重要テーマ2 人材育成と働きやすい職場づくり

持続的な企業発展の礎となる人材が能力を最大限に発揮できるよう、研修制度の充実や積極的なキャリア支援、ダイバーシティへの対応など、職場環境の整備に取り組んでいます。

SDGsとのつながり
目標3:すべての人に健康と福祉を/目標4:質の高い教育をみんなに/目標5:ジェンダー平等を実現しよう/目標8:働きがいも 経済成長も/目標10:人や国の不平等をなくそう

経営理念を体現する人材の育成

社員力向上プログラムの推進とキャリア開発

 ALSOKグループでは、経営理念「お客様と社会の安全・安心の確保のために最善を尽くす」を体現する人材の育成を目指して教育研修体制の拡充に取り組んでいます。

 「社員力向上プログラム」においては、ALSOK通信教育講座の充実を図り、110コースを開講しました。社会のグローバル化や東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、多言語の会話スキル向上を図るため、従来の英語、韓国語、スペイン語に加え、「おもてなし中国語会話入門」を新設しました。またALSOKでは、「ALSOK LIBRARY」と称する図書館(2018年3月31日現在で3,671冊を所蔵)を運営し、社員に広く読書機会を提供しています。

 ALSOKは、組織の活性化および人材育成推進のため、中央省庁や他企業、グループ内での人事交流を積極的に進めています。また、海外の日本大使館・領事館の警備を担当する警備対策分野の要員を社内公募し、グローバルに活躍できる人材の育成にも努めています。そのほか、基幹事業の警備業だけでなく、介護事業などのあらゆる事業領域においても公募制度を取り入れ、事業の中核となる人材の発掘・育成に努めています。

研修風景
研修風景

人権とダイバーシティの尊重

多様な人材の活躍推進

 ALSOKは、多様な人材が最大限に能力を発揮できる仕組みを整えています。グループ全体で約8,500人(パート社員を含む。2018年3月末現在)の女性社員が活躍しやすい環境づくりに取り組み、その成果が外部からも認められています。2017年2月に女性活躍推進法に基づく厚生労働省認定マーク「えるぼし」を取得し、2018年8月には評価項目のすべてで基準を満たす最高ランクの三段階目に認定されました。また2018年4月には、社員に占める女性割合が低い中でも着実に女性が活躍できる職場整備を推進してきたことが評価され、「第3回女性活躍パワーアップ大賞」(主催:公益財団法人日本生産性本部)において奨励賞を受賞しました。

「女性活躍パワーアップ大賞」授賞式
「女性活躍パワーアップ大賞」授賞式
「えるぼし」認定マーク
「えるぼし」認定マーク

 また、2010年には名刺の印刷業務、POD(オンデマンド印刷)業務などを行う特例子会社「ALSOKビジネスサポート(株)」を設立し、障がい者の方がスムーズに社会参加できる環境を整えながら、法定以上の雇用率を確保する取り組みに努めています。さらには、再雇用希望者を適材適所に配置する仕組みをグループ全体で取り入れ、定年退職者が培ったスキルを活用し、生産性向上につなげています。

 海外においても、人権や文化に配慮した取り組み推進を図っています。たとえば、タイにおいては女性を積極的に営業部門に登用するほか、産休制度などを整備し、女性の活躍推進に努めています。また、インドネシアではムスリム専用の社内礼拝所を設け、全員が祈りを捧げられるよう業務ローテーションを組むなど、異文化に配慮した取り組みを行っています。

ワークライフバランス推進と働き方改革

福利厚生制度の充実

 ALSOKは、社員がワークライフバランスを取りながら、安心して働き続けるための環境づくりに取り組んでいます。

 保険制度としては、万が一、長期にわたり仕事を休まなくてはならなくなった場合の支えとなるALSOK LTD(団体長期障害所得補償保険)を備えています。また満足度の高い余暇を過ごせるよう、スポーツ施設やホテルなどを優待料金で利用できる福利厚生プログラムも数多く用意しています。

 加えて、住宅の購入・建築費用、子供の入学費用などを支援する「各種融資制度」やさまざまな悩みの相談窓口となる「ALSOKサポートライン」など、いろいろなシーンで役立つ福利厚生制度を用意することで、社員と家族の豊かで安定した生活を支援しています。

働き方改革アクションプラン

 ALSOKは、企業が成長し続けるためには、社員が仕事と生活をともに充実させ、いきいきと働くことができる職場環境が必要と考えています。

 社員のより効率的で生産性の高い働き方を実現するために、2018年4月1日からの3年間を計画期間とする「働き方改革アクションプラン」を策定・公表しています。「長時間労働の是正」「年休取得の促進」「柔軟な働き方の促進」について、数値目標を設定し、継続して実施しているノー残業デー(週2日)制度に加え、長期休暇を取得できる「プラチナホリデー制度」の導入など具体的な行動計画を推進しています。

2021年3月末までに
  • 年休取得率
    10%向上
    (2017年度比)
  • 女性社員数
    5%増加
    (2018年3月31日比)
  • 所定外労働時間
    5%削減
    (2017年度比)

健康経営の推進

会社と社員が一体となった健康管理

 社員の安全衛生の確保と心身の健康維持は会社にとって重要な課題です。ALSOKは、安全衛生委員会を各事業所に設置して、労災事故防止などの目標の設定、安全衛生教育の策定・実施など、社員の安全対策と健康維持に取り組んでいます。また「がん対策推進企業アクションパートナー」に参加し、定期健康診断に人間ドックの一部を加え、各種がん検査を同時に受けることができる体制を整えています。その他、綜合警備保障健康保険組合との協働(コラボヘルス)イベント「ハッスル☆減量ゲーム」や「歩貯楽チャレンジ」(歩くことを推進)を毎年実施するなど、社員が楽しく生活習慣病予防に取り組むための活動も支援しています。さらに、心の相談窓口「ALSOKサポートライン」(現在グループ44社が利用)を設置して、社員やその家族からの相談にも対応しています。

 このような会社と社員が一体となった健康管理に対する積極的な取り組みは高く評価され、ALSOKは保険者と連携して優良な健康経営を実践している法人を認定する「健康経営優良法人~ホワイト500~」に2017年から3年連続で選出されています。

健康経営優良法人ホワイト500
健康診断を受ける社員
健康診断を受ける社員