一軒家のセキュリティを最強にするには?導入したい設備、防犯対策を解説!
本記事では、一軒家のセキュリティを高めるための、施錠をはじめとした基本的な防犯対策から、玄関・窓・敷地に導入したい防犯設備、ホームセキュリティまで詳しく解説します。
近年、侵入窃盗や強盗事件のニュースを目にすることが多く、ご自宅のセキュリティを高めたいと考える方は多いのではないでしょうか。一軒家はマンションなどに比べて侵入窃盗の被害を受けやすい傾向があるため、住宅や家族の安全を守るには防犯対策の導入が重要です。
【この記事で分かること】
- 一軒家のセキュリティを「最強」にするべき理由
- 抵抗性・領域性・監視性の3観点に基づく防犯対策
- どこから手をつけるべきか
目次
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一軒家のセキュリティを「最強」にするべき理由
一軒家は共同住宅と比較すると侵入窃盗の被害が多いため、防犯設備を組み合わせてセキュリティを高めることが重要です。
警察庁の「住まいる110番」によると、令和7年の侵入窃盗の認知件数は47,233件で、令和2年以降ではもっとも多い水準となっています。住宅を対象とした侵入窃盗は17,152件発生しています。
さらに、令和7年の侵入窃盗の発生場所別の認知件数を見ると、一軒家(一戸建て住宅)でもっとも多く発生していることが分かります。マンションやアパートなどの共同住宅や事務所、店舗などでも発生していますが、一軒家の被害が全体の約3割を占めていることから、一軒家は特にセキュリティを高めることが重要です。
相次いで発生している手荒な強盗の手口にも警戒を
近年は、匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)が関与する強盗事件が相次いで発生しています。
深夜に窓を割って侵入し、住人の身体を拘束し暴行を加えるなど手荒で凶悪な行為が行われるケースもあります。特に高齢者だけで住んでいる世帯や女性だけで住んでいる世帯が狙われやすい傾向にあります。
なかには、宅配業者やリフォーム業者などを装って玄関から住宅に押し入り、住人に暴行を加える事件も確認されています。留守を狙う空き巣とは異なり、在宅している時間帯でも被害に遭うおそれがあるため、施錠に加えて、訪問者に対する防犯意識を高めておくことが大切です。
一軒家のセキュリティを「最強」にするための対策
犯罪を減らすには、犯罪の機会をなくし、犯罪が起こりにくい環境を整備する「犯罪機会論」という考え方があります。一軒家のセキュリティを最強にするには、犯罪機会論の考え方に基づき、「抵抗性」「領域性」「監視性」の3つの観点から防犯対策を講じることが重要です。
| 抵抗性 | 犯罪者から加わる力を押し返す抵抗力 |
|---|---|
| 領域性 | 犯罪者の力が及ばない明確な範囲(場所) |
| 監視性 | 犯罪者の行動を監視する周囲の目 |
上記をもとに、「抵抗性」「領域性」「監視性」それぞれの具体的な防犯対策を解説します。
抵抗性:出入口や窓から侵入されにくくする
一軒家への侵入を防ぐには、玄関や勝手口、窓などの侵入口に防犯設備を設置し、侵入されにくい状態をつくることが重要です。ここでは、出入口や窓の抵抗性を高めるための具体的な対策をご紹介します。
玄関・勝手口の侵入防止対策
玄関や勝手口などの出入口は、主な侵入経路の一つとなるため、防犯対策が必要です。特に勝手口は住宅の裏側や見えにくい場所にあることが多く、周囲から死角になりやすい傾向があります。そのため、玄関だけでなく勝手口も含めて防犯対策を行うことが大切です。
補助錠の設置
玄関や勝手口の侵入対策として有効なのが、補助錠の設置です。補助錠を取り付け、一つのドアに2つの錠を設ける「ワンドア・ツーロック」にすることで、防犯性を高められます。侵入窃盗犯は侵入するまでに時間がかかるとあきらめる傾向があるため、補助錠は時間稼ぎの手段として有効です。
防犯性の高い鍵の採用・交換
ピッキングに強いディンプルキー、サムターン回しに強い防犯サムターンなど、防犯性能の高い鍵を採用することも効果的です。築年数が古い住宅では、防犯性能が十分ではない旧式の鍵が使われている場合もあります。旧式の鍵が使われている場合は早めの交換をおすすめします。
ドアガード・ドアチェーンの設置
訪問販売や勧誘対策などに使われるドアガードやドアチェーンは、在宅中に不審者が無理やりドアをこじ開けて侵入するのを防ぐ役割もあります。また、ドアガード・ドアチェーンをかけたまま訪問者の対応をすることで、来訪者と一定の距離を保ちやすくなり、対面時の安全性が向上します。
サムターンカバーの設置
サムターンとは、ドアの内側にある鍵を開ける際に使うつまみのことです。そのつまみを工具などで回して開錠する手口が「サムターン回し」です。サムターン部分にカバーを取り付けることで、サムターン回しを防ぐ効果が期待できます。
スマートロックの導入
スマートフォンでドアを解錠できるスマートロックの導入もおすすめです。スマートロックは、鍵の紛失リスクを軽減できたり、オートロック機能により鍵の閉め忘れを防止できたりとさまざまなメリットがあります。また、製品によっては入退室履歴の確認ができるため、ドアが解錠された時刻や、子どもや家族の帰宅状況などを確認できます。
スマートフォン以外にも、カードキーや暗証番号キー、生体認証のスマートロックもあります。
スマートロックなら「SADIOT LOCK2」がおすすめです。「SADIOT LOCK2」は、オートロック・ハンズフリー解除機能を搭載しており、スマートフォンやスマートウォッチから施解錠できます。スマートフォンを持っていない高齢のご家族やお子さまでも、オプションの専用リモコンで簡単な施錠・解錠操作が可能です。
窓の侵入防止対策
一軒家では窓から侵入するケースが多いため、窓の防犯対策が欠かせません。警察庁の令和6年の資料によると、一戸建て住宅(一軒家)を対象とした空き巣は7,588件発生しており、そのうち窓からの侵入が4,347件と半数を超えています。複数の対策を組み合わせることで、防犯性を高めることができます。
防犯ガラス(CPマーク付き)の設置・交換
窓の防犯対策の一つとして、CPマークが付いた防犯ガラスの設置・交換が挙げられます。CPマークは、一定の防犯性能試験をクリアした「防犯性能の高い建物部品」に表示が認められているマークです。CPマーク付きの防犯ガラスは、一般的なガラスと比べて割れにくく、貫通しにくいため、ガラス破り対策として効果が期待できます。
補助錠の設置
一般的なクレセント錠だけでは、ガラスを破られて開錠されるおそれがあります。窓にも補助錠を設置することで、開けられるまでに手間と時間がかかり、防犯効果が向上します。
ALSOKでは、貼るだけで簡単に取り付けができる「ALSOKロック」をご用意しています。ALSOKロックは窓用の補助錠で、外からALSOKマークが見えるため、犯行の抑止につながります。窓の補助錠には「ALSOKロック」をご利用ください。
防犯フィルムの貼り付け
防犯ガラスへの交換が難しい場合は、防犯フィルムの活用も選択肢の一つです。既存の窓ガラスに防犯フィルムを貼ることで、ガラスが破壊されにくくなり、ガラス破りによる侵入に時間をかけさせる効果が期待できます。防犯ガラスへの交換と比べて導入しやすく、費用を抑えながら窓の防犯性を高めたい場合にも適しています。
面格子・シャッターの設置
1階部分や周囲から死角となりやすい場所にある窓には、面格子やシャッターを設置して物理的に侵入しにくくする方法もあります。面格子やシャッターが設置されていることで、侵入に手間や時間がかかると認識させ、侵入をあきらめさせる効果も期待できます。
ホームセキュリティに期待できる効果
人の目が届きにくい時間帯や場所の監視性を補い、一軒家の防犯性をさらに高める手段として、ホームセキュリティの導入が挙げられます。ホームセキュリティに期待できる主な効果は、以下の3つです。
- センサーで異常を「検知」する
- 異常発生時にプロが「駆けつける」
- 「監視されている」と意識させ、侵入を抑止する
ホームセキュリティは、玄関や窓などに設置したセンサーが侵入や火災などの異常を検知した際、警備員が現地に駆けつけて一次対処します。
ホームセキュリティを導入し、警備会社のステッカーを出入口などに貼ることで、「警備されている住宅」と意識させ、侵入を抑止する効果も期待できます。
また、在宅中も警備できる機能やスマートフォンと連携できるサービスもあり、外出時・在宅時問わず、24時間の警備が可能です。
領域性:住宅や敷地内への接近を防ぐ
門扉やフェンスなどを設置して敷地の境界を明確にすることで、物理的・心理的に住宅や敷地へ近づきにくい環境をつくることができます。敷地内へ無断で立ち入りにくい環境を整えることで、不審者の接近や侵入を防ぐ効果に期待できます。
ただし、防犯性を高めようとして外部からの視線を遮りすぎると、敷地内に死角が生まれるおそれがあります。そのため、領域性とプライバシーの確保のバランスを考えることが重要です。
敷地境界線の侵入対策
門扉やフェンスなどを設置して敷地の境界を明確にすることで、心理的な抑止効果が期待できるほか、物理的な侵入防止にもなります。
門扉の設置
門扉は、住宅の敷地と外部を区切る役割があります。施錠できる門扉を設置することで、住人の許可なく敷地に立ち入ることが困難になり、不法侵入の抑止につながります。
また、門扉があることで心理的にも侵入をためらわせる効果が期待できます。
フェンスの設置
フェンスの設置も効果的な防犯対策です。ただし、視線を遮るタイプのフェンスは、プライバシー保護に役立つ一方で死角が生まれ、後述する「監視性」を低下させるリスクもあるため注意が必要です。防犯面を重視するなら、適度な高さで見通しの良さも確保できるフェンスがおすすめです。
監視性:視認性を確保し、監視の目を意識させる
見通しを良くすることで視認性を確保し、「誰かに見られている」と認識させることが犯罪の抑制につながります。領域性やプライバシーとの兼ね合いもありますが、敷地境界にフェンスや化粧ブロック、生け垣などを設ける場合は、外部からの視線を遮りすぎないようバランスの取れた設計を心がけましょう。それだけでは監視性を十分に確保できない場合は、センサーライトや防犯カメラの設置も検討しましょう。
センサーライトの設置
人の動きを感知して自動で点灯するセンサーライトは、夜間の侵入を抑止する効果があります。不審者が敷地内に足を踏み入れたり、住宅や玄関に近づいたりするとライトが点灯するため、「誰かに気づかれたのでは」と心理的なプレッシャーを与えられます。また、周囲が明るくなることで、住人や近所の人も気づきやすくなります。
特に玄関周辺や裏口、窓の近く、駐車場などへの設置がおすすめです。
防犯カメラの設置
防犯カメラで監視・記録することにより、防犯意識の高さを示すとともに、万が一被害が発生した場合の証拠としても役立てられます。不審者にとって「映像に残る可能性がある」ことは大きなリスクとなり、侵入の抑止につながります。
防犯カメラは、玄関や勝手口、窓周辺、駐車場など、死角になりやすい箇所を中心に設置すると効果的です。また、夜間でも映像を記録できる暗視機能や離れた場所から現地の映像を確認できる機能を備えた機種を選ぶと、より実用性が高まります。
カメラ付きインターホンの設置
来訪者の顔や様子を確認できるカメラ付きインターホンも、一軒家の防犯対策として有効です。モニターを通して対応することで、ドアを開ける前に来訪者が誰かを確認でき、不審な人物であれば対応を控えることができます。
また、録画機能付きのインターホンであれば、過去の訪問者の映像を確認でき、不在中に不審者が訪問してきていないかなどを把握する手がかりにもなります。
ご近所との情報共有
警察庁の「住まいる防犯110番」によると、侵入窃盗犯が犯行をあきらめるきっかけとしてもっとも多かったのは「声をかけられた」ことです。これは、近隣の住民や通行人など、周囲の目が侵入窃盗の抑止につながることがうかがえます。近隣に住む方とのつながりを持っておくことで、不審な人物や異変にいち早く気づきやすくなります。
日頃からご近所との声かけや情報共有を心がけ、地域の防犯パトロールにも積極的に参加するなど、地域全体で防犯意識を高めていきましょう。
セキュリティを『最強』にするには、どこから手をつければいい?
一軒家の防犯で、まず取り組みたいのが「施錠」です。費用をかけずに、もっとも大きな「無締り」による侵入リスクを減らすことができます。そのうえで、侵入までの「時間」を稼ぐ対策と、外からの「人目」を意識させる対策を、どちらか一方に偏らず、組み合わせることが大切です。
警察庁の「令和6年の刑法犯に関する統計資料」によると、就寝中に侵入される「忍び込み」の約6割、在宅中に侵入される「居空き」の約7割が無施錠の窓や玄関からの侵入です。空き巣でも「無締り」は主な侵入手段の一つです。そのため、短時間の外出はもちろん、在宅中や就寝中も玄関や窓の施錠は徹底しましょう。
さらに、長期間の不在が分かってしまうと、侵入窃盗のリスクを高める要因になります。ポストに郵便物を溜めないように、郵便局の「不在届」を利用するなどの対策を行いましょう。加えて、玄関周りや庭を整理整頓するなど、防犯意識が低いと思われないようにする工夫も重要です。
他にも、普段の会話やSNSなどで、住所や家族構成などの個人情報を不用意に他人へ伝えることは避けましょう。情報が思わぬ形で第三者に伝わることで、犯罪に巻き込まれるリスクが高まるため、注意が必要です。
わが家はどこが弱い?防犯セルフチェック
- 短時間の外出や在宅中、就寝時も、玄関・勝手口・窓を施錠しているか
- 玄関や勝手口は、補助錠や防犯性の高い鍵を取り入れて侵入に時間がかかる状態か
- 1階や死角になりやすい窓に、防犯ガラス・防犯フィルム・補助錠・面格子などの対策をしているか
- センサーライトや防犯カメラなどを設置し、死角がない状態になっているか
- カメラ付きインターホンで、ドアを開けずに来訪者を確認できるか
- 郵便物を溜めたままにせず、玄関周りや庭を整理しているか
- SNSなどで住所・家族構成・長期不在が分かる情報を不用意に発信していないか
チェックできなかった項目がある場合は、自宅の防犯対策を見直し、できるところから対策を取り入れていきましょう。
ご自宅の資産を守るALSOKのホームセキュリティ
一軒家にALSOKのホームセキュリティを導入すると、玄関や窓など侵入口になりやすい場所にセンサーを設置し、外出中はもちろん、在宅中も住まいを見守ることができます。例えば、窓には施錠状態を確認できるセンサー、玄関ドアには開閉を検知するセンサーを設置します。さらに、異常を感じた際にALSOKへ通報できる非常ボタンを備えることで、万が一の事態にも備えられます。
ALSOKのホームセキュリティは、「オンラインセキュリティ」「セルフセキュリティ」からお選びいただけます。
オンラインセキュリティは、不審者の侵入や火災などの異常発生時に自動でALSOKが駆けつけ、迅速かつ適切に対処します。
スマートフォンで警備操作が可能で、外出先からも警備をセットできます。帰宅時にはスマートフォンを持っているだけで警備を自動解除し、外出時もワンタッチで警備を開始する便利な機能もあり、日常生活に取り入れやすい点も特徴です。
セルフセキュリティは、お手頃価格でホームセキュリティを実現でき、もしものときにはALSOKの駆けつけを依頼できます。
また、在宅中も警備をセットできるため、就寝中や一人での在宅時の防犯対策にも活用できます。
玄関や窓の防犯対策に加えて、ホームセキュリティによる見守りを取り入れ、一軒家の防犯性を高めたいと考えているなら、ぜひALSOKにご相談ください。
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年中無休24時間365日受付
まとめ
「一軒家の最強のセキュリティ」とは、高額な設備を導入することだけではありません。まずは施錠を徹底し、「抵抗性」「領域性」「監視性」を意識した複数の防犯対策を組み合わせることが、住宅と家族の安全を最大限守ることにつながります。さらに、ホームセキュリティも活用しながら、ご自宅に合った方法でセキュリティを高めましょう。





















