オートロック侵入手口は?一緒に入ってくる「共連れ」を防ぐ方法

防犯 2026.01.29更新(2020.10.09公開)
オートロック侵入手口は?一緒に入ってくる「共連れ」を防ぐ方法

女性が初めて一人暮らしをする場合、不動産屋さんで契約したい部屋の条件を聞かれ、「オートロック付き」と回答する方も多いのではないでしょうか。防犯性が高いイメージのあるオートロックですが、それさえあれば安心とはいえません。
本記事では、犯罪者がオートロックマンションに侵入する手口や、住人と一緒に入ってくる「共連れ」を防ぐ方法をご紹介します。

目次

オートロックでも玄関や窓の施錠が必須な理由

侵入窃盗の侵入手口
侵入窃盗の侵入手口

出典:警察庁「住まいる防犯110番 手口で見る侵入犯罪の脅威」

オートロックは、エントランスの扉やドアが自動的に施錠され、鍵を持っている入居者だけが入れる仕組みとなっており、防犯性が高いといわれています。誰でも玄関先まで近づけてしまうアパートなどより安心感はありますが、とはいえ玄関の施錠が必要ないわけではありません。犯罪者は、さまざまな方法でオートロックをすり抜け、侵入してくる可能性があります。
警察庁の調べでは、一戸建住宅や3階建以下、4階建以上の共同住宅のすべてにおいて「無締り」による侵入が1位となっています。共同住宅の場合、オートロックがあるからと玄関の鍵をかけずに外出し、侵入されるケースが相次いでいると考えられます。
また、侵入口は玄関ドアだけではありません。オートロックを突破されたあと、屋上や非常階段を使ってベランダへ移動し、鍵のかかっていない窓から侵入されるケースもあります。リビングの窓だけでなく、トイレや浴室などの面格子のない小さな窓も狙われることがあるため、すべての開口部の施錠を徹底することが重要です。

オートロックマンションの侵入手口

では、犯人はどんな手口でオートロックをすり抜けているのでしょうか。その侵入手口をご紹介します。

住人と一緒に入る「共連れ」

エントランスで複数の住人が鉢合わせた場合、一人ずつ鍵を開けたり暗証番号を入れたりする手間を省くために、一人が開錠し、前を歩く人に続いて挨拶しながら一緒に入ることはよくある光景です。顔見知りであれば問題ないですが、実はその中に、犯罪者が混ざっているかもしれません。黙って住人の後について入ると怪しまれるため、住人に話しかけ、自分も住人であるかのようなフリをしながら侵入する犯人もいます。こうして住人と一緒にオートロックをすり抜けることを「共連れ」といいます。

共連れによる侵入は違法?

同じマンションの住人同士であれば、共連れはそのものが問題となることはありません。ただし、マンションとは無関係の人物が荷物の配達などの正当な理由がなく入った場合は、住居侵入罪などで違法となる可能性があります。

宅配業者などと一緒に入る

宅配業者などに紛れて、不審者がマンション内に侵入するケースもあります。受付のないマンションでは、オートロックであっても宅配業者などの訪問者は建物内に入ることが可能です。宅配業者は住人ではないので、マンションで会った人物が住人か否かを判断するのは簡単ではありません。不審者はこうした点に目をつけ、宅配業者が荷物を届けるためにインターホンを押し、住人がオートロックを解除した隙に、一緒に建物内に入り込むことがあります。

業者を装って侵入する

犯人自らが業者を装って堂々と侵入するパターンです。宅配業者や、電気・水道・ガスの点検業者、NHKの集金人などになりすまし、インターホンを使って他の住人に鍵を開けさせます。作業着や偽造した名刺などを見せられると、住人も警戒心を解いて鍵を開けてしまいやすいため注意が必要です。

エントランス以外のところから入る

オートロックマンションへの侵入口は、エントランスとは限りません。たとえば、非常階段や塀を越えての侵入、雨樋や外壁についている排水管をよじ登って、ベランダから侵入されることもあります。こうした侵入経路を取られると、オートロックが意味をなさないことがあります。

暗証番号を盗む

オートロックの中には、暗証番号のみで解除できるタイプのものもあります。この場合、番号を入力しているところを盗み見られ、犯行に悪用される可能性があるので、番号入力の際には手元を他人に見られないようにする必要があります。また、侵入犯罪を企てる犯人は、あらかじめ下見に来るといわれています。下見のときにじっくりと暗証番号を盗み見て、後日、侵入するケースもあります。

合鍵で入る

鍵のみで解除できるオートロックマンションの場合は、鍵穴がどの部屋の鍵にも対応できる形になっていることがほとんどです。そのため、住人が落とした鍵を偶然拾い、合鍵を作って侵入されてしまうことがあります。犯人が住人の知り合いで、勝手に合鍵を作られてしまうケースもあります。

マンションの住人が犯人

同じマンションの住人が犯人という最悪の場合も考えられます。正規の鍵を持っているためオートロックは意味をなしません。こうした場合に備えて、オートロックマンションに住んでいる場合も部屋ごとの防犯対策が必要です。

オートロックの「共連れ」による侵入を防ぐ方法

住人の後ろについて侵入する「共連れ」は、空き巣や強盗、ストーカーといった不審者の可能性があります。
ここでは、オートロックの共連れによる侵入を防ぐ方法についてご紹介します。

エントランスに人がいる場合は挨拶をする

エントランスで人と居合わせた際は、軽く挨拶をするだけでも防犯対策になります。空き巣などの不審者は、周囲に気づかれずに行動したいと考えるため、声をかけられるだけで侵入を断念する可能性があります。
また、日頃から住人同士で挨拶を交わし、顔見知りを増やしておくことも大切です。「見慣れない顔」に気づきやすくなり、マンション全体の防犯力が向上します。

開錠する際に後ろに人がいないか確認する

オートロックを開錠する前には、一度周囲を見渡し、すぐ後ろに人がいないかを確認する癖をつけましょう。共連れを防ぐだけでなく、暗証番号を入力するタイプのロックであれば、番号を盗み見されるのを防ぐことにもつながります。
もし近い距離に誰かがいる場合は、「お先にどうぞ」と声をかけて先に通ってもらったり、ポストを確認するフリをしてやり過ごしたりするなど、安全を確認してから入るようにしましょう。

異変を感じたら大家さんや管理会社に連絡する

マンションの住人や宅配業者ではない、見慣れない人物が頻繁に出入りしているなど、異変を感じた場合は、早めに大家さんや管理会社へ連絡しましょう。常駐の管理人がいるマンションであれば、直接相談するのも有効です。直接不審者に声をかけるなど、自分だけで解決しようとせず、周囲に相談することで被害防止につながります。

マンションでできる侵入防止対策

オートロックマンションでは、共連れによる侵入対策が重要ですが、それだけで万全とはいえません。不審者が他の住人に紛れて侵入したり、非常階段や窓など別の経路から侵入したりするおそれもあります。そのため、玄関や窓の施錠の徹底に加え、自宅に侵入されないための対策を複合的に行うことが大切です。ここでは、マンションで実践しやすい侵入防止対策をご紹介します。

不審な訪問者には身分証の提示を求める

心当たりのない訪問者が来た場合は、安易にドアを開けず、必ずインターホン越しに用件を確認しましょう。その際、身分証の提示を求めることで、不審者の侵入を防ぎやすくなります。宅配業者を装った不審者もいるため、心当たりのない荷物が届いた際はどこからの荷物なのか、依頼主は誰なのかを確認することが大切です。曖昧な受け答えをする場合は、ドアを開けずに対応を断りましょう。

鍵の管理を徹底する

鍵の管理が甘いと、知らない間に合鍵を作られ、不正に侵入されるおそれがあります。鍵を他人に預けっぱなしにしない、玄関の手が届く場所に放置しないなど、日頃から管理を徹底しましょう。また、SNSに投稿した写真から鍵番号が読み取られ、合鍵を作られるケースもあります。鍵が写り込んだ写真は投稿しないように注意しましょう。

窓の防犯対策を行う

一戸建住宅ほど多くはないものの、共同住宅でもガラス破りによる侵入は発生しています。特に低層階に住んでいる場合やベランダに面した窓は注意が必要です。
施錠を徹底することはもちろん、防犯フィルムを貼ってガラスを割れにくくしたり、窓用防犯ブザーを設置したりして、防犯性を高めることをおすすめします。

防犯カメラを設置する

防犯カメラの設置は、侵入を未然に防ぐ抑止効果と、万が一侵入された場合の証拠確保の両面で役立ちます。
防犯カメラは、室内への設置であれば基本的に自由に行えますが、賃貸物件で壁や天井に穴を開ける工事が必要な場合は、事前に大家さんや管理会社へ相談しましょう。また、室外は共用部となることから、設置する際は必ず許可が必要です。

ホームセキュリティを導入する

家全体の防犯を強化するには、警備会社のホームセキュリティの導入も選択肢の1つです。24時間365日の見守り体制を整えられ、異常が発生した際にはスタッフが駆けつけ、適切に対応してもらえます。在宅中でも警備をしてくれるため、住宅の防犯を高めたい場合におすすめです。

オートロックマンションへの侵入を防ぐALSOKのホームセキュリティ

オートロックがあるからと油断してしまうと、犯罪に巻き込まれる可能性があります。万が一オートロックを突破されたときに備えて、ホームセキュリティの導入をおすすめします。

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ALSOKのホームセキュリティは、「セルフセキュリティ」「オンラインセキュリティ」の2種類から選べます。
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ALSOKのホームセキュリティは、在宅中も警備をセットできるので、就寝中や一人での在宅時にも安心です。集合住宅にも取り付けられるため、アパートやマンションにお住まいの方もぜひご相談ください。

また、ALSOKでは屋外対応の無線式防犯カメラ「HOME ALSOK Connect Eye」をご用意しています。工事不要で簡単に設置でき、下見に訪れた不審者の犯罪抑止が期待できます。また、カメラが人の動きを検知すると自動で録画を開始するため、万が一被害に遭った場合の証拠の確保にも役立ちます。防犯カメラの設置を検討している方は、ぜひALSOKにご相談ください。

執筆:ALSOK株式会社

「安全・安心」を皆様にお届けするため、セキュリティのプロフェッショナルであるALSOKが編集しています。日常生活に潜む危険から身を守るための防犯対策、突然の災害に備える防災情報、ご高齢者やお子さまのみまもりまで、暮らしに役立つ確かな情報を分かりやすく発信しています。

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