで違う意味で捉えられてしまい、トラブルに発展することがあります。SNSを利用する際は、顔が見えないぶん、普段以上の配慮が必要です。
送信前に読み返してみて、相手がどう受け取るか考えるようにするとよいでしょう。

SNSで出会った人に注意

特に気をつけたいのが、SNSで出会った見ず知らずの人に実際に会うことです。悩み事を相談しているうちに仲良くなり、実際に会うことになってしまい、そのまま連れ去られたり犯罪に巻き込まれたりするケースが増えています。
顔の見えないSNSでは、相手は年齢や素性を偽っていることがあります。学校の友達以外ともコミュニケーションを取ることができますが、実際に会うことはしないようにしましょう。誘われても断ることが大切です。

「おいしい話」には注意

SNSで大金を稼げるといって犯罪に巻き込まれる事例も増えてきています。SNSで稼げるという投稿を見て応募したものの、その仕事は特殊詐欺によってお金を受け取るというものだった、などのケースです。実際に、お金を受け取ったことで少年が逮捕されているケースもあります。
他にも、SNSをきっかけとした援助交際によるトラブルも起こっています。簡単にお金が稼げる・お金がもらえるといった「おいしい話」には注意が必要です。

情報の流出に注意

書き込んだ情報が思わぬところから流出することもあります。写真に位置情報が含まれたまま投稿してしまった、友達だけに限定公開したSNSの投稿が引用・拡散されてしまった、ということもあります。個人が特定できる内容の投稿や写真は気軽にSNSに載せないよう、注意しなければなりません。

著作権に注意

他人が描いた絵を勝手に載せたり、漫画の写真を無断でアップしたりすると、著作権侵害にあたります。また、違法にアップロードされたものだと知りつつダウンロードするのも違反です。違法な配信サイトは利用せず、合法な方法で楽しむようにしましょう。

SNSで投稿時に気をつけること

不適切な投稿により、大きなトラブルになることもあります。例えば、放課後に立ち入り禁止の場所で、はしゃいだ写真を友達に向けてアップ。その写真が拡散され、警察沙汰になるトラブルに発展し、学校や名前があっという間に特定されてしまったということもあります。
度を超えた悪ふざけや悪意のある投稿は、場合によっては罪に問われたり賠償請求をされることがあります。SNSへ投稿する際は、不適切な投稿は控えるようにしましょう。

個人間の写真・動画のやり取り

TwitterやLINEなどの拡散力のあるSNSに写真を投稿し、それが拡散されてしまうと、全てを回収・削除することはほぼ不可能です。自撮り写真はもちろん、友達を含む集合写真でも個人情報の流出につながってしまうこともあります。特に気をつけたいのが個人間での写真・動画のやり取りです。性的な写真・動画を拡散されたり、それをもとに脅されたりすることがあります。他の人からは見えないはずだと思っても、受取人が流出させないとは限りません。流出したら困る画像や動画を送るのは絶対にやめましょう。

SNSによるトラブルに遭った時の対処法

SNSによるトラブルに遭った時の対処法

お子さまがSNSでトラブルに遭ってしまった際は、冷静に対処することが大切です。また、トラブルに遭ったお子さまは傷ついていたり、ご家族に話すことをためらっている場合が多いため、怒ることはせず落ち着いて状況を把握するようにしましょう。

非表示設定を活用

SNSには、相手の投稿自体が見えないように非表示にしたり、つながり自体を断つ機能が備わっています。SNS上で誹謗中傷を受けるなどのトラブルがあった場合はそれらをうまく活用し、深く傷がつく前に見えなくする、あえて見ないようにするために非表示設定を行いましょう。

人権侵害情報の削除を依頼

個人情報が第三者に流出されている場合は、人権侵害情報を削除してもらうよう掲載元に依頼することができます。SNSのお問い合わせなどから削除依頼できるページを探し、そこから削除依頼を行いましょう。削除依頼を行う際には、証拠として画面(スクリーンショット)や動画を保存しておくことも重要です。

信頼できる機関に相談する

SNS専用の相談窓口や、警察に相談できます。SNSによるトラブルに巻き込まれた際は、1人または家族内だけで解決しようとせずに、信頼できる機関に相談するようにしましょう。
また、お子さまがトラブルに遭っているかもしれないと感じた際も、相談してみることをおすすめします。

お子さまがトラブルに巻き込まれる前に…

お子さまがSNSでトラブルに巻き込まれてしまう前に、事前にできる対策をご紹介します。

ルールを設ける

あらかじめ、スマートフォンの使い方について、ルールを設けておくことが大切です。利用する時間や場所を決める、SNSで出会った人とは良い人そうと感じても会わない、個人情報はSNSに載せないなど、お子さまと一緒にルールを決めておきましょう。

普段からコミュニケーションを取る

SNSによるトラブルは、お子さまの悩みが発端として起きるケースが多くあります。そのため、普段から親子間でコミュニケーションを取り、人間関係などの悩みを相談しやすい環境にしてあげることも大切です。
とはいえ、子どもからすると親に相談しにくいケースもあるかもしれません。その場合、1人で抱え込まず、第三者(学校や信頼できる機関など)に相談できるように教えておくと良いでしょう。

年齢に合った設定にする

SNSでは対象年齢を設定していることがあります。それぞれのSNSツールによって対象年齢が異なります。スマートフォンの設定時に正しい年齢を入力し、対象年齢以下でダウンロード・閲覧できないようにしておきましょう。

フィルタリングをかける

フィルタリングをかける

SNSに起因するトラブルの被害に遭った児童のほとんどがフィルタリングをしていなかったことが分かっています。フィルタリングとは、不適切なサイトやアプリの利用ができないようにブロックする機能です。お子さまをSNSのトラブルから守るにはフィルタリングを利用するようにしましょう。

外出時のお子さまの安全を守るには

SNSによるトラブル以外でも、登下校中に連れ去りや事件に巻き込まれる可能性もあります。特に小学校低学年のうちは抵抗する力がないために、危険な目に遭うこともあります。
そこで、外出中のお子さまの防犯対策として、ALSOKの「まもるっく」がおすすめです。まもるっくはGPSがついている小型の携帯端末で、お子さまの居場所がいつでも確認でき、通話もできます。
もしものときは、ストラップを引くことで防犯ブザーが鳴動し、ALSOKへ緊急通報することが可能。依頼があればガードマンの駆けつけ対応も行っております。

まとめ

今回は、SNS利用時の注意点とSNSによるトラブルの対処法についてご紹介しました。
SNSは身近で気軽に使えるツールだからこそ、誰でもトラブルに巻き込まれる可能性があります。お子さまがトラブルに遭わないよう、家族間でルールを設けたり、普段からコミュニケーションを取ったりすることが大切です。

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