置き配が盗まれたときの対処法と責任は?盗難対策まで徹底解説
物流業界の人手不足により、玄関前や宅配ボックスに荷物を届ける「置き配」を標準サービスとする動きが広がっています。そのため、以前より置き配を利用する人も増えているのではないでしょうか。置き配は便利な一方で、荷物の盗難リスクへの対策も必要です。この記事では、置き配の盗難対策や、万が一盗難被害に遭ってしまった際の対処法について解説します。
置き配を利用している方や、これから利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
置き配で発生しがちなトラブル
置き配は受け取る人と配送会社の双方にメリットがあるものの、盗難・破損・誤配送といったトラブルも発生しています。東京都消費生活総合センターによると、置き配に関する相談件数は2019年度の104件から、2021年度には298件と約2.9倍に増加しています。置き配では対面での確認が行われず、荷物が屋外に置かれるため、トラブルにつながりやすいと考えられます。
出典:東京都消費生活総合センター「置き配?!便利だけどトラブルも起きています~荷物の受取り場所をきちんと定め、早めに確認することが大切です~」
盗難
宅配ボックスがない場合、玄関前に置かれた荷物は誰でも手に取れるため、盗難リスクが高まります。近隣住民だけでなく通りすがりの第三者が盗むケースもあります。長時間不在にしていると荷物がなくなったことに気づくのが遅れ、犯人特定が困難になることも少なくありません。
破損
置き配では荷物が屋外に置かれるため、雨風や直射日光など天候の影響を受けます。箱が濡れたり、中身が破損したりするおそれがあります。
特に精密機器やガラス製品、食品などは注意が必要です。このような場合は対面での受け取りや、コンビニ受け取り・宅配ロッカーなど、より安全な方法を選ぶと安心です。
誤配送
誤配送も置き配で多いトラブルのひとつです。集合住宅では建物名や部屋番号が記載されていないと、同じ住所表記の別の建物に誤って配送されることがあります。対面受け取りであれば確認が行われますが、置き配ではそれがないため、気付くまでに時間がかかり、荷物が見つからない原因となることがあります。
置き配で盗難被害を受けた際の対処法
置き配で盗難被害が発生した場合、どうすれば良いのでしょうか。対処方法について解説します。
自宅周辺を確認し、配送会社・出荷元へ連絡する
荷物が指定場所にない場合、玄関先・宅配ボックス・郵便受け・車庫などを再度確認しましょう。もしくは、家族や同居人が受け取っている可能性もあります。配送会社によっては配達時の写真を確認できるため、手がかりになります。住所の入力間違いや別住所を選択してしまった可能性もあるため、注文情報も確認しましょう。
それでも荷物が見つからない場合は、配送会社や出荷元に問い合わせます。
警察に被害届を提出する
確認しても荷物が見当たらない場合は、盗難の可能性があります。荷物が見つからないときは、被害額が小さくても、再発防止のため被害届を提出しましょう。
現場確認や鑑識対応が行われる可能性があるため、荷物を置いた場所は現状を維持しておきましょう。
荷物を盗まれた際の責任は?
置き配された荷物が盗難された場合、状況によって責任の所在が変わります。受取人が置き配を指定していた場合、配送会社や出荷元への損害賠償が認められないケースもあります。責任の判断が難しい場合は、弁護士など専門家への相談が必要です。
また、Amazonなど大手ECサイトは独自の補償制度を設けている場合があります。さらに、置き配対応の盗難保険に加入していれば補償される可能性もあります。
犯人が捕まった際は?
置き配の盗難は刑事事件です。犯人が逮捕されると取り調べが行われますが、警察は民事不介入のため、逮捕されたからといって自動的に損害が補償されるわけではありません。補償を受けるには、犯人への直接の支払い交渉、民事訴訟による損害賠償請求などが必要です。
ただし、盗難の証拠がなければ逮捕・立件に至らないケースもあります。
置き配の盗難対策
置き配では、指定した場所に荷物が置かれたままになるため、対策をしないと盗難リスクがあります。実際、配達完了メールを受け取ったにもかかわらず、確認すると荷物がないケースも発生しています。リスクを減らすためには、以下のような対策を講じることが重要です。
宅配ボックスを活用する
屋外に荷物を置く置き配ではなく、宅配ボックスを利用する方法があります。宅配ボックスはマンション・戸建て双方に設置でき、盗難だけでなく雨による汚損も防げます。
マンションでは、電気式宅配ボックスが一般的で、テンキーやタッチパネルで開閉します。ただし、不在票を盗まれ暗証番号を使われるケースもあるため注意が必要です。
一戸建てでは、南京錠やダイヤル錠で開閉する機械式が多く、価格は比較的手頃です。ただし、こじ開けられたり、簡易タイプはボックスごと盗まれたりする可能性があります。
高額な商品は置き配を利用せず直接受け取る
高額商品が含まれる場合は、置き配よりも対面で直接受け取ったほうが安心です。どうしても受け取れない場合は、後述する「信頼できる受け取り先」の利用を検討しましょう。
コンビニやロッカーの受け取りサービスを利用する
多くの配送会社では、自宅以外の受け取り先を選択できます。盗難リスクを下げたい場合は、次のような受け取り先が安全です。
- 24時間営業のコンビニエンスストア
- 駅などに設置された専用ロッカー
- 配送会社の独自ロッカー(24時間受け取り可能)
これらを利用することで、盗難の可能性を大幅に減らせます。
配達完了を確認できるように設定する
メールやSMSで配達完了通知を受け取れば、荷物が届いたタイミングをすぐに把握できます。早めに確認できれば盗難リスクも減らせます。また、配送会社によっては置き配の日時指定が可能なため、荷物が外に置かれる時間を短くできる点も有効です。
盗難保険に加入する
置き配を狙った盗難が増えていることから、置き配にも対応した保険を提供する損害保険会社もあります。高額商品を注文する機会が多い方や、不在になりがちな方は加入を検討すると安心です。補償内容や範囲は商品ごとに異なるため、事前の確認が重要です。
防犯グッズを活用する
防犯グッズを使って「盗まれにくい環境」を作ることも効果的です。置き配対策としては、盗難防止機能付きの宅配ボックスや、荷物を固定する専用ワイヤー、南京錠などがあります。これらは荷物を物理的に持ち去りにくくするだけでなく、犯行を思いとどまらせる視覚的な抑止力としても機能します。また、住宅全体の防犯強化として、防犯砂利やセンサーライトの設置もおすすめです。たとえば、踏むと大きな音が鳴る防犯砂利を玄関まわりに敷いたり、人の動きに反応して点灯するセンサーライトを設置したりすることで、侵入を目立たせる環境を作ることができます。こうした防犯グッズの併用は、置き配荷物の盗難抑止にもつながります。
防犯カメラを設置する
置き配の指定場所を撮影できる防犯カメラは、盗難被害が発生した際の重要な証拠となります。また、カメラの存在自体が強い抑止力にもなります。設置時は、個人情報保護法の観点から「防犯カメラ作動中」といった掲示を行うことが望ましいとされています。抑止効果の面でも有効です。
ALSOKの防犯カメラで置き配の盗難対策を!
防犯カメラには、犯罪を抑止する効果が期待できるうえ、万が一盗難が発生した際には重要な証拠として役立ちます。空き巣などの侵入対策としても有効なため、設置をおすすめします。
ALSOKの屋外対応無線式カメラ「HOME ALSOK Connect Eye」は、工事不要で設置できるほか、人感センサーによる自動録画やオプションの駆けつけサービスにも対応しています。人の動きを検知するとLEDライトが点灯するため、夜間や暗い時間帯でも状況を把握しやすく、安心感を高めてくれます。防犯性能を重視しつつ、導入のハードルを下げたい方に適した防犯カメラです。
置き配の荷物を盗まれるということは、建物付近まで容易に接近できてしまうということです。防犯意識が低いと判断されると、空き巣のターゲットになるおそれがあります。そのため、ホームセキュリティと併せた対策が有効です。
ALSOKのホームセキュリティHOME ALSOK Connectは、「セルフセキュリティ」「オンラインセキュリティ」の2種類から選べます。セルフセキュリティは、お手頃価格でホームセキュリティを実現でき、もしものときにはALSOKの駆けつけを依頼できます。
オンラインセキュリティは、異常発生時にALSOKが駆けつけ、適切に対処します。また、スマートフォンを持っているだけで、外出時は警備の設定、帰宅時は簡単に警備解除ができる機能があるため、外出時や帰宅時にもスムーズに警備をセットできます。
ALSOKのホームセキュリティは、在宅中も警備をセットできるので、就寝中や一人での在宅時にも安心です。
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まとめ
置き配は便利ですが、荷物が外にある以上、盗難リスクは避けられません。宅配ボックス・受け取りサービス・防犯グッズ・防犯カメラなど、状況に合わせた対策を取ることで、より安全に置き配を利用できます。





















