佐賀県治安ランキング2025 市区町村別の治安が良い地域と悪い地域は?
佐賀県 吉野ヶ里遺跡
佐賀県は九州の北西部に位置し、福岡県と長崎県に接しており、北は玄界灘、南は有明海に面しています。古来より大陸文化の窓口として、歴史や文化の面で重要な役割を担っていました。なかでも、国内最大の遺跡で国の特別史跡にも指定されている「吉野ヶ里遺跡」では、弥生時代の集落や歴史を感じることができます。
また、佐賀県は自然が豊かで、佐賀平野の広大な景観や虹の松原などの美しい風景が魅力です。歴史や自然の美しい景観に惹かれ、移住・定住を視野に入れている方もいるのではないでしょうか。佐賀県への移住を考える際に気になるのがその地域の「治安状況」です。
本コラムでは、佐賀県の治安の傾向や市町村別の治安ランキングを解説します。防犯対策もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
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佐賀県の犯罪の傾向
出典:警察庁や各都道府県警発表資料等を元に2024年における犯罪情勢をALSOK株式会社が整理したもの
佐賀県の刑法犯の犯罪遭遇率は、全国21位で200人に1件という結果でした。犯罪種別に見ていくと、「不同意性交等」の犯罪遭遇率は全国2位で、前年の7位からさらに悪化しており、引き続き高い水準です。「ひったくり」や「住宅侵入盗」の犯罪遭遇率も順位が大きく悪化傾向にあるため、地域全体で防犯意識を高める必要があります。
一方で、「殺人」の犯罪遭遇率は前年4位から2024年は7位、「特殊詐欺」は前年8位から2024年は12位と改善傾向にあるものの、依然として上位に入っています。
佐賀県の治安ランキング
※刑法犯遭遇率ランキングの順位に基づき色分けしています。
1位~4位 水色(治安が良い)
5位~8位 淡い緑
9位~12位 黄色
13位~16位 オレンジ
17位~20位 赤(治安が悪い)
刑法犯遭遇率:該当エリアの住民何人あたり1件の刑法犯罪が発生しているか
刑法犯認知件数:警察が犯罪の発生を認知した件数
刑法犯検挙率:刑法犯認知件数における検挙件数の割合
| 刑法犯遭遇率ランキング(低い順) | ||
|---|---|---|
| 順位 | エリア名称 | 刑法犯遭遇率 |
| 1 | 大町町(杵島郡) | 536.82人に1件 |
| 2 | 太良町(藤津郡) | 495.20人に1件 |
| 3 | 有田町(西松浦郡) | 339.45人に1件 |
| 4 | 上峰町(三養基郡) | 280.26人に1件 |
| 5 | 嬉野市 | 272.51人に1件 |
| 6 | 基山町(三養基郡) | 267.85人に1件 |
| 7 | 玄海町(東松浦郡) | 263.63人に1件 |
| 8 | 多久市 | 255.30人に1件 |
| 9 | 武雄市 | 248.66人に1件 |
| 10 | 小城市 | 245.47人に1件 |
| 11 | 白石町(杵島郡) | 241.87人に1件 |
|---|---|---|
| 12 | 神埼市 | 238.98人に1件 |
| 13 | 伊万里市 | 235.81人に1件 |
| 14 | 鹿島市 | 226.03人に1件 |
| 15 | 吉野ヶ里町(神埼郡) | 217.59人に1件 |
| 16 | 江北町(杵島郡) | 211.29人に1件 |
| 17 | 鳥栖市 | 201.01人に1件 |
| 18 | みやき町(三養基郡) | 186.60人に1件 |
| 19 | 佐賀市 | 170.48人に1件 |
| 20 | 唐津市 | 158.14人に1件 |
| 刑法犯認知件数ランキング(少ない順) | ||
|---|---|---|
| 順位 | エリア名称 | 刑法犯認知件数 |
| 1 | 大町町(杵島郡) | 11件 |
| 2 | 太良町(藤津郡) | 15件 |
| 3 | 玄海町(東松浦郡) | 19件 |
| 4 | 上峰町(三養基郡) | 34件 |
| 5 | 江北町(杵島郡) | 45件 |
| 6 | 有田町(西松浦郡) | 53件 |
| 7 | 基山町(三養基郡) | 65件 |
| 8 | 多久市 | 67件 |
| 9 | 吉野ヶ里町(神埼郡) | 75件 |
| 10 | 白石町(杵島郡) | 85件 |
| 11 | 嬉野市 | 90件 |
|---|---|---|
| 12 | 鹿島市 | 117件 |
| 13 | 神埼市 | 125件 |
| 14 | みやき町(三養基郡) | 137件 |
| 15 | 小城市 | 175件 |
| 16 | 武雄市 | 186件 |
| 17 | 伊万里市 | 213件 |
| 18 | 鳥栖市 | 372件 |
| 19 | 唐津市 | 703件 |
| 20 | 佐賀市 | 1,338件 |
出典:佐賀県警察「県内市町別 刑法犯認知件数及び犯罪率「県内市町別 刑法犯認知件数及び犯罪率(令和2年~令和6年確定値)」」
※刑法犯検挙率に関してはデータがないため記載なし
佐賀県の刑法犯認知件数を見てみると、もっとも少ないのは大町町(杵島郡)で認知件数は11件です。一方で刑法犯認知件数がもっとも多いのは佐賀市で1,338件と、同じ佐賀県でもエリアによって差があることがわかります。
次に佐賀県の治安の良い地区、悪い地区について詳しく見ていきましょう。
治安の良いエリアTOP3
| 順位 | 刑法犯遭遇率(低い順) |
|---|---|
| 1 | 大町町(杵島郡) (536.82人に1件) |
| 2 | 太良町(藤津郡) (495.20人に1件) |
| 3 | 有田町(西松浦郡) (339.45人に1件) |
佐賀県でもっとも刑法犯遭遇率が低いのが「大町町(杵島郡)」で、536.82人に1件という結果でした。大町町は、佐賀県の中央に位置している県内でもっとも小さな町です。子どもたちの下校時間に合わせて買い物や犬の散歩を行いながら見守ってもらう「ながら見守り」を呼びかけており、地域全体の防犯意識が高い町です。
次に刑法犯遭遇率が低いのが「太良町(藤津郡)」です。太良町は、佐賀県の西南部に位置する豊かな自然環境に恵まれた町です。人口約7,400人と都市部である佐賀市と比較すると約31倍もの差があり、人の出入りが少ないことから犯罪遭遇率が低い傾向にあると考えられます。
3番目に刑法犯遭遇率が低いのが「有田町(西松浦郡)」でした。有田町は佐賀県の西部に位置する町で、有田焼や日本の棚田百選に選ばれた岳の棚田など、多彩で豊かな観光資源を活かした町づくりに取り組んでいます。有田町では「六区見守り隊」という防犯パトロール隊があり、通学路の安全パトロールや地区内の高齢者宅への訪問・声かけ、廃棄物の不法投棄の監視、災害危険個所の把握などを行っています。
治安の悪いエリアTOP3
| 順位 | 刑法犯遭遇率(高い順) |
|---|---|
| 1 | 唐津市 (158.14人に1件) |
| 2 | 佐賀市 (170.48人に1件) |
| 3 | みやき町(三養基郡) (186.60人に1件) |
佐賀県で刑法犯遭遇率がもっとも高い場所は「唐津市」です。唐津市は、佐賀県の北西部の位置にあり、高速道路を利用すれば福岡市まで1時間でアクセスでき、佐賀市も隣接しているエリアです。唐津駅には、ホテルや商業ビルなどが集まっていて商店もあります。人が多く集まるエリアのため、人口に対しての犯罪遭遇率が高いと考えられます。
次に刑法犯遭遇率が高いのは「佐賀市」です。佐賀市は、佐賀県の県庁所在地で県内最大の都市であり経済・行政の中心地となっています。高速道路や有明海沿岸道路が通っており、周辺都市へのアクセスが良好なエリアです。また、国際線もある佐賀空港も立地しています。そのほか繁華街唐人商店街もあり、夏には多くの来場者で賑わう「佐賀城下栄の国まつり」も開催されます。交通環境が整っており、多くの人が集まる場所であることから例年犯罪遭遇率が高い傾向にあります。
3番目に刑法犯遭遇率が高いのは「みやき町(三養基郡)」で、186.60人に1件という結果でした。みやき町は、佐賀県東部にある町で、鳥栖市や福岡県久留米市に隣接しています。子どもの医療費無償化や学校給食の無料化などのサポートが充実しており、家族での移住もしやすい一方で、都市部からのアクセスが良く、人の往来が多いエリアのため、相対的に犯罪遭遇率も高くなりやすい傾向にあると考えられます。
出典:佐賀県警察「県内市町別 刑法犯認知件数及び犯罪率「県内市町別 刑法犯認知件数及び犯罪率(令和2年~令和6年確定値)」」
佐賀県で犯罪被害に遭わないために
佐賀県の刑法犯遭遇率は全国で21位となっており、種別によっては遭遇率が高い犯罪もあるため、日頃から防犯意識を高めることが大切です。
性犯罪被害に遭わないために
佐賀県では、不同意性交等の犯罪遭遇率が前年の7位から2位へと悪化し、認知件数も前年の22件から42件と2倍近く増えています。
声かけやつきまといなどの行為の多くは、路上で発生しています。そのため、女性や子どもが一人で歩く際は防犯ブザーや音の出るアプリをダウンロードしたスマートフォンを持ち歩くなどの対策をしておきましょう。また、スマートフォンやイヤホンをしながらの移動は周囲の異変に気づきにくいため避けてください。夜遅くに帰宅する場合は、明るい道や人通りの多い道を選ぶか、タクシーの利用も考えましょう。自宅に帰宅したタイミングに合わせて家に押し入られるケースもあるため、鍵を開ける際は周りに人がいないか確認し、家に入った後すぐに鍵をかけることも大切です。
周囲に不審な人物を見かけたときや被害に遭って困っている人などを見かけた場合は、速やかに警察に連絡しましょう。
大型ショッピングセンターなど人が多く集まる場所でも子どもの犯罪は発生します。トイレなどの人通りが少なく、見通しの悪いところではできるだけ複数で行動し、一人にならないよう伝えましょう。
出典:佐賀県「女性・子どもが犯罪の被害に遭わないために」
警察庁「女性のための安全サポートブック」
警察庁「令和6年の犯罪」
警視庁「令和5年の犯罪」
侵入窃盗に遭わないために
佐賀県では住宅・事業所等への侵入窃盗の被害が多く、住宅侵入盗の犯罪遭遇率は全国9位と高い傾向にあります。佐賀県内で発生した住宅侵入盗の認知件数を見てみると、令和5年は87件、令和6年は144件と大きく増加しています。他人事だと思わずに身近にある犯罪としてしっかり対策を行いましょう。
侵入窃盗の被害に遭わないためには、「鍵かけ」を習慣づけることが1番の防犯対策になります。不在時はもちろん、在宅中やゴミ出しなどのわずかな時間でもドアや窓の鍵を施錠しましょう。
さらに補助錠やセンサー付きライト、防犯カメラを設置するなどして、住宅やの防犯効果を高めるのもおすすめです。
また、会社の事務所や店舗を狙った侵入窃盗にも、センサー付きライトや防犯カメラの設置、窓ガラスの強化は有効といえます。
※CP部品とは、警察庁、経済産業省、国土交通省及び建物部品関連の民間団体から成る「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」において、侵入までに5分以上の時間を要するなど、一定の防犯性能があると評価したドア、窓、シャッター等の建物部品のこと
出典:警察庁「令和6年1~12月犯罪統計【確定値】」
警察庁「令和5年1~12月犯罪統計【確定値】」
佐賀県警察「空き巣対策」
特殊電話詐欺(ニセ電話詐欺)被害に遭わないために
佐賀県ではオレオレ詐欺や架空料金請求詐欺といった特殊詐欺を「ニセ電話詐欺」と呼んでいます。同県のニセ電話詐欺に関する犯罪遭遇率は全国12位と比較的高い水準にあります。県内の令和6年中のニセ電話詐欺の発生状況は架空料金請求詐欺が6割以上、オレオレ詐欺が1割以上を占めていました。
ニセ電話詐欺は、被害者に電話をかけるなどして、詐術を用いて指定した預貯金口座へ現金を振り込ませる、もしくはその他の方法により現金などを騙し取る犯罪を指します。なかでも架空料金請求詐欺は、はがきやメールなどで未払いの料金があると嘘をつき、現金をだまし取る詐欺です。
郵便や電子メール等で心当たりのない料金請求をされたら、すぐに対応せず家族や知人などに相談するようにしましょう。請求された料金について確認したい場合は、はがきやメールに記載された番号に電話するのではなく、一度電話番号をインターネットなどで調べてから電話をかけてください。
また、親族や警察官などを名乗り、嘘の事故や事件を名目に金銭等をだまし取るオレオレ詐欺にも注意が必要です。身近な人や警察官、弁護士などを名乗る人物から電話があり、金銭や個人情報を求められた場合は、一度電話を切り、本人や最寄りの警察署へかけ直しましょう。
高齢のご両親や祖父母がいる場合は、普段からコミュニケーションを取るように意識し、不審な電話がかかってきた場合に備えて身内しか知らない合言葉を決めておくのも効果的です。
<合言葉の質問の例>
- あなたの得意料理は何だっけ?
- 昔一緒に行った旅行だけど、どこに行ったっけ?
- 昔飼ってたペットの名前は何だっけ?
※回答は身内の間で決めておきましょう。
出典:警察庁SOS47「特殊詐欺対策ページ 令和6年中の情勢」
佐賀県「ニセ電話詐欺にご注意ください」
ひったくり被害に遭わないために
佐賀県内はひったくり被害が多く、犯罪遭遇率は前年の32位から令和6年は16位へ大幅に悪化しています。
ひったくりは、犯人がバイクに乗ったまま急接近して犯行に及ぶケースが多く、日頃から注意が必要です。歩行中は、車道側ではなく歩道側にカバンを持ち、肩掛けバッグは体の前に回すなど、取られにくい持ち方を心がけましょう。また、音楽を聴いたりスマートフォンに夢中になったりしていると、バイクが近づく音に気づきにくくなり、被害に遭うリスクが高まります。
さらに、自転車の前かごに入れた荷物が狙われることもあるため、防犯カバーをかけるなどして、ひったくられにくい工夫をしておくと安心です。
住んでいるエリアの犯罪情報の確認方法
さまざまな犯罪被害に遭わないために、住んでいるエリアや引っ越し先などの犯罪情報を確認して、防犯に努めるのも有効です。佐賀県の治安状態をチェックしておきましょう。
防災・安全安心情報システム「防災ネット あんあん」を活用する
佐賀県では、各種防災情や防犯情報等を県が運営する「防災ネット あんあん」で配信しています。お住まいの地域や目的に合わせて配信される情報を選択することができ、火災情報や市町が提供する情報も配信しているため便利です。従来はメールで情報を配信していましたが、現在はスマートフォンアプリで配信されているため、アプリのインストールと登録をしましょう。
防災ネットあんあん
https://esam.jp/
佐賀県警察「犯罪発生マップ」を確認する
佐賀県警察では、月ごとに犯罪発生マップを公開しています。犯罪発生マップには市町別に刑法犯の認知件数や犯罪率などが表で記載されており、どの地域の犯罪率が高いのか色分けしたマップで確認することができます。自身の住んでいる地域やその周辺地域の情報が確認できるので便利です。
犯罪発生マップ
https://www.police.pref.saga.jp/kurashi/bohan/_1527.html
佐賀県警察の公式SNSを確認する
佐賀県警察では、さまざまな公式SNSで情報を発信しています。X(旧Twitter)やLINE、YouTubeなどで佐賀県警察の活動状況やイベント、特殊詐欺・サイバー犯罪対策など動画や画像でわかりやすく紹介しています。気になる情報を気軽に確認することができるため、フォローやチャンネル登録するのも良いでしょう。
佐賀県警察公式SNS
https://www.police.pref.saga.jp/public_sns.html
防犯対策はALSOKのホームセキュリティ
佐賀県の刑法犯遭遇率は全国で21位となっており、種別によっては犯罪遭遇率が高い犯罪もあるため、自身や家族の安全を守るための防犯対策をすることが重要となっています。
自宅のセキュリティを強化し、ご家族や家財の安全安心を確保するには、ホームセキュリティの導入をおすすめします。ALSOKのホームセキュリティは、「セルフセキュリティ」「オンラインセキュリティ」の2種類から選べます。セルフセキュリティでは、お手頃価格でホームセキュリティを実現でき、もしもの時にはALSOKの依頼駆けつけが利用可能です。オンラインセキュリティでは、異常発生時にはALSOKが駆けつけます。さらにスマートフォンを持っているだけで警備を解除し、外出時はワンタッチで警備を開始することができるスマホゲート機能も搭載しています。
また、在宅中も警備をセットできるので、就寝中や一人での在宅時にも安心です。
その他にALSOKでは、家庭用の屋外・屋内対応の防犯カメラもご用意しています。防犯カメラは、空き巣や自転車盗などの不審者の侵入抑止、室内の見守りなどさまざまな場面での防犯に役立ちます。
万が一、不審者が侵入してきたとしても、カメラの映像が証拠となり迅速な対応が可能になります。
ALSOKのホームセキュリティ・防犯カメラは戸建て住宅はもちろん、集合住宅でも導入可能です。相談は無料、専門のアドバイザーがあなたのニーズにぴったりのプランをご提案いたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。
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