ケアマネジャーはどうやって決める?探し方や選ぶ際のポイントを解説

高齢者・介護 2026.02.19更新(2021.11.30公開)
ケアマネジャーはどうやって決める?探し方や選ぶ際のポイントを解説

家族の介護が必要になった場合、要介護(要支援)認定やケアプランの作成、各種事業者の手配などをすることになります。ケアマネジャーは、こういった介護に関する一連の手続きをしてくれる存在です。しかし、ケアマネジャーの探し方・選び方が分からず、戸惑ってしまうケースもあるのではないでしょうか。
この記事では、信頼できるケアマネジャーの選び方について解説します。適切な介護サービスを受けられるよう、ケアマネジャー探しにお役立てください。

目次

ケアマネジャーとは

ケアマネジャーとは

ケアマネジャー(介護支援専門員)は、利用者や家族の相談に応じ、ケアプランを作成し、市町村・医療機関・介護サービス事業者との連絡調整を行う専門職です。
調整役として、必要なサービスにつながるよう全体をコーディネートします。

ケアマネジャーの役割

ケアマネジャーは、介護が必要な人の状況を把握したうえでケアプランを作成し、医療機関や介護サービスの利用を段取りしてくれます。また、ケアプラン作成にあたっては、利用者家族とも相談し、第三者目線の意見を述べてくれます。さらに、介護に必要な各種手続きを支援し、事務的な負担を軽減してくれるのも、ケアマネジャーの役割です。

なお、要支援の方が要介護状態へ移行しないよう予防的なケアを提供する「介護予防サービス」の計画立案は、地域包括支援センターの役割です。要支援1・2の方に対する介護予防支援(予防給付を含む)は、原則として地域包括支援センターが担当します。ただし2024年4月の制度改正により、市町村の指定を受けた居宅介護支援事業所が利用者と契約のうえ予防プランを作成できる場合があります。介護予防・日常生活支援総合事業(通称:総合事業)のみを利用する場合は、従来どおり地域包括支援センターが担当します。

また、要介護1~5の方への対応は居宅介護支援事業所に在籍するケアマネジャーが担当しますが、老人ホームに入居する場合は施設に所属するケアマネジャーが担当となります。

ALSOKでは、在宅介護や入居サービスなど、利用者の方の多様なニーズに応じた介護サービスをご提供しています。

ケアマネジャーはどうやって決める?

介護サービスを利用するには、まず市区町村の窓口で申請を行い、要介護(要支援)認定を受ける必要があります。認定後はそれぞれの状態に応じた介護サービスを受けられますが、実際に利用するにはケアプランの作成が欠かせません。ケアプランの作成を担うのがケアマネジャーのため、認定が下りたら速やかに信頼できる依頼先を探しましょう。

基本的には自力で探す

ケアマネジャーは、利用者本人や家族が自ら情報を集めて選ぶのが基本です。ケアマネジャーの所属先は大きく分けて、介護サービスを行っていない独立した居宅介護支援事業所、介護施設に併設された居宅介護支援事業所、医療機関に併設された居宅介護支援事業所の3タイプがあります。本人の身体状況や、医療機関との連携が必要かどうかなどを考慮して選ぶと良いでしょう。

具体的な探し方としては、市区町村の介護保険課や地域包括支援センターで配布されている居宅介護支援事業所のリストの活用が一般的です。また、「ハートページ」という無料冊子を設置している自治体もあります。これらの情報を参考に、信頼できる・利用したいと思える事業所に問い合わせて、ケアマネジャー業務を依頼します。
また、知人からの口コミや紹介でケアマネジャーを探すことも可能です。ただし、この場合も居宅介護支援事業所を介して契約する必要がありますので注意しましょう。

地域包括支援センターに相談することもできる

初めての介護でどのように事業所を選べば良いか分からない場合や、自力で探すのが難しい場合は、近くの地域包括支援センターに相談することも可能です。地域包括支援センターは公的な立場のため特定の事業所をおすすめすることはありませんが、希望を伝えることでそれに適した事業所を紹介してもらうことができます。「認知症のケアに慣れている事業所が知りたい」「医療的な処置が必要なので看護師との連携が強いところを選びたい」など、具体的に希望を伝えましょう。

ケアマネジャーの選び方のポイント

ケアマネジャーを選ぶ際に確認しておくと良いこと
1経験の豊富さ
2介護サービス全般の知識や介護保険外サービスについての知識が豊富
3保有資格
4素早い対応をしてくれる
5相談に親身に乗ってくれる
6守秘義務を遵守してくれる
7電話がつながりやすい
8現在の担当件数
9事業者やセンターが自宅から近いか
10所属する居宅介護支援事業所が信頼できる

ケアマネジャーを選ぶ際は、本人や家族との相性や関連する資格の有無、対応力などを総合的に考慮して選ぶ必要があります。ここでは、特に押さえておきたい具体的な選び方のポイントをご紹介します。

知識や経験が豊富か

良いケアマネジャーを選ぶには、経験や知識の豊富さ、保有資格などを確認しておきましょう。例えば、身体介助の必要がある場合は介護福祉士資格、医療処置が必要な場合は看護師資格を持つケアマネジャーを選ぶと安心です。また、介護保険サービスだけでなく、配食サービスなどの保険外サービスについても幅広い知識を持っている人を選ぶことで、生活の質を高める提案が期待できます。

相談しやすいか

最適なケアプランを作成してもらうには、家庭内の事情や将来の不安、細かな要望などを伝える必要があります。介護は長期間に及ぶことも多いため、事務的なやり取りだけでなく、親身になって話を聞いてくれるか、家族と波長が合うかといった相性も妥協せずにチェックしましょう。

素早い対応が可能か

介護生活では、急な体調変化やトラブルが発生することもあります。そうした緊急時にすぐに電話などで相談できるか、緊急時の連絡体制・初動(連絡~連携)の流れも確認すべきポイントです。また、迅速な対応を期待する場合は、居宅介護支援事業所や地域包括支援センターが自宅から近いかどうか、状況に応じて各関係機関と連携してくれるかも重要です。

信頼できるか

ケアマネジャーは家庭のプライベートな事情に深く関わるため、守秘義務を遵守し、誠実に対応してくれる人物であることが求められます。経験や知識の豊富さ、対応力などに加えて、利用者側の要望をしっかり聞いてくれる信頼できる人であるかも、重視すべきでしょう。
ケアマネジャーとは、ケアプランを作成する前に何度か面談や説明を受ける機会があります。積極的に話をしてみて、任せられるかを検討しましょう。

また、ケアマネジャー本人に加え、所属する居宅介護支援事業所が信頼できるかどうかも重要です。問い合わせた際の対応や、質の高いサービスを提供する事業所であることを示す「特定事業所加算」を受けているかなどを考慮し、適切な事業所を選びましょう。加算の有無=品質の保証ではありませんが、運営体制の可視化として参考になります。

ケアマネジャーと良い関係を築くコツ

質の高い介護サービスを受けるためには、ケアマネジャーと良好な関係を築くことが大切です。以下のポイントを意識し、お互いに信頼できる関係を構築しましょう。

希望を具体的に伝える

ケアマネジャーは介護の専門職ですが、「プロだからすべて理解してくれるはず」と任せきりにしてしまうと、希望と実際の支援内容にズレが生じることがあります。
そのため、利用者の性格や生活習慣、現在の体調や困りごと、どのような介護サービスを望んでいるのかなどを、できるだけ具体的に伝えることが大切です。事前に家族で話し合い、優先したい希望を整理しておくと、スムーズに共有できます。

こまめに連絡を取り合う

ケアマネジャーと良い関係を築くためには、日頃からこまめに連絡を取り合うことも重要です。家族が遠方に住んでいる場合でも、電話やメールを活用して定期的に連絡を取り、利用者の様子や変化を共有してもらうようにしましょう。
また、提案された介護サービスの内容や手続きについて疑問点があれば、そのままにせず早めに質問することも大切です。些細なことでも確認して解消しておくことが、認識のズレを防ぎ、トラブルのない円滑な支援につながります。

ケアマネジャーを変更する方法

ケアマネジャーは、利用者が介護サービスを適切に利用するためのパートナーです。もし、支援方針が合わない、連絡が取りにくいなどの不安がある場合は、担当の変更や事業所そのものの変更が可能です。変更してもらう際は、ケアマネジャー側が改善すべき点を把握でき、トラブル防止にもつながるため、どの点が合わないと感じたのかを具体的に伝えることが大切です。

また、事業所の対応自体に不満がある場合は、地域包括支援センターに相談し事業所ごと変更することもできます。その際は、以下のポイントを意識し、事業所自体が信頼できるかどうかを確認しましょう。

居宅介護支援事業所を選ぶ際のチェックリスト
1自宅から近い
2相談に親身に乗ってくれる
3介護サービス併設型の場合は希望するサービスと合致するか

介護が必要なご家族をALSOKがサポート

ALSOKでは、在宅介護や入居サービスなど、利用者の方の多様なニーズに応じた介護サービスをご提供しています。ケアマネジャーや居宅介護支援事業所もご紹介できますので、お住まいのエリアが該当しているかをご確認のうえ、お気軽にご相談ください。

ALSOKでは、在宅介護サービスを受けていない時間帯でも高齢の方のご自宅ライフをサポートするサービスをご提供しています。

「HOME ALSOKみまもりサポート」は、ボタン1つで緊急通報とともにご家族へも通知します。もしものときの「駆けつけ」からちょっとした体調の不調に関する「相談」まで対応しています。コントローラーのボタンも見やすく、高齢者の方でも簡単に操作できます。ALSOKが24時間365日見守り、離れて暮らすご家族の安全安心を支えます。

また、ALSOKが提供している「HOME ALSOKアルボeye」では、ご家族の見守りにピッタリなWebカメラをご用意しています。マイクとスピーカーが付いていますので、家の中の様子を画像と音声でチェックでき、お一人で過ごされる高齢のご家族を見守ることができます。また、異常を感じた際にはスマートフォンから声がけできるほか、ALSOKの駆けつけを要請することもできるので、安否確認や緊急事態にも対応できます。

まとめ

適切な介護サービスを利用するには、要介護(要支援)認定を受けたうえでケアマネジャーにケアプランを作成してもらうことが重要です。ケアプランに基づき、サービス利用の調整や関連機関の手配・手続きが進むため、介護に伴う負担を大きく軽減できます。そのため、ケアマネジャーを探す際は、信頼できる人を選びたいところです。市区町村の窓口や地域包括支援センターで配布されているリストから探すことができますが、知人からの口コミや評判を参考にするのも良い方法です。親身に相談に乗ってくれるケアマネジャーを見つけられるよう、慎重に検討しましょう。

執筆:ALSOK株式会社

「安全・安心」を皆様にお届けするため、セキュリティのプロフェッショナルであるALSOKが編集しています。日常生活に潜む危険から身を守るための防犯対策、突然の災害に備える防災情報、ご高齢者やお子さまのみまもりまで、暮らしに役立つ確かな情報を分かりやすく発信しています。

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