空き巣で盗まれやすいものは金目の物だけではない!?

防犯 2026.01.29更新(2020.03.25公開)
空き巣で盗まれやすいものは金目の物だけではない!?

空き巣といえば、現金や高級な宝石、ブランドの腕時計など、金目のものだけを狙うとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際には金目のものだけではなく、一般家庭にあるような意外なものも盗まれることがあり、誰もが侵入窃盗の被害に遭う可能性があります。本記事では、実際にどのようなものが空き巣に盗まれているかを説明し、被害を防ぐための対策についてご紹介します。

目次

現金だけではない?空き巣が盗むものとは

空き巣のイラスト

自宅にブランドバッグや宝石といった高級品を置いていたり、大金を保管していたりする場合、「セキュリティを厳重にしなければならない」と強く意識する方は多いでしょう。
しかし、高価なものが自宅にない場合でも、空き巣に入られるリスクが低いとは言い切れません。一般家庭にあるような品物でも盗まれることがあるため、日頃から自宅のセキュリティを強化しておくことが重要です。

警察庁の「住まいる防犯110番」によれば、住宅を対象とした侵入窃盗で現金以外に盗まれやすい主な品目は以下の通りです。

現金以外の主な被害品
貴金属・宝石等
クレジットカード
キャッシュカード
パスポート
電化製品(パソコン含む)
預金通帳

出典:警察庁「住まいる防犯110番」

クレジットカード・キャッシュカードの暗証番号として類推されやすいものを使用していると、これらのカードが盗まれた場合、不正にお金を引き出されたり、不正にキャッシングが利用されたりするなど、二次被害が発生する可能性が高まります。生年月日や電話番号など、類推されやすい番号の使用は避け、推測されにくい暗証番号を設定しましょう。
どのような家でも空き巣などの侵入窃盗の被害に遭う可能性はありますので、今一度、住宅のセキュリティを確認しておきましょう。

狙われるのは換金がしやすく、持ち運びやすいもの

現金以外に空き巣が目をつけるものの特徴として、以下のようなことがあげられます。

  • 換金しやすいもの
  • 持ち運びやすいもの

運転免許証や健康保険証といった身分証も狙われます。身分証が盗まれた場合には、本人なりすまして消費者金融からお金を借りるなど悪用され、二次被害が発生する可能性があります。
さらに近年では、インターネット上で品物が売買できる「フリマアプリ」が一般的に使用されるようになったことで、買い手がつきやすい衣料品類も狙われています。そのほか、スマートフォン、電化製品(パソコン含む)、個人で収集したコレクション類なども狙われやすいアイテムです。

ストーカーやいたずら目的の場合もある

ストーカーやいたずら目的で侵入されてしまうケースもあります。ストーカー目的で侵入された場合には、一見被害がなさそうであっても、密かに盗聴器や隠しカメラが設置されていることもあり、侵入後しばらくたってから被害が拡大してしまうようなケースもあります。無線LANやインターネット回線を用いて通信を行う機器もあり、最近では、比較的簡単に長期にわたって継続的に盗聴を行えるようになっています。心配な場合には、ALSOKの「盗聴器・盗撮器検索サービス」をご検討ください。

ストーカー目的で侵入被害が発生した場合、犯人が勤務先の所在地や実家の住所などの個人情報を盗み見ている可能性があります。こうした情報をもとに、後日、犯人が勤務先や実家に突然現れるケースも考えられるため、十分な注意が必要です。

侵入窃盗で一番多い手口は「空き巣」

空き巣のイメージ

自宅や事務所などの建物に侵入して金品を盗む行為は、侵入窃盗と呼ばれます。
侵入手口には、家人の不在時を狙う 「空き巣」、家人が就寝中に侵入する 「忍び込み」、在宅中の隙を狙う 「居空き」 があり、いずれも侵入窃盗に分類されます。
警察庁の統計によると、住宅を対象とした侵入窃盗の多くは空き巣が占めています。

居空き・空き巣・忍び込みの違い
居空き 家人が在宅中に隙を見計らって侵入する
空き巣 家人が留守の間に侵入する
忍び込み 家人が寝静まった就寝中に侵入する

居空き・空き巣・忍び込みに向けた防犯対策について詳しくはこちらからご参照ください。

侵入窃盗に狙われやすいのは一戸建て住宅

侵入窃盗の発生場所別認知件数の割合

警察庁「令和6年の刑法犯に関する統計資料」によると、侵入窃盗の認知件数は4万3,036件で、このうち住宅を対象とした侵入窃盗の認知件数は1万6,962件です。1日あたり約46件発生しており、多くの住宅が被害にあっています。
また、警察庁が公開している住まいる防犯110番「データで見る侵入犯罪の脅威」によると、最も多いのが「一戸建て住宅」、続いて「共同住宅(3階建て以下)」、「共同住宅(4階建て以上)」の順となっています。

出典:警察庁「令和6年の刑法犯に関する統計資料」
警察庁「住まいる防犯110番」

侵入窃盗の約3割は、家人が在宅中のときに発生している

住宅で発生した侵入窃盗の手口別割合

次に、警察庁「令和6年の刑法犯に関する統計資料」によると、住宅の侵入窃盗の手口としてもっとも多いのは「空き巣」で全体の64.7%を占めていることが分かります。次いで多い手口は「忍び込み」で24.0%、「居空き」は4.8%となっています。
注目すべきは侵入窃盗の約3割が、住人が在宅中にも関わらず発生している点です。
「居空き」については、家人の食事中や洗濯物を干している時などが狙われやすいといわれています。在宅中であってもドア・窓などの施錠を心がけるようにし、特に誰もいない部屋の窓などは必ず施錠するようにしましょう。

出典:警察庁「令和6年の刑法犯に関する統計資料」

住宅で発生した侵入窃盗の侵入方法別割合

住宅への侵入窃盗の侵入方法別認知件数をみてみると、鍵の閉め忘れである「無締り」が47.8%と全体の約半数を占めています。次いで多いのが「ガラス破り」で30.1%となっています。

出典:警察庁「令和6年の犯罪」

「ガラス破り」の詳細については、次のコラムを参照してください。

ピッキングやサムターン回しなど、いわゆる「施錠開け」の手口は8.5%となっています。
「無締り」が47.8%と非常に多くなっていますが、ゴミ出しや買い物などで「すぐ戻るから」と油断して施錠しなかったことから侵入されるケースも想定されます。ごく短時間の外出でも、必ず施錠を徹底するようにしてください。

侵入窃盗の手口と住宅のタイプの組み合わせのそれぞれについて、どのような侵入方法(無締り、ガラス破り、施錠開けなど)が多くを占めているのかを表にまとめましたのでご参考にしてください。

空き巣 忍び込み 居空き
一戸建て住宅 ガラス破り、無締りが多い 無締りが非常に多い
共同住宅(4階建以上) 無締り、施錠開けが多い
共同住宅(3階建以下) 無締り、ガラス破りが多い

施錠をすることはもちろんですが、きちんと施錠をしていても侵入窃盗に遭う可能性があります。住宅周辺の死角(侵入者が隠れられる場所)を減らす工夫を検討してみましょう。空き巣などの侵入窃盗から自宅と家族を守るために、日頃から「狙われる可能性がある」という意識を持ち、ホームセキュリティ、ワンドア・ツーロック、窓ガラスへの防犯フィルムの貼付などの対策を行うことが重要です。

もし空き巣に入られた場合はどうすればよい?

もし空き巣の被害に遭ってしまった場合は、以下の手順で対応するようにしましょう。

  1. 警察へ通報して外で待機
  2. カード類の盗難被害を確認
  3. 大家さんか不動産会社へ連絡
  4. 保険会社か代理店へ連絡

詳しくは、次のコラムを参照してください。

空き巣の前兆や空き巣が嫌がる家の特徴とは

ここでは、空き巣の前兆や空き巣が嫌がる家の特徴を紹介します。

空き巣の前兆とは?

次の1~3のようなケースは、空き巣の前兆である可能性があります。

  1. 玄関・表札などに不審なマーキングがあった。
  2. 不審な電話がかかってきた。
  3. 自宅付近で不審者を見かけた。

詳細については、次のコラムを参照してください。

空き巣の嫌がる家の特徴とは

空き巣の嫌がる家の特徴とは

空き巣が嫌がって侵入のターゲットにしない家には特徴があります。

次のような家は、侵入窃盗のターゲットから外されることが多いでしょう。

  • 補助錠が設けられている(ワンドア・ツーロック)。
  • 地域の住人がよく通りかかる場所にあり、住宅周辺に死角(姿を隠せる場所)がない。
  • 侵入するまでに時間がかかる。
  • セキュリティシステム、防犯カメラ、センサーライトなどが設置されている。

近所の人がよく通りかかる場所にあって、住宅周辺の見通しが良く、死角(姿を隠せる場所)がない家の場合、犯人は自身の姿を通行人などに見られることを嫌うため、侵入窃盗のターゲットになりにくくなります。
一方で、駅近くや繁華街など不特定多数の人が良く通る場所にある家は、周囲で人がうろうろしていても通行人から注意を払われることも少なく、また、犯行後は人混みに紛れて逃走を図りやすいため、侵入窃盗に遭うリスクは決して低くないので注意が必要です。

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空き巣被害に遭わないためにも、空き巣が嫌がる家づくりを心掛けましょう。ご家族や家財の安全・安心のために、住宅を守るホームセキュリティを導入することをおすすめいたします。

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執筆:ALSOK株式会社

「安全・安心」を皆様にお届けするため、セキュリティのプロフェッショナルであるALSOKが編集しています。日常生活に潜む危険から身を守るための防犯対策、突然の災害に備える防災情報、ご高齢者やお子さまのみまもりまで、暮らしに役立つ確かな情報を分かりやすく発信しています。

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