地球環境への配慮

ALSOKは、地球環境問題を人類共通の課題であると認識し、気候変動枠組条約などの世界的合意や目標設定の動きを鑑み、CO2排出量などの具体的な目標を掲げ、環境負荷の低減に努めるとともに、気候変動問題および自然環境保護活動に取り組んでいます。

SDGsとのつながり
目標12:つくる責任 つかう責任/目標13:気候変動に具体的な対策を/目標15:陸の豊かさも守ろう

環境マネジメントシステムへの取り組みと環境推進体制の確立

 近年、気候変動枠組条約やCOP21での「パリ協定」の採択をはじめとした世界的な合意や目標設定などの動きが活発化しています。ALSOKでは、地球環境問題に対し、より責任ある企業として事業を推進するために、2006年4月に「グリーン調達指針」を制定し、取引先や提携先企業(サプライチェーンなど)と相互に協力して、製造、使用、廃棄の一貫した環境保全活動への取り組みを強化してきました。また、環境マネジメントシステムの実効性をより高め、持続可能な社会の実現を目指すべく、2016年に「環境方針」を制定し、環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」の認証を取得するとともに、環境委員会を中心として環境マネジメントシステムのPDCAサイクルを回し、全社的な環境対応を推進しています。

環境に配慮し、電子データを使用した環境関連部会
環境に配慮し、電子データを使用した環境関連部会

グリーン調達指針

ALSOKで使用する警備機器等に関し、資源の有効活用、廃棄物の発生抑制等を積極的に進めるとともに、取引先と相互に協力して、製造、使用、廃棄の一貫した環境保全活動を推進します。

環境方針

綜合警備保障株式会社は、警備業を中核とした事業を提供するリーディングカンパニーとして、地球環境問題が人類共通の課題であるとの認識のもと、経営理念である「ありがとうの心」と「武士の精神」をもって、持続可能な社会の実現を目指すべく、環境方針を制定し、環境マネジメントシステムの継続的改善に取り組みます。

新たな環境目標の設定

 地球温暖化や森林の減少・海洋汚染による生物多様性の喪失など、人類は環境保全上極めて深刻な状況に直面しています。日本政府は「地球温暖化対策計画」において、2030年度の温室効果ガス排出を2013年度比で26%削減する中期目標と、2050年までに80%の削減を目指す長期的目標を掲げています。

 ALSOKにおいても、地球温暖化対策の取り組みをより一層強化するために、2017年において、2021年3月期のCO2排出量を毎年1.4%削減する短期目標(2018年3月期実績は、前期比1.0%削減)と、2031年3月期のCO2排出量を2014年3月期比で26%削減する中期目標を策定しました。さらに2050年までにCO2排出量を80%削減することを目指して取り組んでいきます。

2017年3月期までのCO2排出削減目標と新たな短期目標および実績
2017年3月期までのCO2排出削減目標と新たな短期目標および実績の推移グラフ
CO2排出量の中期削減目標
2031年3月期において
26%削減(2014年3月期比)

3Rと使用エネルギーの削減に向けた取り組み

 ALSOKでは、全社的に3Rに取り組み、ごみの分別やインクカートリッジ回収への協力だけでなく、機器類のリユース・リサイクルも推進しています。例えば、新横浜のリペアセンターでは、首都圏にある支社の撤去品回収、分別、整備・配送、廃棄・リサイクルなどを担っています。こうした活動の結果、2018年3月期の全国の支社平均リユース率は約36%となり昨年比5ポイント増加しました。また、各種電源装置に搭載しているニッカドバッテリー(二次電池)の再生利用を推進し、約24,000個を再生するなど、環境負荷の低減に努めています。

リペアセンター
リペアセンター

 また、全国に数多くの事業所(施設)と業務用車両を保有していることから、電力使用量および車両運行に関する燃料使用量の削減に全社を挙げて取り組んでいます。2018年3月期も、社員それぞれに定着した節電意識に加え、低燃費車、バイクなどの積極的導入、さらには営業員の折衝先訪問ルートの効率化や技術員の夜間配置人数の削減による車両走行距離の短縮に取り組みました。その結果、改正省エネ法のエネルギー使用量の削減基準となる2010年3月期比で燃料使用量は19.0%の削減、電力使用量は11.7%の削減を達成しました。2019年3月期は、警備輸送業務で使用するトラックへの電気自動車導入も計画を検討しており、自動車メーカーとの調整を進めています。

導入している電気自動車
導入している電気自動車

環境配慮への取り組み

 ALSOKでは、調達、開発活動において、特定有害物質の制限、環境配慮型の設計などを推進しています。

 調達品の選定では、「原材料への配慮」「有害物質などの使用抑制」「再使用、再使用のしやすい設計」「耐久性(耐用年数)の向上」「梱包材への配慮」「省エネルギー対策」「廃棄物処理などの負荷の軽減化」に配慮しています。またサービス提供においても、CO2排出量の削減につながる取り組みを行っています。そのひとつが、勤務日誌や警備報告書の電子化であり、勤務日誌システム(電子勤務日誌)および警備報告書作成システムを導入しています。

 その他、事業活動以外においても、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で使用するメダルを使用済み携帯電話などの小型家電から製作する「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」(主催:東京2020組織委員会)に参画するなど、あらゆる機会を通して地球環境への貢献を目指しています。

ALSOKは、東京2020オフィシャルパートナー(セキュリティサービス&プランニング)です。

「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」専用回収箱
専用回収箱

被災地での植樹と維持管理活動

 2015年に創立50周年記念事業の一環として、千葉県山武市蓮沼において、東日本大震災で被災した海岸線の環境保全と防災林の再生を目的に、NPO法人「森のライフスタイル研究所」と協働し、クロマツ約2,000本を植樹しました。植樹後は、継続した維持管理活動が必要であり、2018年9月には4回目のクロマツ周辺の下草刈りを行いました。本活動は、環境保全だけでなく、防災林の再生による被災地の安全安心に貢献できるALSOKらしい社会貢献です。

 なお、この「被災地での植樹と維持管理活動(下草刈り)」は、東京2020公認プログラムに認証されました。

下草刈りを行った社員・家族
下草刈りを行った社員・家族