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通帳や印鑑など貴重品の隠し場所ランキング

2023.12.27更新

目次

空き巣が狙うもの

空き巣が狙うのは現金だけではありません。貴金属・宝石やクレジットカード、衣料品類、キャッシュカードやバッグ・財布類などが狙われています。そのほか価値の高く金銭に変えやすいものが盗まれやすいといえます。
また、キャッシュカードとクレジットカードは、ゾロ目や連番、自分の生年月日など暗証番号を特定しやすいものにしていると二次的被害に遭う可能性があります。

“自分にしかわからない場所”でも、実際に泥棒が入ったら、盗られてしまう確率大

今回は、大切な財産である「通帳」と「印鑑」の隠し場所がテーマですが、多くの方は泥棒が見落とすような最適な隠し場所を考え、工夫していることがわかりました。一番多い答えは、38.9%の「たんすや冷蔵庫など自分にしかわからない場所」です。
しかし、その本音を聞くと、隠し場所として適切なのか、不安を感じているコメントが多数ありました。また、ほぼ同数の33.3%の「その他」では、具体的な隠し場所として衣装ケースやセカンドバックの中などでしたが、プロの泥棒なら嗅ぎつけてしまうでしょう。
これでは、安心して外出することができないでしょう。預けるほどの財産がないと思っていても、奪われてしまったときのことを考えると厳重な備えが必要です。

空き巣の被害は、他人事と思っている人は多いかもしれません。しかし、警察庁の『令和4年の刑法犯に関する統計資料』では、令和4年の侵入窃盗の認知件数が36,588件も報告されており、そのうちの15,692件が空き巣などの住宅を対象とした認知件数です。
そして、空き巣に入られた家のほとんどは、多額の財産を奪われています。それはプロの空き巣が、家族さえも知らないへそくりの隠し場所から貴金属まで、金目のある場所を嗅ぎつけてしまうからです。
空き巣への一番の防犯対策は、侵入されないようにすることですが、万が一入られてしまった時のために、現金や通帳、印鑑、パスポートなど大事なものが盗られないよう工夫をすることが必要です。

通帳や印鑑・貴重品の保管方法と注意点

通帳や印鑑、貴重品の保管には、注意が必要です。ここでは、貴重品の保管方法と注意点を解説します。

貴重品はどこに保管する?貴重品の収納アイデア

多くの家では、盗まれたら困るものは人目のつかない場所に隠しているかもしれませんが、一番安全なのはやはり、銀行や信用金庫など金融機関の貸金庫に預けることです。構造上安全性が高いのはもちろん、秘密も守られるので安心です。
しかし、利用料がかかりますし、わざわざ出し入れのために足を運ばなければいけませんから、面倒という方もいますよね。そういう方には、自宅に金庫を設置することをおすすめします。
金庫には、大きく分けて耐火金庫と防盗金庫の2種類があります。耐火金庫は、火災や地震などから守るために作られ、防盗金庫は、簡単に壊されないために扉が厚く頑丈な構造に作られています。家庭用には、両方の機能を備えた金庫がおすすめです。
設置は、必ずボルトなどで床や壁に固定をしてください。金庫を持ち去るなんて考えられないような重さでも、複数犯だと台車などで簡単に盗んでしまう場合もあります。剥き出しで金庫を置いていると、「ここに財産が入っています」と言っているようなもの。金庫そのものを見つかりにくい場所に隠し、犯行時間を稼げるようにしておくことも対策になります。

防犯対策も大事ですが、使いやすさも重視したいところです。そのため、貴重品はそのまま金庫にしまうのではなく、通帳やカード類は専用のケースやファイルに入れて収納するのがおすすめです。きちんと収納しておくことで、管理がしやすくなります。
印鑑は紛失しやすいため、ポーチなどに入れて、通帳とは別の場所へ保管するようにしましょう。

通帳と印鑑、カードと暗証番号のメモなどは一緒に保管せずに別々の場所に

金庫がない場合は、簡単に泥棒に見つけられないように隠し場所を工夫する必要があります。泥棒が探す場所は、主にタンス、机の引き出し、仏壇の中、鏡台、押し入れ、冷蔵庫の中、ハンガーにかかった服のポケットなどと言われています。今、隠している場所と一致している方はすぐに場所を変更しておきましょう。
また隠す時の注意点としては、貴重品は1か所ではなく別々の場所に分けることが大切です。同じ場所に全てのものを隠していると、泥棒が見つけた時の被害が大きくなってしまいます。特に通帳と印鑑、カードと暗証番号のメモは絶対に一緒に保管しないようにしましょう。

泥棒は金品が見つからなかったとき、腹いせに家の中のものをひっくり返したり、家具を壊したりすることがあります。そんな時のために、「捨て金」として見つかりやすい場所にわざと1万円程度のお金を置いておくといいですよ。

通帳や印鑑、貴重品などの隠し場所を決めておくのも大切ですが、そもそも空き巣に侵入されないよう、家の防犯対策を行うことが重要です。空き巣の侵入経路は、鍵をかけていない窓や玄関が大部分を占めます。そのため、窓や玄関、家全体にしっかり防犯対策を行いましょう。ALSOKのホームセキュリティは24時間365日、不審者の侵入を監視。設置したセンサーが不審者の侵入を検知したら、ガードマンが駆けつけます。戸建てはもちろん、賃貸住宅や女性の1人暮らしに合わせたものなどさまざまなタイプをご用意しています。ぜひご活用ください。

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空き巣被害に遭わないために

空き巣被害を防止するには、自宅の防犯を高めて、空き巣に入られないようにすることも大切です。防犯ガラスを取り入れたり、補助錠を取り付けたりすると良いでしょう。もちろん、戸締まりも忘れてはなりません。

もし空き巣被害に遭ってしまったら

部屋の中に侵入された形跡がある、戸締まりしたはずの玄関が開いている、窓ガラスが壊れていたなどという場合は、すぐに警察に通報しましょう。自宅の中に、まだ空き巣犯がいる可能性があるため、気づいたら外に出るようにしてください。家に入る前に気づいたら中に入らず、外で通報するようにしましょう。

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