防災の日は子ども向け防災教育のチャンス!命を守る準備と対策

防災 2026.08.07
防災の日は子ども向け防災教育のチャンス!命を守る準備と対策

毎年9月1日の「防災の日」は、家庭や学校で子どもと一緒に「もしも」への備えを見直す絶好の機会です。
本記事では、子どもに伝えたい「防災の日」の意味やおすすめの過ごし方、子ども用の非常持ち出し袋の中身、防災の備えに関する考え方などをご紹介します。

「子どもに防災を教えたいけれど、怖がらせずにどう伝えればいいか分からない」「防災の日に何をすればいいのか、具体的なアイデアが浮かばない」など、小さなお子さまを持つ保護者の方や、園・学校で防災を担当する方には、こうした悩みがつきものです。

【この記事で分かること】

  • 「防災の日」の意味と、9月1日に定められた理由・防災週間との違い
  • 子どもに防災を伝えるときの言葉の選び方
  • 家庭でできる防災の日の過ごし方
  • 子ども用の非常持ち出し袋の選び方と重さの考え方
  • 家庭や教育現場での防災の備えを支えるALSOKのサービス

目次

「防災の日」とは?9月1日の理由と防災週間の意味

「防災の日」とは?9月1日の理由と防災週間の意味

「防災の日」は、一人ひとりの防災意識を高め、防災対策の重要性を伝えることを目的に定められた日です。9月1日を中心とした8月30日~9月5日の1週間は「防災週間」とされ、各関係機関が防災の行事や訓練を行っています。

防災の日とは

防災の日は、災害への備えを社会全体で確認するために設けられました。国や自治体、学校、企業などが避難訓練や啓発活動を実施し、家庭でも防災のための備えを見直すきっかけとして活用されています。政府広報や東京消防庁なども、この時期に合わせて防災情報を発信しています。

防災の日の由来

9月1日が防災の日になった背景には、2つの理由があります。

  • 1923年(大正12年)9月1日に、多くの被害をもたらした「関東大震災」が発生したこと
  • 暦の上で「二百十日(にひゃくとおか)」にあたり、台風が来襲しやすい時期であること

こうした経緯から、地震だけでなく、台風・津波・風水害など、あらゆる災害への認識を深める日として位置づけられています。

子どもへの「防災の日」の伝え方は?

子どもに防災を伝えるときは、難しい言葉や過度に怖がらせる表現を避け、「自分の命を守る大切さ」を前向きに伝えることが基本です。
たとえば「地震で死んじゃうから」ではなく、「安全に逃げるためのお約束だよ」と言い換えると、子どもは不安になりすぎずに行動を覚えられます。伝え方のポイントは次のとおりです。

  • 絵本や紙芝居を使い、災害の様子をイメージしやすくする
  • 「なぜその行動をするのか」という理由をあわせて伝える
  • 年齢に合わせて言葉を選び、短く具体的に説明する

「怖い出来事」としてではなく「自分で自分を守る練習」として伝えることで、子どもが防災を自分事として受け止めやすくなります。

家庭でできる防災の日の過ごし方5選

家庭で防災の日を過ごすなら、次の5つのアイデアがおすすめです。どれも特別な準備がなくても、親子で取り組めます。

  • 防災会議
  • 防災クイズ
  • 避難訓練・防災訓練
  • 防災食の試食体験
  • 防災イベントへの参加

防災会議

「もしも」のときの連絡方法や、地域の避難場所を、ハザードマップを見ながら家族で確認し話し合います。あわせて、家の中で家具が倒れやすい場所など、危険な場所を子どもと一緒に探してみましょう。

防災クイズ

学んだ内容を、子どもに分かりやすいクイズ形式にすると、遊びながら防災の知識が身につきます。

  • 「じしんがぐらぐらとゆれはじめました。いちばんさいしょにすることは、なにかな?」
  • 「かじがおきて、けむりがでてきました。けむりをすわないようにするには、どうすればいいかな?」

答えを一緒に考えることで、いざというときの行動が記憶に残りやすくなります。以下の記事では、子ども向けの防災クイズをご紹介しているため、参考にしてください。

避難訓練・防災訓練

地震が起きたときの姿勢(ダンゴムシのポーズやシェイクアウト訓練)、避難場所や避難ルートの確認、保護者との連絡方法の再確認などを行います。シェイクアウト訓練とは、地震の際の安全確保行動「①まず姿勢を低く②頭を守る③動かない」をその場で約1分間、一斉に行う防災訓練です。
避難時の合言葉「お・は・し・も(おさない・はしらない・しゃべらない・もどらない)」も、この機会に覚えておきましょう。
家庭でも、災害が発生したと想定して実際に体を動かしてみると効果的です。避難経路に障害物がないかを確認したり、ライフラインが止まったと想定して電気やガスを使わずに過ごしてみたりする方法もあります。

防災食の試食体験

アルファ米や缶詰などの非常食を、防災の日に実際に食べてみるのも良いでしょう。食べ慣れておくことで、災害時にも子どもが安心して口にできます。日常的に少しずつ消費しながら買い足す「ローリングストック法」を紹介しながら取り組むのもおすすめです。

防災イベントへの参加

防災の日の前後には、各地で防災訓練や防災にちなんだイベントが開催されています。地域のイベント情報をチェックし、親子で参加してみましょう。

子ども用の非常持ち出し袋は何を入れる?年齢別の選び方と重さの考え方

子ども用の非常持ち出し袋は何を入れる?年齢別の選び方と重さの考え方

子ども用の非常持ち出し袋は、基本の防災グッズに加えて、年齢に合う必需品を絞って用意することが大切です。そのうえで、子どもが無理なく自分で持てる範囲に重さを調整します。

どんなものが必要か話し合う

まずは「災害時にどんなものが必要か」を、子どもと一緒に考えることから始めます。自分で考える過程を通じて、防災を自分事として受け止めやすくなります。

子ども用の非常持ち出し袋を用意しよう

基本の防災グッズのリストは以下の記事にまとめています。

ここでは子ども特有のアイテムを中心にご紹介します。

  • お気に入りのおもちゃ・お菓子(不安をやわらげるため)
  • 迷子札(防災カード)
  • ミニライト
  • ホイッスルまたは防犯ブザー

小学生になったら子どもが背負える防災リュックを用意しよう

小学生になったら、子どもが自分で背負って歩ける重さに抑えた防災リュックを用意しましょう。名前や連絡先、集合場所を書いた防災カードを一緒につくって入れておくと、いざというときに役立ちます。

防災カード

防災の備えや子どもの安全をサポートするALSOKのサービス

「防災の日」をきっかけに、プロのノウハウを家庭や教育現場に取り入れることで、安心につなげられます。ALSOKでは、防災の備えや子どもの安全をサポートするサービスをご提供しています。

ALSOKの災害対策・防災商品

ALSOKでは、家庭で備えておきたい防災・災害対策の商品を取りそろえています。非常用飲料水や非常食などのセットや、簡易トイレのご用意があります。非常持ち出し袋の中身をそろえる際の選択肢として、ぜひご活用ください。

ALSOKあんしん教室

ALSOKあんしん教室では、防犯や救急救命、防災に関する授業を行っています。防災教室は小学生の中学年向けで、実技を交えた理解しやすい防災授業を受けられます。身の回りに潜む危険や、災害発生時に取るべき行動、留守番時に必要な対応などを具体的に学べます。学校での防災学習を、専門家の視点で補強したいときに役立ちます。

ホームセキュリティ「HOME ALSOK Connect」

「防災の日」をきっかけに家庭で備えを整えても、留守番中は一緒にいられず、子どもの安全が心配という方は多いでしょう。その場合には、ホームセキュリティの導入をおすすめします。
ALSOKのホームセキュリティ「HOME ALSOK Connect」は、不審者の侵入や火災の発生をセンサーが感知すると、ALSOKが駆けつけて対処します。子どもでも簡単にコントローラーを操作でき、子どもの帰宅時はスマートフォンの通知で確認できるため安心です。
ALSOKのホームセキュリティは在宅時も警備をセットできるので、留守中や、就寝中の見守りとして24時間365日自宅を見守れます。ホームセキュリティの導入を検討している方はぜひALSOKにご相談ください。

防災の日や子どもの防災に関するよくある質問

Q:子どもには、なぜ9月1日が「防災の日」だと説明すれば良いですか?

A:「昔の大きな地震をきっかけに、命を守る方法をみんなで見直す日になった」と短く伝えると分かりやすいです。怖さを強調しすぎず、「備える日」として説明するのがポイントです。

Q:防災週間とは何ですか?

A:防災週間は、防災の日を含む期間に防災意識を高めるための取り組みです。家庭でも、この時期に避難場所や備蓄を確認すると行動に移しやすくなります。

Q:防災の日に学校や園で行う避難訓練の効果を高めるには?

A:訓練後に「どこが危なかったか」を振り返る時間を設けることが効果的です。実際の行動を言葉で確認することで、子どもの理解が深まります。

Q:災害時に子どもと離ればなれになったときの連絡方法は?

A:「災害用伝言ダイヤル(171)」の使い方を、事前に家族で練習しておきましょう。あわせて、集合する避難所を具体的に決めておくと安心です。

Q:登下校中に災害が発生したらどうすればよいですか?

A:無理に帰宅せず、近くの安全な場所(学校や公園など)へ避難します。日ごろから避難経路や避難場所を家族全員で確認しておくことが大切です。

まとめ

防災の日は、子どもと一緒に「命を守る力」を育てる絶好の機会です。防災の日の意味や由来を伝え、防災会議・クイズ・訓練・試食・イベント参加といった過ごし方で楽しく学び、年齢に合った非常持ち出し袋を準備しましょう。家庭での備えに加えて、必要に応じて見守りサービスや防災商品も取り入れることで、子どもの安全をより確かなものにできます。

執筆:ALSOK株式会社

「安全・安心」を皆様にお届けするため、セキュリティのプロフェッショナルであるALSOKが編集しています。日常生活に潜む危険から身を守るための防犯対策、突然の災害に備える防災情報、ご高齢者やお子さまのみまもりまで、暮らしに役立つ確かな情報を分かりやすく発信しています。

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